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★気をつけてね

2013年1月 1日 (火)

★気をつけてね

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★MRSAって、聞いたことありますか?
★2人目の余裕?が落とし穴!
★おっぱいと蜂蜜
★ドラッグストアでの無料育児相談は?
★新生児期の昼夜逆転の悪循環
★注意すべき吐乳とは?
★乳房を揉みながら授乳は止めてね!
★夜中は腹持ちをよくするため、ミルクを足すといい?
★気をつけてね★結婚式シーズン到来!
★気をつけてね★サカザキ菌は、日本国内にも居ますから。
★気をつけてね★立て抱き授乳の注意ポイント
★気をつけてね★冷たいものの摂り過ぎ
★気をつけてね★ミルクを与えてからおっぱいを与えるぅ?
★へんてこりんな保健指導1
★へんてこりんな保健指導2
★へんてこりんな保健指導3
★へんてこりんな保健指導4
★へんてこりんな保健指導5
★気をつけてね★貴女の赤ちゃん、歪め飲みしていませんか?
★もう直ぐお正月♪
★ウチの赤ちゃん良くネンネする良い子です。(生後2週間)
★乳房が張り過ぎて飲めない!
★ミルクの調乳に外国製ミネラルウオーターはNGです!
★混合栄養・・・おっぱいはミルクの前?後?
★母乳育児の「トンでも」情報に惑わされないでね。
★赤ちゃんの紫外線対策。
★赤ちゃんの虫除け対策。
★赤ちゃんの暑さ対策。
★花冷えの季節です。保温に注意。
★集団健診の際の最低限のマナーとは?
★早飲み出来るよう、竹串を刺してお鍋で茹でる?
★露天プールに行ってもいいですか?(7ヶ月)
★指しゃぶりにご執心で、視線を合わせてくれません。(4ヶ月)
★流し込み直母にご用心!
★新生児の低体温にご用心!
★何のための省エネなのか?
★前クロス式のおんぶ紐の正しい使い方。
★汗掻きっ子には一日一回は行水してやってください。
★おしゃぶりを止めるにあたり注意すること。
★3歳以下の幼児に起こる牛乳貧血とは?

2012年10月17日 (水)

3歳以下の幼児に起こる牛乳貧血とは?

当ブログでは、かつて牛乳に関する記事(某講演の引用とSOLANINの感じたこと)を書きましたが、講演主催者(?)や酪農関係のお仕事の方を中心に強烈な圧力やバッシングを受けた経緯があります。
それ以降牛乳に関する記事はめっきり書く気が失せてしまいましたが、一般常識として知っていて欲しいことなので、この記事を書きます。

おっぱいを飲まなくなった幼児、それも3歳以下のお子さんに、「牛乳はカルシウムが豊富だから」「子どもがお茶を好まず牛乳だったら飲んでくれるから」「甘いジュ―スをあげるよりはマシだから」等の理由で欲しがるままに与えるのは止めてください。
なぜなら、牛乳には鉄分の含有量が極端に少なく(100ml当り0.1mg)、鉄分の吸収を阻害するカルシウムが多く含まれています。
お茶代わりの感覚で、多量摂取(おなかが一杯になり、三度の食事に支障を来たすくらいのガブ飲み。大体600ml以上/日)を継続すると、食事バランスが崩れることも相まって重度の貧血になる恐れがあるからです。

乳幼児が貧血になると、早急に治療をしなければならない理由や、だからと言って、フォローアップミルクを飲ませればいいんでしょ?ではないことも、過去記事に沢山書いておりますので、読者のみなさんはご存知ですよね?

また、余談ですが、昔(10年以上前?)粉ミルクの代替えとして、安価な低脂肪乳を白湯で薄めて赤ちゃんに飲ませ続け、結果、赤ちゃんが重症貧血になった症例に遭遇したという話を最近ある方面から聞きました。
一種の虐待ですかね・・・恐ろしい話です。

※ご注意
SOLANINは、絶対に幼児に牛乳を飲ませてはいけないというつもりはありません。
常時当ブログをご訪問いただいている読者のみなさんであれば、充分この記事の文意を斟酌していただけると期待しています。
SOLANINの記事をまだ読み慣れていない読者のみなさんは、くれぐれも飛ばし読みをして早トチリをしたり、無闇にテンパったりしないでくださいね。

何故こんなことを申し上げるかというと、困ったことに、過去に牛乳(やミルク)に関する記事を書くと、捨てID使ってまで当ブログを炎上させようと画策する悪意のある人が出現したからです。
また、アラシらしき人が訳知り顔でコメントしてきます。
そういう人達に惑わされないように気をつけてください。

一般的な乳牛の搾乳環境や牛乳生産の工程を理解したうえで牛乳を嗜むのは各自の自由だと思います。
スタンス的には、牛乳の栄養価を否定する気は毛頭ありませんが、逆に過剰評価して、浴びるように飲むのは如何なものかという・・・つまり中庸です。

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2012年9月12日 (水)

おしゃぶりを止めるにあたり注意すること。

当ブログの読者さんの場合、おしゃぶりを使っている方は少数派だとは思いますが、おしゃぶりの弊害を考えると、出来るだけ早く止められることをお勧めします。
しかしながら、習慣化とは恐ろしいもので、以下は使い続けて、例えばハイハイで自由に動けるようになる頃まで使っていた人の話ですが、おしゃぶりを隠した日には、それこそ物狂いのように家中をグチャグチャのガサ入れされる波目になります。
キャビネットの引き出しからゴミ箱まで、大泣きしながら捜索作業が続きます。

止めさせるにあたり、おしゃぶりを或る日突然、一方的に隠すor捨てるのは、お母さんのエゴです。
お母さんの都合(例:「お酒が飲みたいから」「預ける時に泣かれるから」等)だけで、或る日突然、一方的に断乳するのと同じです。
それはあんまりです。
可哀想過ぎます。

止めるのであれば、せめて、「おしゃぶりって長く使っていたら、壊れることもあるんだって。」と伝聞調でいいですから、《1ヶ月くらい前から事前情報を告知》してやってください。
そして、《おしゃぶりが壊れた》状況を作ってください。
何箇所か少し切れ目を入れたり、明らかに吸い心地に違和感が出るように。
「ずっと使っていたから壊れたんだね。」と、繰り返し声掛けしてあげましょう。
執着が強い赤ちゃんであれば、《新しいおしゃぶりを1つだけ買って》あげてください。
買う際の注意ポイントは、それまで使っていたおしゃぶりとはメーカーから形から大きさから素材から何から、似ても似つかないものを選ぶことです。
で、赤ちゃんにしゃぶって貰うのです。
赤ちゃんのお口は敏感ですから、「ええっ?何これ!」(怒)になる筈です。
しゃぶって引っ張り出して眺め、また口に入れという作業を何度も繰り返し、終いには、「これじゃないってば!」と、涙目になるかもしれません。
「あ~、やっぱりダメか。でも、前と同じのは見当たらなかったんだよね。」くらいは呟いてもらっていいです。

つまり、《どうにもならない》状況を作ってください。
そして、「こんなのは使えないよね。」
「仕方がないから捨てちゃおうか?」
「おしゃぶりはもうバイバイだね。」と、繰り返し囁いてください。

次に、赤ちゃん自らゴミ箱にポイしてもらいます。
切れ目の入った以前から使っていたのも、新しく買ったミスマッチなおしゃぶりも・・・です。
この際のゴミ箱は、外用のゴミ箱です。

そして、収集日にパッカ―車がやって来る直前に、集積場所に壊れたおしゃぶりの入ったゴミ袋を一緒に運び、パッカー車が収集を終えて走り去るのを見届けさせてやってください。
外用ゴミ箱にポイしてから収集されるまでは、記憶が薄れないように同じ日にしてください。
「もう、おしゃぶりは家にはないよ。」
「新しいのもダメだったから捨てちゃったしね。」
「○○ちゃんはポイしてバイバイしたもんね。見てたもんね。」と、繰り返し言い聞かせましょう。

“口封じ”が消失したら、やたらと賑やか(うるさく?)になりますが、それは織り込み済みですよ。
おしゃぶりにバイバイしたものの、暫くは口寂しいのでグズグズがあるかもしれません。
出来るだけ抱っこや優しい声掛けをして、気持ちを満たしてあげましょう。
また、ダラダラ喰いだけはさせないようにしましょうね。

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2012年9月 6日 (木)

汗掻きっ子には一日一回は行水してやってください。

9月に入りましたが、まだまだ暑いですね。
汗疹も発現にもまだまだ注意が必要です。
この時節、おっぱいの最中に、頭髪びっしょりになるくらい汗掻きまくっているお子さん、少なくないと思いますから。
石鹸を付けて洗うのは入浴時(沐浴時)だけで結構ですが、それ以外に一日に一度でいいですから汗掻きっ子にはベビーバスやお子様プールにぬるめのお湯を張り、サブ~ンと浸からせてやってください。
大人だって炎天下で外仕事したら、滝汗状態になるから、シャワー浴びたい時ってありますでしょ?
ぬるめのお湯にサブ~ンと浸からせてもらえば、気分爽快になりますよ。
時間ですか?
汗取りの意味でしたら5~10分で充分ですよ。
押さえ拭きして、保湿ローションを塗るのも忘れないでね♪

勿論、溺れたら大変ですから、お座りや立っちが出来る月齢であっても、くれぐれもお子さんの傍を離れないでね。

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2012年3月 6日 (火)

前クロス式のおんぶ紐の正しい使い方。

いわゆる(後ろ)おんぶ紐は、赤ちゃんの頸が据わったら使用できるようになります。
前クロス式のおんぶ紐の代表選手は昔ながらのおんぶ紐です。
おばあちゃん・ひいおばあちゃん世代は愛用された方も少なくないと思います。
最近流行のエ○ゴなどに比べて軽く、取り扱いも簡単なので、若いお母さん世代でも見直されているようですね。
前クロス式のおんぶ紐を使用する際に気をつけていただきたいことは、ズバリ「普通の前クロスをしないように装着してほしい。」ということです。
・・・むむっ?意味が分かりませんか?
当たり前ですが、普通の前クロスをすると、乳房基底部に近い内側~上側にかけての部位をおんぶ紐で持続的に圧迫することになります。
赤ちゃんは日々発育されますし、家事を捗らせたい時や寝かしつけにおんぶをされるお母さんにとって、その部位を圧迫する負荷は相当なものとなります。
分かり易く言えば、普通の前クロスをしておんぶ紐を装着すると、添い乳を多用している方と同じような乳房コンディションになってしまうのですね。

つまり、乳房基底部に近い内側~上側にかけて飲み残しが累積していくような感じで、硬結(=しこり)を形成し易くなるからです。
ですので、前クロス式のおんぶ紐愛用者の方は、おっぱいトラブルを回避するために前クロスのやり方にひと工夫していただきたいのです。
具体的には、俳優の中○彬さんは、昔からスカーフやネクタイをグルグルに捻っておられますが、前クロス式のおんぶ紐を鎖骨のすぐ下あたりでから捻り始め、乳房の下縁から拳骨一つ分下の位置まで捻ってから固定してください。
そうすれば、乳房基底部の内側~上側にかけての部位の圧迫は免れますので、快適に装着できます。
母乳育児中のお母さんは、是非そのようにしてくださいね。
ちなみにおばあちゃんは、母乳育児については過去完了形なので、装着につきましてはバッテンでもなんでも構いませんです。
また、余談ですが、前クロス式おんぶ紐を愛用されるお母さんは、普段から月齢にかかわらず授乳時はフットボール抱きを多用されることも推奨します。

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2012年2月 3日 (金)

何のための省エネなのか?

~この記事の内容は、SOLANINの住まいから遠く離れた、知り合いの助産師からの又聞きです。~

正常新生児として生まれ、問題なく退院され、退院後は、2週間健診まで一歩も外出したことがないのに、低体温になった赤ちゃんがいらっしゃったそうです。

単純なことですが、退院後のお住まいが寒かったからです。
山間部にお住まいで、冬場で雪がちらつくような気候なのに、お母さんの話によれば、
「夜間は省エネで、暖房用のエアコンを切っていた。」そうです。
「昼間はエアコンを付けていたので、寒暖計は20℃はあったと思います。」と、お母さんは仰ったそうですが、昼間でも授乳時は肌寒く、カ―ディ―ガンや半纏が手放せなかったとのことです。
ということは、いわゆる体感温度は20℃ではなかったと推察されます。
恐らく、カ―ディーガンや半纏を着ないと肌寒いという状況は、せいぜい18℃です。

百歩譲って、オトナはそれでいいかもしれません。
でも、新生児には耐えられない寒さである場合も否定できません。
ちなみに、その赤ちゃんは来院時に皮膚温が上手く測定できず、おかしいな?ということで、直腸温を測定したら、33.8℃だったそうです。
当然ですが、その赤ちゃんは哺乳力も減退し、活気に乏しく、体重は退院時から激しく減少していたとのことです。
しばしば、SOLANINが記事中で言うトコロの「寒中我慢大会に参加中」という状態だったのですね。(怖)
(知人の助産師は一瞬、虐待を疑ったとか。)
「正常新生児だったら、体温維持のための褐色細胞があるのでは?」ですって?
そりゃあ、ありますよ。
でも、いつまでもあるわけじゃないのですよ。
大体ですが、長くみて2週間がリミットでしょうね。

もちろん、冬場だからといって、闇雲に室温を上げて、赤ちゃんに汗疹が出来るほど暖かくするのはどうかと思います。
しかし、マジで赤ちゃんの生命が危ぶまれるような
省エネって、どんな意味があるのでしょうか?
根本的なトコロで、何かが掛け違えられているような気がしてなりませんでした。
知人の助産師は、コンコンとそのお母さんを説教して、新生児にとって保温がどんなに大切かということを説明したそうです。

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2011年12月17日 (土)

新生児の低体温にご用心!

他の季節ではまずお目にかかることは無いのですが、こと、冬になると低体温症になってしまう新生児が出現することがあります。
(低体温症の定義は直腸温が35℃以下に低下した状態です。)

今更ながらですが、新生児の腋窩の体温は36.5~37.5℃と、オトナよりも0.5℃ほど高めであることはみなさんご存知かと思います。(参考までに、直腸温は腋窩で測定する温度よりも若干高いのが普通です。)

しかしながら、低体温症の新生児が出現するということは、保温の重要性を聞いてはいても、自分には関係ない話だと思い込んでいらっしゃるのか、今一つ真摯に受け止めていただいていないからなのでしょうね。
「お家の中に居るのだから体温が低くなる筈がない!」
「暖房しているから大丈夫!」という過信があるのでしょうね。
隙間の多いお家にお住まいだったり、断熱性の低い古いお家に里帰り中の場合、低体温に注意してください。
該当者のお母さん、毎日最低2回は新生児の体温測定をしていらっしゃいますか?
お部屋の温度は常に20℃をキープ出来ていますか?
お母さんがフリースや半纏を着ないと寒かったり、靴下を履いても足先がなかなか温かくならない時は、多分20℃未満の可能性大です。
赤ちゃんがネンネをしているお布団にはアンカや湯たんぽを入れていますか?
体温測定され、仮に36.5℃あったとしても、前腕や脛や脹脛(ふくらはぎ)がお母さんの手よりもひんやりしていたり、前腕や脛や脹脛が紫色になっていたら、新生児は、寒中我慢大会に参加中ということになりますよ。

低体温がなぜいけないのかと申しますと、酸素消費量が増加して代謝性アシド―シス(血液のpHが酸性に傾いた状態)になりやすいからです。
そうなるとかなり体力を消耗しますから、新生児は元気がなくなり、おっぱいも飲めなくなってしまいます。
進行すれば不整脈が出現したり、意識が混濁してきたり、痙攣を起こすこともあり、決して大袈裟ではなく生死を彷徨うこともあります。
「新生児には褐色脂肪細胞があるから、熱産生ができるのではないか?」と、仰る方もいらっしゃるようですが、それには限りがありますからね。
使い果たしたら“そこで終了”なのですよ。

新生児が必死にならなくても体温維持が出来る環境を整えて行きましょう♪

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2011年12月 9日 (金)

流し込み直母にご用心!

通常、効果的な乳頭刺激が無ければ、おっぱい生産の起動スイッチは入りません。
しかし、ごくたまに、最初から「何故こんなにおっぱいの出がいいんだろう?」と、いうくらい、おっぱいがジャカジャカ出てくるラッキーなお母さんがいらっしゃいます。

赤ちゃんの吸啜刺激はまだ大したこと無いレベルだし、どう考えても辻褄が合わないというか嬉しい誤算でおっぱいがジャカジャカ出る・・・現役おっぱい星人のお母さん&助産師のみなさん、そういうご経験はおありになりませんか?
産褥入院中、つまり、新生児ちゃんの吸啜力は発展途上ですから、特に流し込み直母の疑いが濃厚であればあるほど、フィンガーテストをしても舌の巻き付けや歯茎の扱き方が覚束ない状態です。
流し込み直母の疑いが濃厚な新生児ちゃんの場合、吸啜というよりも出てきたおっぱいをゴックンと嚥下しているだけであることが多いのです。
早産児や低出生体重児であれば、尚更です。

それでもまぁ、量は確実に飲めているわけですから、赤ちゃんの体重はぐんぐん増えます。
早産児や低出生体重児であれば、当初の入院予定よりも何日も早く退院の目途が立ちます。
大変おめでたいことです。
おっぱいが沢山出ることにケチを付ける気は毛頭ございません。
しかし、花の命は短いように、流し込み直母が実践できる期間は、さほど長くはないのですね。
SOLANINの知る限りでは、短いと2週間、長くて3ヶ月ってトコロです。

そして、注意していただきたいのは、軽度の流し込み直母(≒浅飲み)であれば、乳頭損傷が長期化しますし、重度の流し込み直母であれば、仮性陥没や扁平や短小乳頭のような難易度の高い乳頭であるのに、不気味なくらい乳頭損傷が皆無ということもありえます。

流し込み直母はそもそも乳頭刺激が極端に少ない状態ですから、その期間を過ぎれば、ダダ~ンと分泌低下が起きます。
赤ちゃんの体重増加度も、錐揉み状態で急降下することが予測されます。

そうならないためにはどうしたらいいのか?
まずは、助産師が目の前の新生児ちゃんが流し込み直母していないかどうか、見極めてあげてください。
状況証拠的にブラックに近いグレーだったら、ご面倒でも毎回の直母前に、乳頭刺激を与えるように教えてあげてください。
その赤ちゃんがまともに吸啜できるようになるまでは、地道に用手で乳頭刺激するしかありません。
目先の哺乳量の多さに惑わされないようにしましょう。

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2011年9月 1日 (木)

指しゃぶりにご執心で、視線を合わせてくれません。(4ヶ月)

<ご相談内容>
ウチの赤ちゃんが指しゃぶりをするようになりました。
最初は拳骨を舐めまわし、色々な指をしゃぶる段階を経て、現在は左手の親指くんにご執心です。
現在4ヶ月ですし、発達段階として理解しています。
ウチの赤ちゃんは舌小帯短縮症もあるから、ベロのストレッチをしているのねぇ~とも、受け止めています。

ただ、気になるのは、指をしゃぶっている時って、機嫌は悪くないのですが、誰とも視線を合わせてくれないのです。
お顔を覗きこんでも、抱っこをしても、何処か遠くを見つめて、一心不乱に指をしゃぶります。
最近はささっとおっぱいを飲み終わるやいなや、左手の親指くんを美味しそうに吸いまくっています。
放っておいていいものなのでしょうか?

<SOLANINの回答>
過去記事をしっかり読んでいらしゃるようですね。
発達段階のこと、ベロのストレッチのこと、きちんと受け止めていらっしゃる。
確かに愛情いっぱいに育てられても、お腹いっぱいでも、指しゃぶりをする赤ちゃんは居ます。
指しゃぶりをして大人しくしてくれることで、家事が捗ったり、勝手に眠ってくれたりすることもあるでしょうから、お母さんとしては助かると言えば助かるのでしょう。

でも、お母さんが、赤ちゃんのお顔を覗きこんでも、視線が合わず、抱っこをしてもずっと指をしゃぶっているのは、気になりますね。
何となくですが、本来お母さんが大好きな筈の赤ちゃんが、自分の殻に引きこもっているような、心を閉ざしているような印象があります。
SOLANINは、指しゃぶりはともかく、この時期の赤ちゃんがお母さんと視線が合わないことが、どうにも気になります。
改善策として、赤ちゃんが視線を逸らせたら、その視線を追いかけ続けるのを遊び感覚でやってみませんか?
最初は何回も視線を逸らし続けるでしょうが、お母さんが構ってくれていることを認知出来れば、目が笑う筈ですよ。
そして、意識して見つめて、いっぱい語りかけてくださいね。

指しゃぶりをするのはひとまず置いといて、赤ちゃんが視線を合わせてくれるように、日々努めてみてくださいね。

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2011年8月 2日 (火)

露天プールに行ってもいいですか?(7ヶ月)

<ご相談内容>
7ヶ月の赤ちゃんの母親です。
完母です。
現在ベビースイミングに通っていますが、いわゆる露天プールに連れ出して、母子で楽しんでも大丈夫でしょうか?
つまらない事を聞いて済みません。
あまりにも暑い日々なので。
私は元々、泳ぐのが好きなので・・・どうなのかと思って。

<SOLANINの回答>
ううむ・・・7ヶ月ですか。
実は私もその頃から、長男をベビースイミングに連れて行ってました。
しかし、さすがにその頃はまだ露天のプールには行っていませんでしたね。(汗)
場所にもよるのでしょうが、お客さんが多過ぎて、芋の子を洗うようなプールだって有りますからね。
露天ということは、陽射しだって相当強いですよ。
プール熱に感染するリスクだって高まりますよ。
それに、日によっては水温が温水プールより低い可能性だってありますからね。
水に浸かる時間にもよるのでしょうが、お母さんのカラダが、冷えちゃいますよ。

ずっと前ですが、当ブログでも、「海水浴も乳児期は避けた方が良いですよ~」という記事を書いたような気がします。
プールによっては、おむつが外れていないお子さんはご遠慮くださいというトコロもあると聞きますし。
残念ですが、今年の夏は露天プールは、見送った方が無難だと思いますよ。

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