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★哺乳ストライキ

2013年1月 3日 (木)

★哺乳ストライキ

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★哺乳ストライキ1
★哺乳ストライキ2
★哺乳ストライキ3
★哺乳ストライキ4
★片方からしか飲んでくれなくなった!
★哺乳ストライキ5
★哺乳ストライキ6
★哺乳ストライキ7
★哺乳ストライキ8
★急に飲みつかなくなったんです。(涙)
★やっと完母に近づいたのに、断乳したら?とO式で言われ・・・
★テンパッた泣き方の時の宥め方は?
★おっぱい中は兄姉を「大声で」叱らないでね。
★咥えるのを焦らしたら、触るけど飲まなくなった!(1歳3ヶ月)
★レアケースな哺乳ストライキ。

2011年10月11日 (火)

レアケースな哺乳ストライキ。

通常、哺乳ストライキというモノは、おっぱい(母乳)に対して起こります。
つまり、赤ちゃんは哺乳瓶からのミルクは美味しそうにゴクゴク飲みます。
反対に、おっぱいは頑として拒否ですから、お母さんの存在を拒否しているかのようです。
なので、お母さんの精神的なダメージはとてつもなく大きいです。

しかし、稀ではありますが、赤ちゃんが哺乳瓶からミルクを飲むのを拒否することがあります。
この場合、おっぱいに対しては赤ちゃんは目がハートマークになりますから、ミルクを止める踏ん切りがつかずでほぼ完母の混合栄養中のお母さんにとっては、渡りに船かまた、と思います。
母乳寄りの混合栄養中で、ミルクの補足が100ml程度/日の場合、月齢を問わず頻回直母で乗り切っていけば、脱・ミルクでも差支えないことは多々あります。

逆に、母乳分泌が今一歩で体重増加不良となり、ミルク寄りの混合栄養を余儀なくされている場合、緊急事態発生です。
離乳食開始前でしたら、月齢を問わず頻回直母を頑張りつつ、あの手この手でミルク補足を復旧していくことが望ましいです。
離乳食開始後でしたら、進みや食べっぷりにもよりますが、可能であれば、嫌がるミルクを強要するのではなく、離乳食を着々と進めるのが現実的ですね。

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2011年6月26日 (日)

咥えるのを焦らしたら、触るけど飲まなくなった!(1歳3ヶ月)

<ご相談内容>
生まれてからずっと、母乳の出が悪く、体重の増えが少なかったため混合栄養(母乳8:ミルク2)でしたが、離乳食の進みと共にいつもお世話になっているO式のセンセイとも相談し完母になりました。
当初は小粒ちゃんだった我が子も、離乳食の進みと共に徐々に体重も増え1歳3ヶ月の現在は丁度真ん中近くにまで育ってきました。
1歳を過ぎたころからおっぱい星人と化した我が子はおっぱいがもらえると分かった時は狂喜乱舞です。(笑)
O式のセンセイから「1歳を過ぎてから母乳育児は楽しくなるのよ。」と聞いては居ましたが、「ホンマかいな~?」と思っていた0歳児の頃が懐かしいくらいです。

さて、先日おっぱいを飲んでいる最中に例によって外したり咥えたりと遊び始めたので、何の気なしに咥え直そうとするのをフルリフルリと交し続けていたのです。
すると、その後なんだか恥ずかしそうな表情で笑い、その数秒後おっぱいを咥え直奏としたら、全く飲まなくなってしまったのです。(汗)
触ったり、おっぱいを見てニヤニヤ笑うのですが、顔に近付けても逃げてしまいます。
その後数時間、どんなに進めても駄目で無理やり口の中に入れても嫌がって舌で押し出します。
まるで厭な食べ物を口に入れられたみたいに。
「えっ?これで卒乳?まさか!こんなことで?」と、私は半泣きになり「おっぱい飲んでよ~。」と我が子にせがんでしまいました。
するとその時、私のおっぱいがピューと出てきたのです。
そのおっぱいを半開きの我が子の口に注入すると、少し味わい、そして、意を決するかのように両眼をギュッとつむり、普通に再び乳首を咥え始めたのです。
もう飲んでもらえないのかと、ヒヤヒヤしたし、焦りましたが、それからは普通に飲んでくれました。
あれはなんだったのでしょうね?

<SOLANINからの回答>
おっぱい星人に変身してから、ホントにおっぱいが好きで、自由自在に飲んでおられたのですね。
栄養の主体がお食事になってからの年代のお子さんにとってのおっぱいは癒しであり娯楽でもあるのですね。
もちろん遊びが過ぎたら、「もっとまじめに飲んでよ。」「そんなに遊ぶなら1回仕舞っちゃうからね。」は、当然言っても良いです。
しかし、いつでも安心して飲めると思っていたおっぱいを、焦らされたら、何となく「あぁ、もう飲んだらいけないのかな?」という風に思ってしまうことがあるのです。
困ったことに子どもというのは勝手なもので、自分で遊んだり噛んだりするくせに、お母さんから叱られたり焦らされると、結構堪えるのですよ。
そう、つまりこれは、怒りを露わにこそしませんが、何となく悲しくなって、「もういいや!」と、臍を曲げたのですね。
なので、今回の事件は卒乳ではなく、哺乳ストライキだったのです。
幸いお母さんの熱意と涙(?)が効を奏して、数時間後に復旧されて良かったです。
きっと、お母さんが想像するよりも、繊細な感性をお持ちのお子さんなのでしょうね。

1歳を過ぎてからは、本当におっぱいの醍醐味を満喫できると思います。
この楽しみを知らずして断乳するのは勿体ないと常々思っている今日此頃ですが、相談者さんにもあと何ヶ月か何年か先に必ずやって来る卒乳の時期まで、この素晴らしい期間を満喫してくださいね。

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2011年3月15日 (火)

おっぱい中は兄姉を「大声で」叱らないでね。

兄姉のいる赤ちゃんのお母さんは、一度は経験しておられるでしょうが、おっぱいの最中、兄姉がふざけたり、赤ちゃんの周りをグルグル走ったり、ベタベタくっついたりすることがあるかと思います。
あまりにもしつこかったり、煩さかったり、赤ちゃんが危ない時もあるから、もちろんそういう時は叱らなくてはなりませんね。
でも、「大声で」叱るのだけは避けてくださいね。

赤ちゃんはとても繊細ですから、お母さんがおっぱいの最中に兄姉を「大声で」叱ると、ビックリします。
俄かには信じ難いでしょうが、自分がおっぱいを飲むことで叱られたと勘違いしてしまう、おっちょこちょいさんが居るからです。

そうなると大変です。
①おなかが空いているのに、突然に乳首を咥えられなくなります。
(咥えられたとしてももいつものように吸啜が出来なくなっているので、まともに飲めません。)
②乳首を咥えられなくなった自分に焦り、ギャン泣きします。
③クタクタに疲れ果て眠るまで泣き続けます。
④起きてもやはり乳首を咥えられません。
その繰り返し。(ふたたび①へ・・・)

「あなたを叱った訳じゃないのよ。」と目を見つめながらお話ししてください。
一瞬、「こんな些細なことで・・・」と思うようなことが実は哺乳ストライキの原因だったりするのです。
赤ちゃんにおっぱいをあげる時は周囲で暴れないことを、予め兄姉に繰り返し教えていきましょう。

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2010年4月13日 (火)

テンパッた泣き方の時の宥め方は?

(注)最強母乳外来・フェニックスにて「テンパッた泣き方の時の宥め方は?(改訂版)」が公開中です。
最新の内容は上記にてご確認ください。


以下、過去記事。

おなかの空いた時や、気が向いたときでなければ、おっぱいを勧めてもギャンギャン泣いて仰け反って嫌がって・・・となると、お母さんとしては暗澹たる気持ちになってしまいますよね?
舌を前に出して乳首を巻きつけてくれないと、おっぱいは飲めないのに、舌を引っ込めたり巻き上げてしまったら、余計飲めなくなってしまいます。

最初の頃は曲がりなりにも飲めていたのに、満腹中枢が形成してくる頃になると、酷くなる赤ちゃんが居られます。
気難しくなったのか?という印象さえ受けると思います。

こういう場合はまず咥えさせるための格闘をお休みして、横抱っこをしましょう。
出来るだけ赤ちゃんの背中が「真っ平ら」になるような横抱っこです。
基本的に赤ちゃんの抱っこは背中が丸々になる抱っこをするのが普通ですが、気難しくなったのか?という印象を受ける赤ちゃんは私の経験から言わせて貰うと、背中が丸々になる抱っこはあまり好まないようです。

このままでは、ギャンギャン泣きは止まりません。
次に肩幅よりも少し広く脚を空けて立ちます。
そして、太腿の内側を寄せるようにして、膝頭がくっつくまでしゃがむような姿勢をとります。
そう、赤ちゃんを「真っ平ら」に抱っこしたままスクワットみたいにそれを繰り返すのです。
したらば、あら不思議。
赤ちゃん泣き止みます。
我に返ります。

半分哺乳ストライキが入ってるんぢゃないのか?と疑惑がある場合は長泣きしますから、この方法を知っていれば宥めるのが早く出来ます。

赤ちゃんが我に返ったら、目を見て語りかけます。
その後は、タイミングが合えば、おっぱいを吸ってくれますよ。
試してみてね♪

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2010年2月 1日 (月)

やっと完母に近づいたのに、断乳したら?とO式で言われ・・・

<ご相談内容>
新生児のうちは直母が出来ず、搾乳10ml/回から頑張ってました。
2ヶ月を過ぎ段々直母が出来るようになり、今は授乳は8~9回/日(うち1回のみミルク補足70~100ml)に抑えられるようになり、嬉しく思っていました。
それが数日前から突然赤ちゃんが哺乳ストライキ?になってしまいました。
全力で嫌がるようになってしまったのです。
少し機嫌が良い時だけ、ちょこっと飲んでくれるのと、寝ぼけた時に頻回に飲んでもらってますが。(嫌がったら直ぐ止めて、溜まりすぎてたら搾って排乳してますが。)
今のところ、赤ちゃんの体重減少はありません。
それで、このままではおっぱいの分泌が少なくなるのではないか・と心配で、O式にマッサージしてもらいに行きました。
そして、そこの助産師から「古い母乳が相当溜まってますね。ここまでガチガチになったら、中々改善しないでしょう。そのため乳房の殆んどの組織が機能しない状態です。よくここまで頑張りましたね。でも、このまま嫌がって飲まなかったら断乳してミルクに切り替えるのもひとつの方法ですね。」という旨の事を言われました。
またこの日、「赤ちゃんは舌小帯短縮症ですね。それが原因で飲み残しが多くなり、古い母乳が溜まったのではないかしら?」とも言われました。

確かに生まれた時からおっぱいの飲み方が下手っぴちゃんで、周りの赤ちゃんが羨ましくて仕方ない日々ガ続いたけど、毎日毎日おっぱい戦争と向き合ってきて凄く頑張って1日のおっぱい分泌量も700ml近くまで増えてきたのに断乳を勧められるなんて・・・夫婦とも赤ちゃんのおっぱいを飲む顔が大好きだし、SIDSも気になるし、出来ればおっぱいを続けたいです。
O式のセンセイが仰るのだから、マッサージやお食事では持ち直せないんでしょうか?

<SOLANINの回答>
乳質管理は乳房治療手技といって、O式のセールスポイントで、お食事の内容や摂取方法にも細かい作法を要求されます。
そうして定期的な通院を勧められることが多いです。(そうでないO式のセンセイもちらほらおられることは伝え聞いておりますが。)
哺乳ストライキになって初回の乳房マッサージで「乳質不良だから、断乳?」って、天下のO式がそんなことを言って良いのでしょうか?
理解に苦しみます。
赤ちゃんが舌小帯短縮症であっても、適したポジショニングやラッチオンが出来るようになれば徐々に上手な直母は出来るようになってきます。
ここまで頑張ってきたお母さんと赤ちゃんを見捨てるようなことを言うのは看護の精神にそぐいませんね。
古いおっぱいは美味しくないことは私も知っていますが、申し訳ないけど赤ちゃんにはそれを一時は曲げてでも飲んでもらわないと先に進まないですね。
乳房マッサージで乳質は変えられるのでしょう?
だったら変えられるようにケアしてあげるのがO式の助産師の役目ではないでしょうか?
おっぱいって搾らなかったら1週間で枯れる方もおられるくらいデリケートなんです。

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2010年1月17日 (日)

急に飲みつかなくなったんです。(涙)

元看護師さんのお母さんが★病院の母乳外来を受診されました。
1ヶ月くらい前から急におっぱいに飲みつかないとのこと。
今回は3人目さんですが、実は1人目さんの時も途中から急に飲みつかなくなったとか。(で、1人目さんは混合⇒完ミになったそうです)
今回は哺乳瓶も嫌がる有様で、直母がほぼ不可能で、困り果てておられました。
生後85日目でしたが、頸がしっかり据わっておられ、発達の早い赤ちゃんでした。
元来チョコレート好きなお母さんで、ヤバいなと思って注意を促していましたが・・・
それと、ここ1か月内に水痘とおたふくのダブル罹患状態だったとか。
耳下腺周辺が痛かったのかな?
寝ぼけた時は飲みつけるので、「寝ぼけ作戦」と、後は乳頭混乱の赤ちゃんのようですが、「言い聞かせ作戦」と「お風呂でカンガルー作戦」を伝授しました。
しかし、それだけでは、後のおっぱいはどうにもなりません。
仰け反って嫌がるし、舌が前に出てきません。
そこで、思い切って、「おなか温め作戦」を試行したところ、上手くいきました。
(多少嫌がりましたが、直ぐにカプッと咥え、吸啜しました。)
お母さんのおなかと、赤ちゃんのおなかの間に電子レンジでチンする湯たんぽを当てて2~3分間待ち、正しい立て抱きでおっぱいをあげました。
おっぱいのたびにお風呂というわけにはいかないので、これは良いと思います。
冷え症のお母さん、乳腺炎のお母さんにも良いと思います。
どうぞお試しあれ。

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2009年8月16日 (日)

哺乳ストライキ8

同じく、おっぱいの出方が悪くなって飲みたがらないのか、哺乳ストライキなのか、良く分からないというお問い合わせもしばしばあります。

鑑別方法を述べます。
おっぱいの出方が悪くて飲みたがらないのでしたら、おっぱいをしゃぶるようなクチュクチュする感じでず~っと吸い続け、期待したほど出てくれないと、イラつきます。
おっぱいをぷいっと離したりまた吸ったりという状態です。
離してはギャン泣きということもあります。
哺乳ストライキならば、しっかり飲んでいたのに、いきなり拒否して吸い付きかけもしません。
その違いを見極めてください。

離乳食を食べてくれるならば、離乳食に搾乳を混ぜて食べさせるという方法もアリです。

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2009年8月15日 (土)

哺乳ストライキ7

卒乳なのか、哺乳ストライキなのか良く分からないというお問い合わせをしばしば受けます。
1歳前後で卒乳する赤ちゃんが居ないとは申しませんが、せいぜい20%程度ですから(でも実際には未だに1歳でおっぱいを飲ませない=断乳させられる子・・・が多いから半分くらいの赤ちゃんがおっぱいを飲んでいないと思われます。)違う確率が高いのです。

鑑別方法を述べます。
卒乳でしたら、離乳食をもりもりと食べます。
水分もコップやストローを使用して飲み干します。
自分から飲食の欲求をアピールします。
しかし、哺乳ストライキでしたら、食欲はいつもより低下します。
この時期に多くなる、プール熱・ヘルパンギーナ・手足口病などで、口腔内が荒れていると飲食すること自体が痛くて堪らないので低下します。
機嫌も悪く、あやすのが大変です。

まだ止めるつもりがないのでしたら、搾乳して分泌を維持してくださいね。

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2009年6月18日 (木)

哺乳ストライキ6

昨年12月に他院で出産されたお母さんのDさんがおよそ5ヶ月振りに★病院の母乳外来を再診されました。
前回は、マタニティーブルーで、殆ど育児放棄状態だった方です。

その後は母乳育児を頑張っておられましたが、身内の方の不幸や、お母さん自身がぎっくり腰、腱鞘炎になられ、現在も治療中とのこと。
旦那さんは帰宅が遅く、そのため赤ちゃんがお父さんに全く懐かず、抱っこもしてもらえないそうです。(抱っこしても号泣するので、結局お母さんが抱っこせざるを得ないのですね。)そのことを、保健センターの4か月健診でドクターに相談したら、「母子密着し過ぎだから、もっと赤ちゃんから離れなさい。」と言われるも、ご実家のおばあちゃんはお仕事をしておられるので、平日は連れていけない。
自分のこれまでの育児全般を全否定されたようで気分が落ち込み、どうにか毎日をやり過ごすので精いっぱいだったそうです。
それだけでも大変なのに、今度は赤ちゃんが尿路感染症になり、2週間近く入院となって、点滴の影響かおっぱいの飲み方が少なくなり乳腺炎になり、やっと治ったかと思ったら、ドクターから『赤ちゃんに心雑音が聞こえるから、退院後時期を見て検査が必要です。』と言われてまたまたショック。
それでも頑張らなくてはと思っていたが、とうとう赤ちゃんが哺乳ストライキになってしまったということでした。この他、うんちの性状、離乳食の勧め方についても相談したいとのことで受診されました。

ひとりで抱えるにはしんどすぎますね。
ここまで問題が山積しては・・・心が折れても仕方ない。
とにかくDさんのお話を聞き、ひとつづつ、どうしていくかを一緒に考えていかねばなりませんでした。
哺乳ストライキは内服薬(セフゾンドライシロップ細粒®という抗生物質)を全く飲み込んでくれないため、搾乳に混ぜて飲ませようとしたら、おっぱいそのものを飲んでくれなくなって焦っているとのことでした。

あ~これやっちゃ、ダメなんですよね。
ミルクだけ飲んでいる赤ちゃんでも、してはいけませんです。
まずは、赤ちゃんに謝って、赤ちゃんが寝ぼけている時におっぱいをあげることからはじめることに決めました。

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