池川明ドクターのセミナーで学んだこと第6弾です。
子どもの感受性はオトナの想像以上で、例えばお母さんよりも早く妊娠に気がつく幼児は、34.7%も居られるそうです。
凄いですね。
教えてくれる場合もありますが、態度で示すこともあるようです。
例えば、すっかり自立したと思っていた上の子が、まとわりつくような甘え方をするようになり、「何でだろう?」と不審に思っていたら妊娠していたことが判明したというような場合です。
そうこうしていくうちに、悪阻、上のお子さんの度重なる抱っこ要求、おなかの張り、まとわりつくような甘え方への対応等で、「こんな子ぢゃなかったのに、大変だわ〜。」という嘆きともぼやきともつかない独り言がちらほら口の端に上がってきます。
お母さんは無意識のうちにおなかの赤ちゃんを守ろうとしますから、うっかりであっても上の子からおなかを叩かれたりするようなことがあれば、「おなかの赤ちゃんが痛いから止めて!」と言ってしまい、その一言が上の子のジェラシーに火を付けることになり、余計におなかに攻撃を受け・・・ということも、しばしば耳にします。
どうすればいいのでしょうか?
池川明ドクターは、こう仰っています。
「お兄ちゃん、お姉ちゃんはおなかの赤ちゃんの通訳さんになってもらってください。」と。
例えば、「赤ちゃん、今何をしているの?」とか、「赤ちゃん、今なんて言っているのか、お母さんは教えてほしいなぁ。」とか、本来聞こえる筈のない声ではありますが、
真剣に頼んでみてください。
頼んでみたら、意外と「よし来た!」と張り切って、おなかの赤ちゃんの通訳さんになってくれる気の良い兄姉はかなり居られます。
中には自分の希望を述べるという、“高等戦術”を駆使される兄姉も居られますが、「嘘おっしゃい!」と責め立てたりしないでね。
ホントにおなかの赤ちゃんの代弁者になれる兄姉も居られるのですから。
そうやって、おなかの赤ちゃんの通訳さんになってもらうことで、お母さんの役に立つ自分を誇らしく思え、自尊感情が芽生えてくるきっかけになることだってあるのです。
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「
兄姉にしてみたら、弟妹は可愛くない筈がないのです。
でも、現実には取っ組み合いの喧嘩をしたり、どちらかが泣く羽目になるのは、お母さんを巡ってライバルでもあるからです。
お母さんを独占したいという衝動がどの子にもあるのですよ。
そうですよ。
貴女を愛しておられるのは旦那さんだけではないのです。
お子さんたちもそれぞれに愛しておられるのです。
毎日愛され過ぎて辛いですか?(笑)
でも、考えようですが、これって人生最大のモテ期かもしれませんよ。
池川明ドクターのお話を聞いて、「おなかの赤ちゃんの通訳になってもらう。」という発想は素晴らしいなと感嘆したSOLANINでした。