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★胎内記憶の実話

2013年1月 3日 (木)

★胎内記憶の実話

[目次]

★おなかにいた時のこと、憶えていますか?(長男編1)
★おなかにいた時のこと、憶えていますか?(長男編2)
★おなかにいた時のこと、憶えていますか?(長男編3)
★おなかにいた時のこと、憶えていますか?(長男編4)
★おなかにいた時のこと、憶えていますか?(次男編)
★赤ちゃんがお母さんを選ぶというお話
★神様にお願い事を聞いて貰ったお兄ちゃん(驚)
★赤ちゃんは「ヒモ」が好きではありませんか?
★赤ちゃんは「モーター系の音」が好きではありませんか?
★虐待をくり返させる心の闇の正体とは?
★親子の成長に必要な無条件の愛とは?
★最高!池上明ドクターのセミナーに参加してきました♪
★子どもは親を選べないのか?
★虐待されるかもしれなくても選ぶのか?
★妊娠中絶されたお母さんからの手紙。
★おなかの赤ちゃんが、親から聞きたい言葉とは?
★赤ちゃんの嗜好がお母さんを変える?
★親から尊重されなければどうなるのか?
★妊娠してから上の子のジェラシーが大変!どうすれば?
★生まれて直ぐからお父さんの抱っこを喜ぶ子にするためには?
★オトナになっても憶えています。
★分かりきったことを何故聞くのか?
★「赤ちゃん、要らない!」と上の子に言われた!
★被疑者の取り調べではないからね!
★何処から来たの?
★実母さんとの関係に悩む方へ。
★言われたことも憶えていますよ!

2011年12月 2日 (金)

言われたことも憶えていますよ!

時期外れな話題で恐縮ですが、SOLANINは夏休みのオススメの自由研究について、過去記事で書いたことがありますが、みなさんは、あの記事を読まれたことがありますか?
先ほど、長女の自由研究を読み直していて、今更ながら、「えっ!こんなこと書いていたの?」と思うことがあったので、報告しますね。

大抵の経産婦さんはそうだと思いますが、2人目以降になると何故か周囲の人たちは出産予定日までに赤ちゃんが生まれるって決めつけているところがありますよね?
私は長女を妊娠中、切迫早産だったので、余計にそうなると思われていたようです。
なのに結果的には41週3日、つまり、出産予定日を10日も過ぎて生まれて来ました。
出産予定日を過ぎた頃から、周囲からちょくちょく言われたのが、「赤ちゃん、おなかの中で腐っているんじゃないの?」というジョークです。
私はそういう物言いをされてもあまり気にしない性格なので、適当に受け流していました。

しかし、長女はそれを憶えていたのです。
「周りからはしょっちゅう、おなかの赤ちゃん腐ってるんじゃないの?って言われました。でも、私は元気に生まれて来ました。私はピチピチしていて腐ってなんかいませんでした。」と書いてあるではないですか!

あああああ。
おなかの中で聞かされたことを憶えていたのね。
もしかして、しゅっちゅう、「おなかの赤ちゃん腐ってるんじゃないの?」って言われたことに、長女は傷ついていたのかも。
思いっきりネガティヴ発言だものねぇ・・・そうに違いないっ!
ごめんなさいね。
私は適当に受け流していたけれど、もっと反論すべきだったのかな?(汗)
長女よ、本当にごめんなさいね。

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2011年8月24日 (水)

実母さんとの関係に悩む方へ。

一般的には同じことをお願い・協力してもらうにしても、義母さんよりも実母さんの方が頼みやすかったり、協力してもらいやすかったりするものですが、こじれた母子関係が表面化すると、赤ちゃんのお母さんとしては、何かある度にぶつかり合い、悩み、対処を考えるのに必死だったりします。

先日、私は池川明ドクターの『生まれる前からの子育て』という本を購入しました。
その124ページから実に興味深いことが書かれていたので、要約してご紹介しますね。
おばあちゃんの中には偏った子育てが刷り込まれていて、それを修正するのは至難の業です。
生きる力を信じるということの意味が分からず、(妊娠・出産・育児の場面で)次から次へと心配の種を見つけてきて、(自分のやり方を強要するかのように)あれこれ口出しをされたりします。(そういう口出しが)子ども(=娘)の足を引っ張っているのですが、おばあちゃん本人は、娘と孫を愛するからこその助言だと思い込んでいるので厄介です。

私はそういうお母さんから相談を受けた時は、子どもは親を選んで生まれてくるという胎内記憶の話をして、「お母さんも、かつてはおばあちゃんを選んで生まれてきたのです。親の成長を助けるのも子どもの役目なのですよ。お母さんは、孫とのかかわりを通しておばあちゃんが子育ての視野を拡げるお手伝いが出来るといいですね。」と、アドバイスしています。

・・・というくだりでした。
おばあちゃんとお母さんのこじれた母子関係が出産・子育てを通して、表面化することもあるのです。(その前にお母さんの結婚や妊娠におばあちゃんが不満を抱いているパターンが多いらしいです。)
パワーも時間もかかりますが、ここはひとつ腹を括って、出産・子育てが、そのこじれた母子関係を修復する機会だと捉え、頑張るしかないのでしょうね。
大人になって家庭を持ってからも、実母を成長させようとする娘さんって、(ご本人は忘れていらっしゃるのでしょうが)魂を磨くために、物凄く難易度の高いことに果敢にチャレンジする崇高な使命感を持って生まれて来られたのでしょうね。
SOLANINは只々敬服いたします。

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2011年7月11日 (月)

何処から来たの?

お子さんが胎内記憶について、お話ししてくれる日を楽しみにしていらっしゃるお母さんはとても多いと思います。
統計的には3割くらいのお子さんがお話ししてくれることが報告されていますので、してもらえないことの方が確率的には高いのですが・・・

私が勤務先で出会ったお母さんで、「残念ながら胎内記憶はお話ししてもらえませんでした。」と仰る方が数人いらっしゃったのですが、何の気なしに、「○○ちゃんって、お母さんのおなかに入るまでは、何処に居たの?」と、尋ねたら、黙って人差し指を天井に向けたり、「お空の上に決まってるやん!」「雲の上ですよん♪」というお返事が返って来ました!という報告を受けたことがあります。
お話ししてくれたお子さんは3歳から小学生まで様々です。
(それ以上はお話ししてもらえなかったそうですが・・・)

胎内記憶は無いものの、それ以前の世界に居た時の記憶があるのですね♪
そういうお子さんはそれ以前の世界に居た時に、お母さんであるあなたを選んでくれたという記憶があるのですから、それはそれで、素晴らしいと思います。
「それ以前の世界では、どんな暮らしをしてたのか?」
「どのようにして、おなかの中までやってきたのか?」というようなことをお話ししてくれることもあるようです。
そういうサプライズも有り得るということです。

現在妊娠中のみなさん、あなたがおなかに手のひらを当てたその下には、あなたの赤ちゃんが居るのですよ。
あなたの手のひらの温もりも感じていますよ。
おなかの赤ちゃんにいっぱい語りかけてくださいね。

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2011年6月14日 (火)

被疑者の取り調べではないからね!

お子さんが大きくなったら、胎内記憶のお話しが効かせてもらえるかなぁと、楽しみにしておられるお母さんも多いと思いますが、これだけはしないでねというのが、今日の記事タイトルなのですね。

「出来るだけ論理的に・・・」とか、「話の整合性を求めたいので、深堀面接になっちゃって・・・」とか、そういう気持ちはSOLANINも分からなくはないけれど、思い出すままに話してくれているので、時系列が入れ換わることがあっても、嘘を言っているわけではないですからね。

時々、軽い気持ちでしょうが、「えぇ〜っ!うっそ―!」とか、「変なことを言わないでよ。」とか、お子さんの発言を疑うようなリアクションをされるお母さんが居られますが、子どもはお母さんから疑われたら酷く傷つきますよね?
胎内記憶に関しても同じですよ。
それだけは言わないこと!
お子さんとお母さんの会話の中でのことですからね。
間違っても、被疑者を取り調べて調書作成しているわけではないですからね。

先日、「ウチの子は胎内記憶を何も憶えていないみたいで残念だったのですが、何の気なしに『そういえば●●ちゃん(このお子さんは小学生です)は生まれる前は何処に居たんだろうね?』と聞いたら、『あ〜それはお空の上やな。』といともあっさりと答えてくれました。」というお母さんと出会いました。
それは胎内に入る前の記憶ですね♪
胎内記憶は無くても、そういう素敵な記憶を持った子どももいますよ。
池川明ドクターによると、小学生でも胎内記憶やそれに類する記憶のある子どもは全体の1割くらいは居られるそうですよ。

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2011年5月21日 (土)

「赤ちゃん、要らない!」と上の子に言われた!

産科退院されお家での生活が始まって、てんやわんやの最中、「赤ちゃん、要らない!」と上の子さんに言われたら、そりゃあもう、大ショックですよね。
どの子も可愛い我が子ですから、新しい家族の一員である赤ちゃんを受け入れてやってほしいのは、下の子さんをお産された全てのお母さんの願いだと思います。

子ども達はお空の上では無二の親友なのです。
だからこそ現生で兄弟姉妹になる道を選ぶのです。

しかしながら、現生で兄弟姉妹になると、お空の上での人間関係とは、少し変化が出てしまうのです。
どういうことかと申しますと、子ども達はお母さんを選んで現生に生まれてくるのですから、どの子もお母さんのことが好きで好きで堪らないのです。
お母さんに自分だけを見つめて欲しいのです。
お母さんに自分だけを愛して貰いたいのです。
なのに、弟妹が生まれるということは、それまで王子・姫ともてはやされていたのに、強力なライバルが登場することを意味しています。
心中穏やかでいられる筈がありません。
もしもお母さんが赤ちゃんの方しか見ていなかったら?
もしもお母さんが自分よりも赤ちゃんを愛しているのではないかと疑心暗鬼になってしまったら?
そう思うと、いてもたってもいられなくなるのですね。
愛と憎しみ(?)は紙一重なのですよ。

くれぐれも、「赤ちゃん、要らない!」というような、ブラックなことを上の子さんが言っても、頭ごなしに叱りつけないでやってくださいね。
上の子さんは不安や寂しさで、気持ちが不安定なのです。
こういう時は育児に於ける要注意時なのですよ。
「お母さんは●●ちゃんが大好きだよ。」「赤ちゃんも●●ちゃんが好きだから、そんな風に言ったら、悲しいと思うよ。」と、優しく抱き締めてあげてください。
意識して兄姉となった上の子さんに、スキンシップをとって、気持ちを安らかにしてあげてください。
そして、上の子さんにかまけて赤ちゃんから離れる時は、忘れずに、「今、●●ちゃんが、呼んでいるから、ちょっと行ってくるね。御用が終わったら戻ってくるからね。」と声掛けをしてやってくださいね。

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2011年5月 5日 (木)

分かりきったことを何故聞くのか?

ウチの次男は赤ちゃんの頃から鉄ちゃんのくせに無軌道な子でした。
当時お気に入りだった機関車トーマスのお話にしても、特に機関車がぶつかった場面は真剣に観ていたくらい、軌道に乗らない子でした。
スタミナ王子で、動くモノ…まさにヒトというよりも動物のようでした。
長男がおなかの中での様子や生まれて間もない頃の記憶をしっかりお話ししてくれる子であったのに対し、抱っこして目を合わせようにも次男の目はせわしなく泳ぎ、何をどう尋ねてもはぐらかすか、「知らん!」とのたまい、「ああ、この子はこういうキャラだから、仕方ないか。」と落胆しつつも納得していました。

そして、先日、ふと当時のことを思い出して「あの時全然答えてくれなかったから残念だったんだよね〜。」と、次男にこぼすと、「俺はいつも他にしたいことが一杯あったから、小さい頃は母さんの言うことを聞こうとは思わなかった。(←だから3人の中でことのほか聞き分けが無かったのか!!)おなかに居た時の記憶は今は無いけれど、あの頃はあったと思う。(←ええっ!そうだったの?)でも、他にしたいことがあった時だから、面倒臭いなぁ〜、逆に分かりきったことを何故聞くのか?と思ったんだなぁ。」と、しれっとして答えるではありませんか!
つまり、次男の言葉(分かりきったことを何故聞くのか?)を翻訳しますと、次のようになります。
「赤ちゃんがおなかの中で何をして、どのようにして生まれてくるかくらい、お母さんなら分かるでしょ?それを何故敢えて聞くのか?俺は遊びに夢中なのに・・・」ということだそうです。
張り切って胎内記憶を聞いたのに答えてくれなかったとお嘆きのお母さん、こういう展開もありますです。(笑)
ということを、PCで某動画(多分仮面ライダだと思う)を観ながら、答えてくれたのでありました。(汗)
鉄ちゃん改めヲタな次男です。

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2011年2月21日 (月)

オトナになっても憶えています。

一般的に胎内記憶というものは、長ずるにつれて潜在意識の中に入り込んでしまうので、全体の30%前後とも言われる胎内記憶あるのお子さんであっても、催眠術でもかけないと、証言することは出来なくなると言われています。
しかし、池川明ドクターによれば、小学校以降でも胎内記憶が持続するお子さんは、全体の10%くらいは存在すると仰っています。
そして、成人になっても胎内記憶が持続している方は、全体の1%くらいは存在すると仰っています。

先日私は産科入院中のお母さんで、「私は胎内記憶があるのです。」という20歳代の初産婦さんに出会いました。
その方は、今までみだりに周囲に話しても、「変なの〜!」と言われるのが嫌で、黙っていたそうですが、私がマタニティークラスで胎内記憶の話を下のを聞いておられ、「この人なら話しても信じてくれるだろう。」と思ってくださったとか。
その初産婦さんは「おなかの中は、いつも真っ暗で、でも何故か時々明るくなっていたし、外の世界の音や喋り声は聞こえていました。」「或る日、頭の先の方から非常用の降下トンネル(筒状のもの)みたいなものが現れて、ドンドン進んで行かねばならなくなったのです。そしたら生まれました。」と仰いました。
ちなみにその方は生後10ヶ月の時にお母さんをご病気で亡くされ、お母さんの記憶が無いそうですが、「おなかの中や生まれてくる時の記憶が残っているのは、お母さんからの唯一のプレゼントかもしれないと思っています。」また「おなかに居た頃の赤ちゃんにはいっぱい語りかけていたので、今から何を憶えてくれているか、聞く日が楽しみなのです。」とも、仰いました。
もしかしたら、当ブログの読者のみなさんの中にも胎内記憶が残っている方が居られるかもしれませんね。(笑)

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2010年12月30日 (木)

生まれて直ぐからお父さんの抱っこを喜ぶ子にするためには?

SOLANINは、普段は★病院の母乳外来のお仕事をしているのですが、土日祝日はお母さんと赤ちゃんの係になって、主に赤ちゃんのケアや授乳のお手伝い全般をしています。
もちろん検温等の訪室業務もあるわけですが、お部屋に伺う度に土日祝日は新米お父さんが日がなベッタリとベッドサイドを占拠状態ということも稀ではありません。
つまり、赤ちゃんを抱っこしまくっておられるほほえましい光景に遭遇するのですね。
但し抱っこされている赤ちゃんの反応は二極分化しておりまして、新米お父さんが抱っこした途端に号泣し始める場合と、泣いていてもピタッと泣き止んでしまう場合があるのです。
「この違いは何なのか?単なる偶然なのか?抱っこのテクニックの差なのか?いやまだ抱っこのテクニックに差が出る時期ぢゃないぞ。何でだろう?」と思いながら過ごすこと数年。
それは先日池川明ドクターのご著書を読んで、確信に変わりました。

妊娠中、奥さんのおなかに手を当てて、毎日短時間で良いから何度も赤ちゃんに楽しみながら語りかけておられた旦那さんの場合、泣いていてもピタッと泣き止むことが多いです。
反対に、残業・出張・当直・接待等を口実に、或いはこっ恥ずかしいからと、おなかの赤ちゃんに語りかけることが無かった旦那さんの場合、抱っこした途端に号泣する傾向が強いですね。

夫婦仲にも依るのでしょうが、旦那さんがおなかに手を当てて赤ちゃんに語りかけてくれると、手のぬくもりも声もおなかの赤ちゃんにしっかり届くのですね。
しかも、旦那さんに愛されている感じ(多幸感とでも言いましょうか・・・)が強くなるので、奥さんはβ―エンドルフィンが分泌されるのですね。
β―エンドルフィンは胎盤を通しておなかの赤ちゃんにも流れ込みます。
その日々の積み重ねが、「お父さんって良い人なんだな。お父さんのこと大好き。」という感情がおなかの赤ちゃんに刷り込まれるわけです。

その違いが差を生むのですよ。
生まれて間もない頃からのお父さんの抱っこを喜ぶ子になるか、ムズがって泣きだす子になるかという。
おなかの赤ちゃんに対する日々の積み重ねが殆ど無い場合、新米お父さんが生まれた赤ちゃんに馴染んでもらうには、かなりの時間と意識と努力が必要です。
キツいようですが、お馴染さんでないと、生まれた赤ちゃんにとって新米お父さんはそこいらへんのおっさん同然なんですね。(涙)

当たり前ですが、お父さんにおっぱいはありません。
だけど、折角これからお父さんになられるのなら、赤ちゃんから煙たがられるお父さんよりも、おっぱいに匹敵するくらいの抱っこ(スキンシップ)の達人を目指され、お馴染さんになられては如何でしょうか?
仕事場からお家に帰るのが楽しくなりますよ♪

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2010年12月23日 (木)

妊娠してから上の子のジェラシーが大変!どうすれば?

池川明ドクターのセミナーで学んだこと第6弾です。
子どもの感受性はオトナの想像以上で、例えばお母さんよりも早く妊娠に気がつく幼児は、34.7%も居られるそうです。
凄いですね。

教えてくれる場合もありますが、態度で示すこともあるようです。
例えば、すっかり自立したと思っていた上の子が、まとわりつくような甘え方をするようになり、「何でだろう?」と不審に思っていたら妊娠していたことが判明したというような場合です。

そうこうしていくうちに、悪阻、上のお子さんの度重なる抱っこ要求、おなかの張り、まとわりつくような甘え方への対応等で、「こんな子ぢゃなかったのに、大変だわ〜。」という嘆きともぼやきともつかない独り言がちらほら口の端に上がってきます。

お母さんは無意識のうちにおなかの赤ちゃんを守ろうとしますから、うっかりであっても上の子からおなかを叩かれたりするようなことがあれば、「おなかの赤ちゃんが痛いから止めて!」と言ってしまい、その一言が上の子のジェラシーに火を付けることになり、余計におなかに攻撃を受け・・・ということも、しばしば耳にします。

どうすればいいのでしょうか?
池川明ドクターは、こう仰っています。
「お兄ちゃん、お姉ちゃんはおなかの赤ちゃんの通訳さんになってもらってください。」と。
例えば、「赤ちゃん、今何をしているの?」とか、「赤ちゃん、今なんて言っているのか、お母さんは教えてほしいなぁ。」とか、本来聞こえる筈のない声ではありますが、
真剣に頼んでみてください。
頼んでみたら、意外と「よし来た!」と張り切って、おなかの赤ちゃんの通訳さんになってくれる気の良い兄姉はかなり居られます。
中には自分の希望を述べるという、“高等戦術”を駆使される兄姉も居られますが、「嘘おっしゃい!」と責め立てたりしないでね。
ホントにおなかの赤ちゃんの代弁者になれる兄姉も居られるのですから。

そうやって、おなかの赤ちゃんの通訳さんになってもらうことで、お母さんの役に立つ自分を誇らしく思え、自尊感情が芽生えてくるきっかけになることだってあるのです。

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

兄姉にしてみたら、弟妹は可愛くない筈がないのです。
でも、現実には取っ組み合いの喧嘩をしたり、どちらかが泣く羽目になるのは、お母さんを巡ってライバルでもあるからです。
お母さんを独占したいという衝動がどの子にもあるのですよ。
そうですよ。
貴女を愛しておられるのは旦那さんだけではないのです。
お子さんたちもそれぞれに愛しておられるのです。
毎日愛され過ぎて辛いですか?(笑)
でも、考えようですが、これって人生最大のモテ期かもしれませんよ。

池川明ドクターのお話を聞いて、「おなかの赤ちゃんの通訳になってもらう。」という発想は素晴らしいなと感嘆したSOLANINでした。

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