無料ブログはココログ

★乳房トラブル

2013年1月 5日 (土)

★乳房トラブル

[目次へ]

<乳腺炎になったら?>
★糾励根(=きゅうれいこん)湿布!
★乳腺炎になっちゃったあ!(涙)
★乳腺炎になっちゃったあ!(涙) ごぼう子(=ごぼうし)
★乳腺炎の際の対処法★じゃがいも湿布の作り方
★超怖い!無熱性乳腺炎
★ママが乳腺炎になった時、おっぱいは?
★トラブルが起きた方の乳房はどうしたらいいの?
★反復性乳腺炎(涙)
★乳腺炎の際の保冷ジェルシート使用について
★永久保存版?じゃがいも湿布の作り方
★乳腺炎の時、乳房を冷やす?温める?
★乳腺炎で切開しなくちゃならないの?
★マッサージを受けた後のおっぱいのセルフメンテ
★乳腺炎と気が付かず、QQに罹ったら?
★じゃがいも湿布は良く効くけど、カブレて困る時は?
★乳房トラブルでマッサージを受けた日は。
★ちょっと待った!それってホントに治ってる?

<乳腺炎の原因と予防>
★季節性乳房トラブル★ひなまつり乳腺炎
★乳腺炎の原因って何?&早期発見術!
★季節性乳腺炎★子どもの日乳腺炎
★おっぱいによくないお食事って?
★授乳間隔は空き過ぎない方がいいの?
★おっぱいに早食いは良くないの?
★噛み傷から乳腺炎に!
★満腹中枢形成期になって乳房トラブル発生!
★おんぶ紐の肩紐の位置大丈夫?
★生後6ヶ月以降の乳腺炎について。
★夜中の授乳間隔が空いて、乳房が張り易い場合は?
★美食の季節到来!
★早喰いは百害あって一利なし。
★寒いところは危険です。
★赤ちゃんが風邪をひいてからおっぱいが痛い!
★長期化した乳口炎は慢性乳腺炎です。
★もうすぐ4歳のおっぱい星人であっても・・・
★引っ越し乳腺炎。
★うっそ~!眠っていたら起こさなくていいって?(生後1カ月)
★後搾りをしないからトラブルを繰り返す?
★白玉団子2個でもおっぱいが詰まる?
★乳腺炎は繰り返す?
★乳房が張らなくなったら、お母さんのお食事緩めていいの?
★乳房緊満しやすいけれど、ごぼう茶飲んで大丈夫なの?
★病気ではないのに、両乳房が乳腺炎?
★一番早い場合、2時間後に症状発現することがあります。
★良くないモノを食べ続けて乳腺炎が改善する方はいません。
★ほぼ毎日添い乳をする方に気をつけてほしいこと。
★搾乳器で搾るから乳腺炎になるって?(6ヶ月)

<乳腺炎と授乳>
★化膿して熱が出て…こんなおっぱいホントに飲ませて大丈夫?
★乳腺炎になったら授乳中止と言われた!
★赤ちゃんが吸いつく時に“えずく”んです。
★喋るおっぱい星人は、おっぱいの味が変わると教えてくれます。
★どんな方でも乳腺炎になると、分泌低下します。
★ドロドロのおっぱいは飲み辛いです。
★食べた脂はおっぱいに出ますよ。

<乳房のしこり>
★乳房にしこりができた1
★乳房にしこりができた2
★乳房にしこりができた3
★5ヶ月間も放置した乳房のしこりからは、排乳できません。
★しこりがある際の自己搾乳の注意点。
★しこりの位置が移動した?

<お母さんの体質>
★乳腺炎になりやすいお母さん
★乳腺炎になりにくいお母さん
★乳腺炎になりやすい体質ってあるの
★乳腺炎になり易いのは右側?左側?
★熱し易く、冷め易い乳房って?(産褥早期)

<片方のおっぱいが…>
★左のおっぱいだけ、厭がってギャン泣き(涙)
★急に片方のおっぱいだけ嫌がる!
★片乳しか飲まず、残った方がカチカチ。
★片方から漏乳続きますが、対策は?(6か月)
★片方のおっぱいで満足する。

<離乳食が始まったら>
★離乳食が増えてきたら気を付けること。
★飲みっぷりのピークが過ぎたら、油断するとヤバいですよ。
★離乳食を減らして乳腺炎を治す?(10ヶ月)

<乳腺炎以外の乳房トラブル>
★乳房に赤い湿疹が出来て痒い!
★おっぱいが出すぎて困る!(過分泌)
★産後9か月にして血乳が!
★乳汁滞留のう腫って何?
★乳房神経痛(?)って?
★おっぱいの圧迫痛について。
★乳房の循環不全とは?
★うつ乳を甘く見てはいけないよ!
★お母さんが頑張ってくれないと、このうつ乳は治らないですよ。

<その他>
★過分泌のお母さんが乳房マッサージを受けると・・。
★乳房の大きさが左右で違い過ぎる!(7ヶ月)
★常識的に考えられないこと。
★どうしても強烈に乳房を冷罨法する必要があるならば。
★どうにかしてくださいと言われても。

2012年6月17日 (日)

離乳食を減らして乳腺炎を治す?(10ヶ月)

<ご相談内容>
10ヶ月の我が子は、月齢相当以上に体重のあるおっぱい星人なのですが、最近漸く食べるスイッチが入り、2回食なのですが、1回につき主食5倍粥大匙2、主菜15g弱、副菜20gは食べてくれるようになって来ました。
(ちなみに歯は4本生えています。)
離乳食の後におっぱいをあげていたのですが、最近乳腺炎を繰り返し、助産院でマッサージをしてもらったら、「それはその月齢の赤ちゃんとして食べさせ過ぎです。離乳食のせいで乳腺炎になったのだから、主食も主菜も副菜も半分の量にしなさい。」と指導されました。
そのお蔭なのか乳腺炎の方は良くなったのですが、反面遊び飲みをするようになり、この1ヶ月体重が100gしか増えませんでした。
パーセンタイルグラフ内の体重ではありますが、増え方が少ないですよね?
このままで良いのでしょうか?

<SOLANINの回答>
は?
良いワケがないに決まってるじゃありませんか!
確かにSOLANINも乳腺炎を早く治してもらいたい一心で、あくまで緊急避難的対応として、「1~2日だけおっぱい最優先で飲ませてください。その間は離乳食を控えてもらえますか?」的なことをお願いすることは稀にあります。
一瞬、相談者さんの赤ちゃんはおっぱい星人とは思えないくらい(≒授乳・離乳の支援ガイドに書いてある目安量以上)にガツガツと食べているのかしらと思いかけましたが、読み進めて行くうちに、このくらいの摂取量(≒授乳・離乳の支援ガイドに書いてある目安量と同等か若干少なめくらい)であれば、お母さんを乳腺炎にする元凶として槍玉にあげるには根拠が薄いと思いました。

相談者さんのお言葉から察するに、相談者さんが乳腺炎を繰り返している理由が分泌過多なのであれば、常態的対応として赤ちゃんの離乳食の量を減らすのではなく、お母さんのお食事の質や量を調整するのがスジだと思います。
だって、冷静に考えれば、離乳食の量を半減させても、遊び飲みをするようになり、どんどん達者に動き回るようになったのですから、そういう状況下では赤ちゃんの体重が増えなくなるに決まっているじゃありませんか。

いくら赤ちゃんの発育は体重増加が全てではないにしても、乳腺炎対策だったとしても、だからと言って常態的対応として、決してガツガツと過剰な食べ方をしているわけでもない赤ちゃんの離乳食を減らすやり方は、赤ちゃんの体重増加を妨げる恐れがあるので、間違った対応だとSOLANINは考えます。

続きを読む "離乳食を減らして乳腺炎を治す?(10ヶ月)" »

2012年6月15日 (金)

搾乳器で搾るから乳腺炎になるって?(6ヶ月)

<ご相談内容>
1日の直母回数は新生児の頃と大して変わらない(平均10回/日)6ヶ月の赤ちゃんの母です。
月齢相当の発達をしていますし、体重はグラグの真ん中辺りをキープしています。
離乳食はまだ始まったばかりで、数口お粥を食べている程度です。
私は釣鐘型の乳房で、下とか脇の辺りが残り易いタイプなのですが、最近ウチの子はちょくちょく遊び飲みをするので、乳房がスッキリしない時(頻度としては2~5回/週)限定で、手持ちのメ○ラ社のハ○モ○ーを使って40~50ml/回の搾乳をしています。
以前は10日に1回のペースで酷いうっ滞性乳腺炎を繰り返していましたが、最近はそういうことはめっきり少なくなり、おっぱいをあげるのが漸く楽しくなってきて、自分としては良い感じだと思っていました。
ところが先日、そのことを育児サークルで世話役の助産師さんに話したら、「そんなことをしているから乳腺炎を繰り返していたのよ。だいたい、搾乳器なんて使うもんじゃないわよ。やるのだったら手で搾りなさい。」とえらい剣幕で叱られました。
手搾りの方法は別の助産師さんに教えてもらったことがあり、出来なくはないですが、元来私は不器用なので、物凄く時間が掛かるし、肩凝りで腱鞘炎になりかけなので、到底続けてはできないと思います。
私のような搾乳スタイルは乳腺炎の元なのでしょうか?

<SOLANINの回答>
乳房のコンディションをみながら搾乳器で搾ったら乳腺炎になるのか?という質問のようですが、結論から言えば、違うと思います。
そりゃあ、吸引圧がべらぼうに強い搾乳器で、分泌過多が明白な乳房コンディションで、授乳の度に昔の人の言ったように「乳房がカラになるまで搾る。」ようなことをしたら、アカンでしょうね。

また、搾乳器を使って痛く感じたり、不快な感じがするのであれば、乳管に負荷が掛かり過ぎている目安になりますから、中断すべきです。
しかし、そういうことはなさそうですね。
メーカーはメ○ラ社ですし、機種はハ○モ○ーですからね。
寧ろ、たまに搾乳をすることで、乳房コンディションを整えられるようになったのですから、SOLANINとしては、相談者さんは逆に上手な使い方ができているのでは?とお見受けしました。

手で搾れたらそれで良いと思いますが、得手の善し悪しもあるでしょうし、あまり上手くできないのに無理に頑張ってするものではないと思います。

搾乳器を使うとホントに乳腺炎になるのだとしたら、理論的には全国のNICU/GCUに赤ちゃんが居て、搾乳や冷凍母乳を届けていたり、仕事復帰が早くて搾乳器を使っているお母さんたちの殆どが、乳腺炎を繰り返しているってことになりますやん?
でも、そんな話は聞いたことが無いですよね?
ご理解いただけましたか?
注)助産師の中には搾乳器アレルギーなのか、何故か極端に搾乳器を使うことを嫌う方達が居るようです。

続きを読む "搾乳器で搾るから乳腺炎になるって?(6ヶ月)" »

2012年3月11日 (日)

ほぼ毎日添い乳をする方に気をつけてほしいこと。

赤ちゃんの寝かしつけに添い乳をマスターすると、夜間いちいちお蒲団から出て抱っこして授乳しなくても済むので、大変助かります。
通常添い乳は、お母さんの傍らに寝かせてお互いに横向きのまま飲ませることになりますが、添い乳をして一番スッキリするのは、乳房基底部に近い外側~下側方向にかけての部位です。
おっぱいの分泌量が多めの方や乳房が大きめの方であれば、いつも授乳前になんとなくゴリゴリしたり溜まった感じがする部位です。
一般的に外側~下側部位がスッキリする授乳方法はフットボール抱きなのですが、実は、添い乳はフットボール抱き以上の効果があると言っても過言ではありません。

その代り、気をつけてほしいことがあります。
それは、フットボール抱きの時よりも、乳房基底部に近い内側~上側方向にかけての部位が、残り易いことです。
イメージ的に添い乳をすれば、内側~上側の部位の流れが良くなるような印象があるかもしれませんが、実際は逆なのですね。
おっぱいトラブル回避のためには、乳管開通の「死角」を作らないことです。
具体的に対応策として申し上げますと、夜間添い乳をした回数だけ、昼間フットボール抱きで授乳していただくことです。
ところが、新生児の頃はともかく、月齢が進むと授乳の際、フットボール抱きをされる方は少なくなり、殆どの方は斜め横抱きばかりになるようです。
夜間は添い乳で過ごし、昼間は斜め横抱きばかりになると乳管開通の「死角」が出来てしまうので、おっぱいトラブルの危険度がアップします。

「でも、普段は面倒くさいから斜め横抱きでいいのでしょう?具合が悪くなりそうだったらフットボール抱きで授乳すればいいのよね?」と呟くあなた、考えが甘いですよ。
赤ちゃんは何ヶ月もフットボール抱きをしないと、「これはおっぱいの飲むときの体勢のひとつである。」ということをすっかり忘れてしまい、新手の遊びが始まったのかと勘違いしてしまい、ニヤニヤ笑って一向に飲みついてくれないことは普通にあります。
そのために、おっぱいトラブルの回復が遅れるという事態になる方は結構いらっしゃいます。
赤ちゃんに付け焼刃は効かないのです。
ですので、毎日昼間の授乳では、赤ちゃんに、「これはおっぱいを飲む時の体勢のひとつである。」ということを忘れられないようにフットボール抱きで授乳してくださいね。

続きを読む "ほぼ毎日添い乳をする方に気をつけてほしいこと。" »

2011年12月24日 (土)

良くないモノを食べ続けて乳腺炎が改善する方はいません。

ラクテーションコンサルタントの方には否定されるかもしれませんが、一般的におっぱいに良くないと言われる食べ物を食べて、乳腺炎になることは幾らでもあります。そして、乳腺炎になってしまったお母さんは、助産院や母乳外来を受診すると、助産師からお食事(量や内容や組み合わせ等)について、質問されるかとと思います。
その上で、ほぼ必ず聞かされるのは、おっぱいに良くないモノとは何か?についてです。
次に、それを踏まえて、食事制限的なことを指導されるかと思います。
きっと、「乳腺炎なんだから、○○を食べてはいけませんよ。」って言われるのではないかと思います。
(ちなみにSOLANINは、「良くなるまでは、○○食べるのはお休みしましょうね。」と、お話ししています。禁止口調の強めの言い方は、却って食べたいという欲望を刺激すると思うので。)

少なくとも、乳腺炎の方がおっぱいに良くないと言われるモノを少量ずつであっても連日、若しくは一気に大量に口にすると、症状はドンドン悪化します。
そして、お食事を一向に改めないのに、乳腺炎が良くなった方は、少なくとも私の知る限りでは・・・いないですなぁ。
食事制限は辛いでしょうが、やはりここは、1日も早い回復を目指し、赤ちゃんに美味しいおっぱいをあげるという一念を優先していただきたいと思います。
乳腺炎になってしまったお母さんが、自分で出来ることは、基本に立ち返り、お食事を改めることですから。

続きを読む "良くないモノを食べ続けて乳腺炎が改善する方はいません。" »

2011年10月17日 (月)

一番早い場合、2時間後に症状発現することがあります。

お母さんの食べたものがおっぱいになります。
それは当ブログの以前からの読者さんであれば、みなさん良くご存じの基礎知識かと思います。
それと関連していることなのですが、おっぱいにあまり良くないと言われる食べ物や以前乳腺炎の原因になったであろう食べ物を口にして、最短で乳腺炎の症状が発現してくるのに、どの位の時間を要するのかと申しますと、少なくとも私の経験では2時間後という方が複数人おられます。

乳房トラブルを繰り返し、乳腺炎の予兆に敏感になっていらっしゃるお母さんからの報告ですから、間違いないと思います。
大抵は、普段は食べ物には人一倍注意しつつも、たまに美味しそうな頂き物(=この場合、おっぱいに良くないと言われる食べ物)があったりすると、箍(たが)が緩んでしまうのか、ほんの一口しか食べていないのに結果的に乳腺炎再発というパターンでした。

食欲の秋ですが、、まだ夏の疲れが残っている時期なので、おっぱいにあまり良くないと言われる食べ物は控えめにしましょうね。
手痛いしっぺ返しがあるやもしれませぬゆえ。

続きを読む "一番早い場合、2時間後に症状発現することがあります。" »

2011年10月14日 (金)

お母さんが頑張ってくれないと、このうつ乳は治らないですよ。

もちろん生理的(一時的)うつ乳というのは、どのお母さんにもあります。
前回の授乳から2~3時間間隔が空けば、乳房が温かく、重くなった感じがするアレです。
でも、それであれば、哺乳後は乳房は柔らかくなり、軽くなった感じがします。
乳房の殆どがスッキリして、爽快感さえあります。
助産師がモノの喩えに、「双子ちゃんでも養っていけるおっぱいね。」というレベルで、赤ちゃんの体重増加も極めて良好です。

O式のセンセイに言わせると、「おっぱいが不味いゆえ、飲みつかないから起きる。」そうです。
確かに、硬結を形成して乳房マッサージのために受診された方の乳房から排出される乳汁は、黄白色で、マーブル状であることが多いです。
1時間くらいかけて乳汁を排出させるべく乳房マッサージをして、どうにかこうにか乳房がフワフワになります。

授乳間隔を空け過ぎないように気をつけていても、哺乳後の乳房がちっともスッキリしない、重たい感じや緊満感が残るのは、飲ませていても飲めていないからです。

正常新生児の赤ちゃんで、哺乳テクニックが下手っぴちゃんな「だけ」であれば、うつ乳については定期的に搾乳でコントロールしていけば、大抵は1ヶ月健診を少し過ぎる頃にはしっかり飲めるようになりますから、慢性的(病的)うつ乳問題は解決します。(定期的搾乳も止めても、乳房の状態は差し支え無くなります。)
しかし、それに加えてお母さん自身が不器用である場合は、慢性的(病的)うつ乳が長期化することが多いですね。(乳腺炎の一歩手前の状態が続くのですね。)

具体例を挙げると、2ヶ月近く経ってもラッチオンがまともに出来ず、突出した乳頭なのに乳頭痛のため乳頭保護器を使わねばならない方、そもそも、哺乳中のポジショニングを保つのが怪しい方の場合等です。
哺乳出来る時もあればそうでない時もあるという、まるでギャンブルのような哺乳状況の場合、2ヶ月を超えようとも、慢性的(病的)うつ乳対策として、定期的搾乳は必須です。
こういう慢性的(病的)うつ乳の場合、赤ちゃんの体重増加は一向に振るわず、標準的な増え方の半分レベルくらいに留まることもしばしばなので、基本的に搾乳は飲ませます。

但し、私たちも力になりたいのですが、助産師は1回毎の授乳が上手く出来ているか否かを自宅まで評価しに行くことは出来ません。(当り前か)
お母さん自身が、自分で乳房緊満のレベルを把握し、横着せず、「これでいいのか?」という評価をしてくださいね。
なぜなら、この慢性的(病的)うつ乳の評価は、お母さんに見極めていただくしかないからです。
「助産師任せ」ではイカンということですな。

続きを読む "お母さんが頑張ってくれないと、このうつ乳は治らないですよ。" »

2011年10月 4日 (火)

どうにかしてくださいと言われても。

勤務先の母乳外来では、「おっぱいのことや赤ちゃんのことで心配なことや困った時やおっぱいがトラぶったらいつでも連絡して受診予約を取ってくださいね。」と、赤ちゃんのお母さん達にお伝えしています。

しばらく前ですが、直母困難で搾乳併用中でフォローアップしているKさんからお電話がありました。
「お宮参りの日(昨日)からおっぱいが赤くなってちょっと痛いんです。どうしたらいいですか?」というヘルプコールでした。
Kさん曰く、両家揃っての中華の会食後から乳房がおかしくなってきたとのこと。
乳房がおかしくなってきたのが分かっていたのに、赤ちゃんが眠っているからと直母も搾乳もしなかったとのこと。
「はぁ?そんなん、アカンに決まってますやん!」と、思わず言ってしまいました。

受診枠がいっぱいに近く、捻り出した時間帯は、「都合が悪くて行けないです。」とのこと。
よく聞けば、運転免許を持っていないし、自宅はバス路線から遠く、電車に乗るにも小1時間歩かなくてはならないとのこと。(汗)
対処方法については口頭で説明しましたが、週末にかかるという要素もあり、「Kさん大丈夫かな?」と、こっちがハラハラします。
仕方がないので、訪問出張してくださる開業助産院を紹介しましたが、当院よりも若干価格が高い(出張交通費も要するため)ということを伝えると、微妙に難色を示されました。(泣)

でもね。
キツイことを言うようだけど、痛いのはKさんの乳房なのよね。
コスト的なことを論じている場合じゃないと思いますけどね。
これまでの受診の際、どうしたら良いか悪いかを私は伝えてきています。
アカンことをやってしまったのはKさん自身です。
★病院に受診できないなら、対処方法と、代替え機関をご紹介するしかないのですが、これ以上、私にどうせよと仰るのでしょうね。
もしかして仕事が終わったら、無償でKさんの自宅に出張せよと?
・・・そりゃあないですよね。
困った時に頼りにしてもらうのはいいのですが、頼られ過ぎというか、頼る方向が違うのではないかと思ってしまいました。

続きを読む "どうにかしてくださいと言われても。" »

2011年8月29日 (月)

ちょっと待った!それってホントに治ってる?

乳房が腫れて、しこり(硬結)が出来て、熱が出て、痛くなって・・・というのは、乳腺炎の症状ですね。
みなさんよ~くご存知かと思います。
これらも症状がスッキリとよくなれば、一応治ったのかなぁということになります。
でも、それってお母さんからみた所見に過ぎないのですね。
それだけでホントに治ったと言い切るのは早計ですぞ!

おっぱいの味は食べたものでも変化しますが、乳腺炎になると、乳汁が濃ゆくなるので、ドロドロしてきます。
(ドロドロとはねちょくなったり、マーブル状になったり、脂が浮いている状態です。)
味はテキメンに不味くなります。

ホントに治ったのかをチェックするには、上記の条件に加えて以下の条件が揃っていることが必要です。
まずは、少量でいいからしこり(硬結)に繋がる部位の乳管から、自分で乳汁を搾り出して性状をチェックしてください。
左右差はありませんか?
ドロドロしていませんか?

そして、赤ちゃんの飲みっぷりをチェックしてください。
左右差はありませんか?
唸ったり、小言を言ったり、カラダをくねらせたり、乳首を引っ張ったり、ちょっと咥えてはピッと離したり、溜息を付いたり、ニヤニヤ笑いをしながら飲んでいませんか?

ちなみに、喋るおっぱい星人だったら、お味を尋ねたら「美味しくなったよ!」と言ってくれます。

乳腺炎がホントに治ったのか、治る途中なのかは、乳汁の性状と赤ちゃんの飲みっぷりもチェックしてから判断しましょう。

続きを読む "ちょっと待った!それってホントに治ってる?" »

2011年8月25日 (木)

食べた脂はおっぱいに出ますよ。

先日、2歳になられるお子さんのお母さんが2日間の暴飲暴食の果てに、酷い乳腺炎になり、SOLANINの勤務先の母乳外来を受診されたそうです。
「~そうです。」…という伝聞的な表現をする理由は、他の助産師が対応したことを後日伝え聞いたからです。

何でも、2日間バーベキューで焼き肉・ホルモン等たらふく食べまくったそうです。
アルコールは控えられたそうですが、ソフトドリンクもたっぷり飲まれたとか。
海水浴をして、浜辺でバーベキュー♪
夏の思い出。
家族そろって楽しかったろうと思います。
楽しむなとは言いません。
でもねぇ。

そのお母さんは乳房が痛くて、発熱して、どうにもならなくて駆け込んで来たそうです。
担当した助産師は私に、
「最初、乳汁が茶色っぽくてで獣臭かったんです。1時間以上頑張ってマッサージして、淡オレンジ色から初乳の色くらいまでになったんですけどそれでよかったんですかね?っていうか、その時はそれ以上(の改善)は無理だったんですけど。しかも、炒め物をした後のフライパンにお湯を入れた時みたいに、乳汁の表面に脂が浮きまくっていたんですよ。凄かったです。あんな酷いのは初めて見ました。」と、報告してくれました。

私もかつて何度も遭遇したことがありますが、動物性脂肪を含むものを過剰摂取したお母さんの乳汁はホントに獣臭がしますし、茶色っぽくて、脂が浮いています。
見た目も臭いも酷い代物ですし、味も最悪です。
お子さんが嫌がって、なかなか飲んでくれなかったとしても、止むを得ない状態のおっぱいです。
なので、お母さんは深く反省し、お子さんに心から謝って、拝み倒して飲んでもらわないと先に進まないわけで・・・
「何をどんだけ食べようとも、おっぱいの味なんて変わりゃあしないわよ!」という説を垂れる方々にホントお見せしたいくらいの酷さでした。
しかし・・・最近ここまで極端な暴飲暴食系のお母さんはトンとお見かけしなかったんだけどなぁ。
恐らくこのお母さんは、「何をどんだけ食べようとも、おっぱいの味なんて変わりゃあしないわよ!」と過信していたのか、油断していたのかでしょうなぁ・・・(滝汗)

バーベキューしたらイケナイとは言いません。
楽しむなとは言いません。
「私のこの飲食のペースって、暴飲暴食と違うか?」と、一旦踏みとどまって考えてほしいだけです。
あなたの可愛いおっぱい星人のために。
お願いします。

続きを読む "食べた脂はおっぱいに出ますよ。" »

より以前の記事一覧