ネコマンマだっていいじゃないか!
育児雑誌のグラビアを飾る凝ったメニューや料理研究家ご推薦のハイカラメニューを好む赤ちゃんもいらっしゃるでしょうが、大抵の赤ちゃんは、時間を掛けた渾身の力作を供しても目もくれなかったり、ひと口食べて《ご馳走さま》したりで、お母さんとしてはどっと疲れが襲ってくることも稀ではないと思います。
離乳食・・・手抜きを推奨するわけではありませんが、もっと肩のチカラを抜いてもいいんじゃないでしょうか?と、SOLANINは思います。
せめて旨味の元となる和風出汁だけはきちんと取ってほしいですが、ネコマンマだったら喜んでパクパク食べてくれるなら、それでいいんじゃないですか?
離乳食作りの苦労を知らず、離乳食に厳しい旦那さんの居られる家庭では、「またネコマンマか。ちょっとは、美味しそうなものを作ってやれよ!」と辛口コメントが飛んでくるかもしれません。
でもでも、他のメニューだったら、「しゃあなし」な表情でしか食べてくれないけれど、ネコマンマだったら「喜んでパクパク」食べてくれるのよね〜という赤ちゃんは多数派なのです。(笑)
離乳食は、赤ちゃんがおっぱいやミルクの次に出会うものです。
食べることを楽しく、美味しく感じてくれることが優先事項です。
赤ちゃんが、「お母さん、さすがにネコマンマは飽きちゃったよ。」というサインを示したなら、「じゃあ別のモノを。」としていただきたいですが、そうではなく、「ひゃっほう!ネコマンマだ!」というノリであれば、続行してもいいと思います。
強いて言うなら、汁の実(具材)を変えていけばいいと思います。
あっ、ネコマンマはお母さんも赤ちゃんと同時に食べてくださいね。
お母さんと食卓を囲めることは、赤ちゃんが好まない「孤食」にさせない有益な方法ですからね。
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