お勧めしたい書籍『寄り添って、寄り添われて』
今年の母乳育児シンポジウムの教育講演の演者は宮城県の堺武男ドクターでした。
シンポジウムに関することを書くと、即時日本母乳の会から「著作権が・・・」的なクレームが来そうですし、不毛な争いには巻き込まれたくないので、詳細は書けませんが、一言だけ書かせていただきます。
堺武男ドクターの熱いパッションが伝わってくる言葉です。
SOLANINは大きな感銘を受けました。
しばしば、離乳食の進みと授乳回数のことが、健診の場で問題になったりしますが、こんなことを仰っていました。
「離乳食が進めば、ミルクの回数は減らすと、授乳・離乳の支援ガイドにも記されていますが、母乳は児の欲するままにとありますね。ミルクはあくまで栄養補給の意味で飲ませるものですが、母乳の持つ意味は栄養だけのものではありません。母乳はお母さんそのものでもあります。赤ちゃんにとってお母さんは減らせません。だからミルクと母乳のあげ方についての違いが、あのように書いてあるのです。」(←堺武男ドクターの仰ったことをSOLANINなりに要約してみました。)
おっぱいはお母さんでもある。
お母さんは減らせない。
ひゃあ~、堺武男ドクターってカッコイイ!(済みません、ミーハーで。)
でも、堺武男ドクターに関しては、当ブログ開設当初から宮城県(特に仙台在住)の読者さんとは以前からお話しさせてもらっているから、SOLANINが俄かファンではないことは、ご理解いただけるかと存じます。
「堺武男ドクターが、我が子のかかりつけだったら・・・」と妄想してしまいそうな読者さんも少なくないと確信します。(笑)
そんな堺武男ドクターの生き様が書かれていると言ってもいいくらいの素晴らしいご著書をご紹介します。
『寄り添って、寄り添われて』アーツアンドクラフツという出版社から発行されています。(281頁)
SOLANINはシンポジウム会場の書籍コーナーで早速購入し、サインコーナーに並んで堺武男ドクターのサインをいただいたことは、申すまでもありません。