お勧めしたい書籍 『うちにあかちゃんがうまれるの』
生命を大切にするということを体験を通して我が子に教えるには、可能であれば、兄姉となる上の子さんに、お母さんのおなかに宿った赤ちゃんを感じられる機会を何度も作り、出産に立ち会わせてあげ、それを記録に残すことが有効かと思います。
でもそれって、具体的には何をどうしたら?ですよね。
この著者のいとうえみこさんは自宅出産をされた方です。
ちなみに写真はいとうえみこさんの旦那さんが撮影されたもので、アットホームな雰囲気が醸し出されています。
自宅出産は誰にでも真似のできることではありませんが、例えば、妊婦検診に上の子さんを連れて行き、一緒にエコーを見せてもらったり、心音を聞かせてもらうくらいは頼めばできると思います。
また、毎日おなかを触っての語りかけを繰り返すことは、兄姉になる自覚を少しずつ持たせていくことに繋がると思います。
出産の立ち会いも、まだ旦那さん限定の病産院が多いようですが、しっかりしたバースプランを立て、産婦さんが信頼できる方(旦那さんや実母さん)が上の子さんの子守りをするという条件を入れれば、交渉次第で受け入れてくれるかもしれません。
それでもどうしても上の子さんの出産立ち会いが許可していただけないなら、出産直後に分娩室に入室させてもらいたいと切望すれば、譲歩してくれるかもしれません。
この絵本には、妊娠・出産を記録として残すとしたら、こんな写真が素敵だな?と感動する場面が沢山あり、参考になります。
上の子さんへの読み聞かせにも良い本じゃないかと思います。
(32頁で1260円)
記事アップ時点で判明しているのは、密林では中古本のみ取り扱いの様子。
楽天ブックスは取り扱い自体無し。
新品が入手したい方はlivedoorBOOKSかセブンネットショッピングにあるようです。
もしかしたら地域の図書館の蔵書の中にあるかもしれません。
捜すとしたら、「児童書」のジャンルですな。
ポプラ社から8年くらい前に発刊された本です。