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2012年2月15日 (水)

カンガルーケアは本当に危険なのか?

~いつになく、シビアな長文です。気合と根性を入れてお読みください。~
生まれて間もなくの赤ちゃんを、お母さんの胸に抱いて肌と肌が触れ合うカンガルーケア。
あの至福の体験をされた読者さんも大勢いらっしゃるかと存じます。
一方、そのカンガルーケア中に、呼吸停止や重度のチアノーゼを来たし、発見が遅れて重い障害を受けたり、お亡くなりになった赤ちゃんもおられ、複数の裁判が始まっているという現実があります。
当該の赤ちゃん達のお母さんやお父さんのお気持ちはいかばかりかとお察しします。

当該の赤ちゃん達はカンガルーケア中に生命の危機に瀕しているわけですから、この部分だけを切り取ると、カンガルーケアさえしなければ、生命に関わる事象は発生しなかったのではないか?となります。
マスメディアの記者さんはおしなべて文系が多いし、センセーショナルな見出しを付ければ、それだけ人の目にとまりやすいから
、「カンガルーケア=危険」という紋切り型の表現をなさいます。
そして、残念なことに思考停止している方達は、その文言を鵜呑みにされ
、「カンガルーケア=危険」らしいですから、私は出産の時のカンガルーケアは止めようと思います。・・・なんてことをシレっと仰るようですね。
けど、そもそもカンガルーケアなんて、医療者から妊婦さんに強要するものでもないですから、今後は医療者だって面倒に巻き込まれたくないという心理が働くでしょうから、「あ、そうですか。じゃ、止めましょう。」という展開になりがちでしょうね。
双方納得の上で止めるのですから、それで良いっちゃあ良いのでしょうが、SOLANINは、なんか違うんじゃないかと思います。

何故なら、物事の半分しか見ていないからです。
カンガルーケア中に生命の危機に瀕した。…のは、紛れもない事実です。
しかし、カンガルーケアさえしなければ、生命に関わる事象は発生しなかった。…のは、果たして事実とは断言できるのか?
事実であるかもしれませんが、そうではないこともあるからです。

生まれたての赤ちゃんが胎外生活に適応するには、一般の方が想像される以上に遥かに時間がかかります。
紛うことなき正常新生児で、おぎゃ~と元気よく泣いて、真っ赤になってグイグイとおっぱいに吸いついても、生まれてから2~6時間くらいは、決して大袈裟ではなく、赤ちゃんの身に何が起こるか分からない時間帯なのです。
それは、カンガルーケアなんてしていない時代から、周産期領域の医療者だったら周知のことです。
読者さんには聞き慣れない言葉でしょうが、コットデス(←赤ちゃんを寝かせる小さなベッドがコット。生まれて間もないうちに、そこで亡くなってしまうこと。)ということは、昔からあります。
カンガルーケアをしなくても、生まれてすぐに新生児室にお預かりしていても、お亡くなりになる赤ちゃんはゼロではないのです。
元気に生まれてきた筈の赤ちゃんがお亡くなりになるのは、あまりにも痛ましい出来事です。
我が国の昔のグリーフケアでは、お亡くなりになる赤ちゃんとお母さんの対面はご法度で、赤ちゃんの死はタブーとして封印されてきた歴史があります。
近年はそうではなく、真相究明を大事にしようという考え方が主流となってきたこともあり、赤ちゃんの死がマスメディアで取り上げられる頻度も高まったのでしょうね。

SOLANINは、裁判になっている全ての事例の詳細を知っているわけではありませんが、この胎外生活に適応するまでの時間帯の観察が、今一つ行き届いていないことが、急変発見の遅れと取り返しのつかない事態の発生ではないかと睨んでいます。
「あ~、元気に生まれてきてくれた。良かった。これでやれやれだわ・・・」ではないのです。

これからカンガルーケアを継続していくには、今まで以上に医療者が「この赤ちゃんはカンガルーケアをしても大丈夫かしら?」という判断力を磨いていかねばならなくなるでしょうね。
例えば、産声は超元気でアプガ―スコアもOKだったとしても、羊水が混濁していたとか、心音が低下している時間がかなりあったとか、分娩時間がとても長かったとか、お母さんが酸素吸入していらしたという場合は、そうではない場合よりも赤ちゃん呼吸状態が不安定になりがちです。
そういう場合、その赤ちゃんはカンガルーケアをしてもいいのか止めておくのかという判断力を身に付けなくてはなりません。(それを磨く時間が無ければ、細密な基準を作らねばならないでしょう。)
複数の安全対策を講じることが求められるでしょう。
また、カンガルーケアをするのかしないのか、予め妊婦さんから同意書を取らせていただくこともも必要になるでしょう。

しかし、分娩受け入れ施設の集約化で、人手不足の病産院は少なくなく、常にお母さんと赤ちゃんの真横にドクターや助産師や看護師さんが張り付いていることは事実上不可能です。
ですので、安全対策として、決してお母さんと赤ちゃんのふたりぼっちにしないことと、忙しいならせめて器械片付けや次の器械の準備をしながら、お母さんと赤ちゃんの気配を察しつつ、時間を見計らってこまめに観察することや、赤ちゃん全例にSPO2モニターを装着して、お母さんだけではなく、お家の方にもきちんSPO2モニターの説明をして、「何か変だな?」と思ったら、迷わずにナースコールしてもらうことを徹底し、急変発見時に迅速に対応できるような救急蘇生キットの常備をしていくことで、不幸な事態は相当防ぐことができるのではないかと考えます。
カンガルーケアとはどういうものなのか、どうしていけばいいのか、他人任せにせず、よ~く考えて決断していきましょう。

コメント

1 ■無題
私の出産した産院では全新生児が産後24時間、オムツ1枚で保育器でした。カンガルーケアは産後ほんの数分でした。
BFHみたいに産後すぐからの夜間授乳などはなくて母乳の立ち上がりには苦労しましたし、ミルクにかなりお世話になりましたが、この保育器の件はとても安心できることでした。
ままねこ 2012-02-15 00:35:15

2 ■無題
カンガルーケアの利点をあまり報道しないで、マイナスな事しか言わない、書かないメディアが沢山ありますよね。
私は緊急帝王切開のため、全麻での手術になりました。待ち望んでいたカンガルーケアが出来ず、寂しい思いをしました。
幸い子供は元気で、色々処置した後、私の代わりに主人がカンガルーケア(服の上からでしたが、カンガルー抱っこをして)を、私が病室に戻って来るまでの2時間していてくれました。
病院、助産師側の配慮だったのでしょうが、とても感謝しています。
カンガルーケアでの注意事項等あるでしょうが、カンガルーケアを無くしてしまわぬ様に、私達ママ(親側)も動かなければいけませんね。
マァサ 2012-02-15 00:48:31

3 ■無題
数分ですがカンガルーケアさせてもらいました。凄く感動しました。今でも思い出します。そしてやっぱり今日も頑張ろう!と思い頑張れます。
でも確かに極端化すると危険な面もあるんですよね。もし2人目出産するならまた希望すると思います。患者側としてリスクも理解した上で医療者さんに最善のチェックをお願いするようにします。本当に産後ハイの状態でのあの温かさ、命のあたたかさ、重みに感動したからです。何事も良い面悪い面あると思います。白黒はっきりさせれる事ばかりでないし、極論ばっかりもどうかと思いますよね。その中で自分で選択する力と覚悟って必要ですね。
aoiosora 2012-02-15 01:11:44

4 ■そういえば‥
私の住む地域の病院が訴えられているのをニュースで見ました。
同じようなケースが数件起こっているみたいで‥
以前もソラニンさんが書いていらしたように、カンガルーケア中の管理体制?がなっていなかったんだろうなぁ、とは思っていたのですが‥ 悲しいことに確かそこBFHだったんですよね(__)(私の思い違いでなければ‥)
だからなのか何なのか、ニュースの見出しも「母乳推奨でまた事故」みたいな書き方で。。
そりゃカンガルーケアと母乳の立ち上がりは関係あるだろうけれど、だからって「母乳育児=危険」てちょっと強引すぎるでしょ~!!とビックリしちゃいました(-_-;)
亡くなられた赤ちゃんの親御さまの気持ちも分かるけれど、なんだかなぁ‥と悲しくなりました。
ふじやま 2012-02-15 01:51:22  

5 ■無題
カンガルーケアって、結構長い時間するものだと思っていたのに、私の場合数分だったので、なんでかな?って少し不満でもあったんです(><)
でもこの記事を読ませて頂いて、陣痛がそこそこ長く、酸素吸入もしていたし、後から聞いたんですが、羊水もウ○チで混濁してたそうなので、病院側の適切なカンガルーケア時間だったんだなとわかりました!!記事にして頂いてありがとうございました☆
短い時間でも、カンガルーケアできて、そして今も元気でいてくれて、本当に幸せです☆
余談ですが、その短いカンガルーケア中に、お腹の上でお○っこされました(笑)
まだまだ寒い上、インフルエンザやノロが大流行なので、ご自愛下さいませ☆
☆はぴ子☆ 2012-02-15 01:54:55

6 ■無題
カンガルーケアしました☆
私の場合、その病院で初めて?無痛分娩ということもあり、生まれる前後はメモ片手にした研修生?が10人弱と助産師さん6人くらい、あとは主治医と居てくれたのでとてつもない安心感がありました。
2300グラム程だろう…と言われていた息子ですが2670で元気に生まれてくれたので、カンガルーケアも出来たのかなぁ。
ただ、息子の処置よりも私の処置の方が時間がかかりカンガルーケア待ちをさせてしまいました。。
今となっては良い思い出です!
うー 2012-02-15 03:22:27

7 ■是非してもらいたい
私も妊娠中から憧れていて、カンガルーケアをしました。
開業産科で出産したので、ドクターは出産直前に来て、直後の処置をした後は、通常の診察に戻られました。
予定日当日、ソフロロジー式での分娩で、心音低下もなく、順調に生まれてきた我が子。
どんなに元気に生まれてきてくれた子でも、カンガルーケア中は、大事さゆえに段々と不安になり…。
30分くらいで助産師さんに預けてしまいました。
私は素人です。赤ちゃんが大丈夫なのかわかりません。
側に助産師さんがいてくれたら安心できたのかもしれませんが、邪魔しないようにという配慮からか、別室におられて。
せめて酸素状態をチェックできるようにしておくとか、時々見に来るとかしてもらえたら、もう少しあの時間を楽しめたのかな…と思います。
未だに寝ている我が子の呼吸確認をするくらい小心者なので、カンガルーケア中は医療側の見守りもあってほしかったです。
☆ゆぅ☆ 2012-02-15 05:31:23

8 ■生まれたら安心。ではないですね
私もカンガルーケアをしました。
理由はそういうものがあるなら、やってみよう!くらいの気持ちでした。
初めての出産で、冷静ではなかったので、カンガルーケアの前後の事はよく覚えていません。
助産師さんが近くにいたのか、SPO2モニターというものがあったのか・・・
生まれたら安心。という気持ちでいましたが、その後の危険も考え、決断しなければいけないと感じました。
群馬のベビマセラピスト泉 2012-02-15 06:55:42

9 ■無題
私は、比較的『安産』と言われる方でした。
陣痛の始まりも間隔も正常で、分娩自体もかなり早かったと言われました。
↑当然、本人は初めてなので安産かどうかなんて分かりませんが(汗)
ただ、カンガルーケアをすることであの陣痛の痛みを忘れることが出来たような気がします。
自分の胸の上に来た瞬間に、感動と感謝の気持ちが溢れ出てきて本当に自分が産んだんだなって思えました。
あの時のことを思い出すと 日々の苦労も薄らいでいくようにさえ思えます。
母子の絆にとっても大切なことだと思うのでなるべくなら経験して欲しいと思います。
そのためにも、妊婦自らがきちんとした知識を身につけることも大事なのだと思いました。
一人の人間を産むために、あれだけたくさんの方達に携わって頂いたのです。
何かあったときだけ責め立てるのではなく、我々も勉強すべきことはたくさんあるのだと思います。
いつも本当にありがとうございます。
coz 2012-02-15 07:05:01

10 ■無題
私はカンガルーケア時に赤ちゃんが手足を伸ばしてしまうとのSPO2値が下がる可能性を聞き、お腹の上の赤ちゃんがMWの手足になっているか、ずっと気にしていました。
体制とって3時間、酸素吸引して吸引分娩だったけど、赤ちゃんの呼吸状態と顔色と格好をチェックしながらだったので…感動より、守らなきゃ!って思っていました。
妊娠中の知識集めとどう選択するかはとても大事ですよね。
すーたん 2012-02-15 07:23:46

11 ■無題
初めてコメントさせていただきます。
私は40週2日で出産し、出産は順調でしたが2290gの低体重児でした。
しかし、短時間ですがカンガルーケアさせて貰いました。
近くで看護婦さんがお片付けしている間だけですが…
とても、感動したし、『生まれてきてくれてありがとう♪頑張って出てきたね~これから、ママも頑張ろう!』って思いました。
今でもカンガルーケアして良かったと思ってます。
医学的なことはわかりませんが、『短時間だけどね…赤ちゃんもママに抱っこされると安心するからね。』と言って、側にいてくれた助産師さん達には感謝しています。
是非、今後も安全なカンガルーケアができるといいですね。
さくら 2012-02-15 07:33:23

12 ■こんにちは
私は、娘を、カンガルーケアしませんでした。
うんだら普通に、カンガルーケアさせてもらえるものとおもってましたが、違いました。
私の、勉強不足だったのもありますが、残念でした。
カンガルーケアを体験してないせいか、カンガルーケアに不安もあります。
でも、次出産するときは先生と相談してみたいとおもいます。
至福の時なんですよね♪(*^^*)
ようちゃん 2012-02-15 08:01:08

13 ■無題
無事に産まれたら安心、というわけではないのですね。
自分自身、もっと知識をつけなきゃと思いました。
私の分娩先は産後すぐに母子同室、しかも個室なので少し不安です…。
いつもいろいろ教えていただいてありがとうございます。
まお 2012-02-15 08:35:26

14 ■私は
二人目の出産の時カンガルーケアをうけて本当に感動し幸せな気持ちを味わえました。すぐに母乳にすいてついて、旦那さんと一緒に写真をとったり。一人目も三人目も同じように体験したかったです。
三人とも違う病院で産んだので産院の違いやそこで働いてる人の意識の違いなどすごくよくわかります。
なくなるでなく、あの幸せな体験をできるだけ多くの人に味わってもらえたらな~っと思います。
ふみ 2012-02-15 08:51:36  

15 ■無題
仙台の母乳シンポジウムでも、お話がありましたね。
マンパワー不足…いつになっても壁です。
二人め三人めのお母さんは、深夜帯だとご家族を気遣ってお一人でお産なさる方もおられるので、そうゆうケースの対応、課題です。
分娩件数がわりと多めの施設勤務なので、何件も入院や分娩がたてこむと夜勤帯では頻回に足を運ぶ事が難しいのが実情で…
安全第一により、より良いケアの提供に前進できずにいるのが現状です(泣)
Pno 2012-02-15 09:04:24  

16 ■私も
一人目出産時、カンガルーケアをしました。
側には片付けをしながらの看護士さんがおられ、じゃあそろそろお母さんも赤ちゃんも休みましょう。と、隣のコット(電球が点いていて温かいベッドでした)に赤ちゃんを移されました。
カンガルーケアは数分間でしたが、そのコットを並べたまま、しばらく過ごしました。
あの時はそれが当たり前だと何も疑問に思わなかったんですが、酸素吸入したことや、生まれてすぐ泣かなかったこともあり、ちゃんと監視と管理をしてくださったのかな?と気づきました。
産後のお母さんは、出産直後の疲れやホッとする気持ちでいっぱいで、もし赤ちゃんにちょっとした変化があっても気づきにくいと思います…。
二人目も実施希望を出しカンガルーケアをする予定ですが、どんな分娩であれ、やっぱり、近くに看護士さんか助産師さんがいてほしいですね…。
コッコ 2012-02-15 09:08:49

17 ■聞きましたが…
私はカンガルーケアで訴えが出てる話を出産病院の助産師さんに聞いたことがありました。
亡くなられてしまうことはどんな出来事より痛ましく自分だったらと悲しさを感じずにはいられません。
マスメディアはどんなジャンルも長所は長い時間取り上げず、予防接種の問題にしろ論点がズレズレなコメントをされてる時もあり時間の無駄、気持ちのいいものではありません。
カンガルーケアのデリケートな部分をこれから出産される方たちにそういったメディアのやり玉にあげられ怯まれたくはないです。
だからこそ出産病院を親になる自分たちが見極め綺麗だからとか副産物たくさんあるからとかに惑わされず自分の身丈にあった場所、信頼できる場所を選んでいかないとならないと思います。
一緒の日に出産した友人はカンガルーケアに感激していましたし、私は撫でることしか出来ませんでしたが、したかったなぁと次があればと期待しています。
non 2012-02-15 09:29:21

18 ■カンガルーケア
私は長男も次男もカンガルーケアさせてもらえましたが、二人ぼっちにされている時間がかなりありました。
特に長男の時は2月で、夜中だった上に子宮収縮を促すためお腹の上に氷枕まで置かれていたので「寒いんだけど・・・まだ?」と思っていたけど、皆さん忙しそうで、呼べませんでした。
無事で良かったです・・・
赤ちゃんにSPO2をつけるのは良い案ですね。それだと幾分安心ですね。
かわ 2012-02-15 09:40:50

19 ■マスコミさん
医療関連のニュースは、マスコミの方もキチンと学んでから記事にして欲しいなあといつも思います。って言っても、専門の方でないと中々難しいのもわかりますが…。
妊娠、出産は病気ではない、とよく聞きますが、それは命に関わらないって事ではなく、何が起きてもおかしくない事でもある(むやみに怖がる事ではなく)と言う、ある意味「覚悟」が必要だなぁと思います。
「教えてもらってない」って言って手遅れにならないように、母は賢くならなければ!
ちなみにカンガルーケア(もどき?)、私は出産後ちょっと抱っこさせてもらい、まだ出ないおっぱいをちょっと吸わせて、娘はその夜は新生児室でした。
当時はカンガルーケア自体認識してなかったのですが(勉強不足)さっきまでお腹の中にいた我が子の温もりと重さを感じたひとときは、短時間でも至福の時間でしたので、個人的にはオススメです☆
やまねこ 2012-02-15 10:09:25

20 ■無題
私はカンガルーケアしました。
抱っこしてしばらくは酸素が安定しないのか、機械の警報音がなりっぱなし。
その都度助産師さんが態勢を見たり直したりして、落ち着くまではそばにいてくださいました。
1時間弱くらいカンガルーケアさせてもらえたと思います。
おっぱいを探しているようだったので、伝えると授乳もさせてもらえました。
(陣痛時から手術着?が濡れてしまうくらい母乳出てました)
何事にもメリット・デメリットがあると思います。
そして様々な情報で溢れている今、流されすぎないようにしたいとも思いました。
もうすぐ第二子出産です。
今回もカンガルーケアをするつもりなので
今から楽しみです(*^^*)
まーぷりん 2012-02-15 10:16:20

21 ■無題
私が出産した病院は、産後、30分以内にカンガルーケアをするというところでした。
臍の尾を切る前にカンガルーケアをした方がいいと知人から聞いていたので、バースプランに希望しました。
何かあった場合にできないこともあると説明は受けてましたが、安産で異常なく生まれ、出血量も少なかったのに、カンガルーケアは1、2分しかさせてもらえませんでした?
それに、お互いに裸(肌が触れる状態)でした方がいいと聞いてたんですが、そこまで細かく書かなかったせいか、子供はタオルに巻かれていました?
処置前で仕方なかったのかなと思いましたが。
その後、子供が連れて行かれたのですが、カンガルーケアが終了したと見なされたのか、なかなか子供が私達のところへ戻って来ないので看護師さんに聞くと、義姉が抱っこしてました?
実家が県外のため、母の代わりに分娩直前まで付き添ってもらったので仕方ないですが、主人が一度も抱っこしていなかったのに…?
バースプランは大事だと聞いていたのでけっこう細かく書いたつもりでしたが、もっと具体的に書かなければいけなかったと思いました
二人目が授かったら気をつけたいです
ぴーよめ 2012-02-15 12:08:18

22 ■ケースバイケースですよね
私は高齢出産だったこともあり、知識ばかり豊富で、バースプランはかなり事細かにお願いしていました。
もちろんカンガルーケアも、母子ともに問題なければ必ずしたいと望んでいましたが、私の出血量が多かったのにくわえて、娘が多血、低体温とのことで、すぐに保育器に入れられることになり、カンガルーケアができない上に、初乳を飲ませるのもずいぶん遅くなり、母乳育児が軌道にのるまでに数ヶ月を要しました。
それ自体は残念で心残りでしたが(産後は情緒不安定でかなりこの件で悲しんだこともありましたが)、今回の記事を拝見して、やはり、娘の生命や安全の確保最優先にしてもらい、余裕があればカンガルーケアできればいいな、というスタンスは間違ってなかったんだと再認識できました。
まつり 2012-02-15 12:16:31

23 ■私が産んだ病院では
カンガルーケア、長男を産んだ総合病院でしました。
私の場合、娩出直後の臍の緒が繋がっている状態で、素肌の胸上に乗せてもらえたので、時間は短いですが医師・助産師が当然いました。
ずっしり乗る息子の体重に感動したのを覚えてます。
その後、綺麗にしてもらい着替えた息子が私の腕枕で1時間程。 その時は立ち会った旦那と3人きり。
隣で出産してたので近くにスタッフはいましたが。
その後ちょっとおっぱいあげて、4時間後の翌朝6時から完母スタートし3歳の誕生日に言い聞かせ卒乳するまでおっぱい大好きでした。
今妊娠中で、次子が産まれたらまた飲みたいそうです(笑)
話はそれましたが、カンガルーケアが母性発動の鍵だったのは間違いないと思います。
ネガティブな面だけで廃止されないようにしたいです。
こたろ 2012-02-15 12:17:02

24 ■考えさせられます。
初めてコメントさせていただきます。
私は看護師をしています。勤務場所は産科ではありませんが、安全性と良いケアの両立は常に考えさせられます。
良いケアを提供できても、生命に障るような状況はあってはならないことです。生命に勝るものはないですから…。
自分自身の出産時は、NICUでのカンガルーケアをさせてもらいましたが、心拍、呼吸、SpO2のフルモニター下でも不安でした。
モニターを付けても、付けっぱなしでは意味がありません。きちんと対応できる状況にないのであれば、ケアは見送るべきなのではないかな…と、個人的には考えています。やればいいってものでもないですしね。
大切な意味あるケアだと思うので、人出不足を言い訳にせず、提供できる環境を作れればなと思います。
人出不足…。看護師、助産師界の永遠のテーマですよね。
一課長 2012-02-15 12:24:34

25 ■考えさせられる記事でした。
18週で流産した親戚と、生後3週間の赤ちゃんを亡くした友人がいます。(どちらも原因は不明でした)
赤ちゃんを亡くすのは本当に辛いことですし、お母さんを始めとするご家族の悲しみは図り知れません。
しかし一般的には、周産期医療の発展した今日において「妊娠・出産は何が起こるかわからない」という根本的な認識や知識が、妊婦さんや家族には足りない場合があるような気がします。
赤ちゃんは元気に生まれてくるものだと信じて疑わないゆえに、不可抗力を受け入れられず「訴訟」に繋がるのかもしれません。
記事のケースについて詳しく存じ上げないのですが、カンガルーケアと事故に因果関係が認められない(どんな状況でも防ぐことができない事故であった)可能性もあります。
それなのに、ご家族が自分どころか他人(病院や医療者)を責めてしまうのは本当に悲しいことです。
医療者側に重大な過失が認められたならともかく、「カンガルーケア中に起きた事故」という状況ばかりが一人歩きしてしまうのはおかしいと私も思います。
それでもし今後、カンガルーケアに批判的な風潮が起こってしまっては非常に残念です。
当の赤ちゃん、ご家族の悲しみは当然尊重されるべきなのですが、私達はまず、出産に伴う危険について、もっと知っておくべきかも知れないと思いました。
赤ちゃんが健康に生まれて順調に育ってくれることは、決して当たり前のことではなく、それだけで奇跡なのだと肝に命じなくてはならないですね。
いつにも増してSOLANINさんの思いが伝わってくる記事でした。
コメント長くなってしまいすみません(汗)
お返事お構いなく(*^^*)
ぷっちぃ 2012-02-15 12:38:17

26 ■悩ましいですね。
うちもカンガルーケアでした。
三時間ほど主人と三人でいました。
といっても、呼吸の確認をする装置をついてとし、鳴ればすぐに看護師が来てくれます。
産まれたばかりの我が子が胸に乗った時の温もりは今でも覚えています。
あの時間におっぱいを吸うのを覚え、母親とくっつくことで、様々な免疫効果?がありますよね。
もしかしたら、ケアがなかったらより短い時間でサヨナラをしなくてはいけなかったかもしれない。
けど、設備が整っていなく、赤ちゃんの変化のチェックも出来ないような状況なら、ケアしなければ、逆にそそくさとコット&器械により免れたかもしれない。
もしかしたら、赤ちゃん自体がなかなか外の世界で馴染めなかったかもしれない。
なんとも、言えないですよね。
産まれ直ぐに、手足の指を確認したり、顔を見たり、産まれて丸一日は心配でずーっと我が子を見てました。眠れなかったです。
けど、仮に我が子に悲しい事が起きたとしたら、印象に残るのはケアの事かもしれません。
最近、自然なお産をTVでみます。
私はみていて怖いです。
設備とか見る限りないし、何かあった時に緊急措置できるのかと。
赤ちゃん自身の寿命なのか、
医療上の原因なのか…
一部分だけクローズアップするマスコミにはガッカリしますよね。
案外、旧式な考えの力ある医療関係者もバックアップしてそうですよね。
そこに大手○ル○メーカーとか絡んでいたり。
ちゃんといろんな角度から検証してほしいです。
かいちんママ 2012-02-15 12:43:02  

27 ■無題
私は数分のカンガルーケアでしたが、まず子供の足と手の指などに目がいきました。
助産師さんがついていてくれ、子供がおっぱいを探し吸い付いたのには感動しました!2人目の時も是非希望します。
ただ産後数時間は気をつけた方が良いとは勉強不足でした。新生児室で預かって自分の部屋にきたのは半日後だったのはその理由があったのかもと思いました。当日は、母子同室の病院のはずなのに何故すぐ赤ちゃんが来ないのかと思いましたが…。
いつもためになる記事をありがとうございます。
ひつこ 2012-02-15 13:58:40

28 ■こんにちは
全く関係のないお話ですが、今日一歳半健診で歯科医と保健師に母乳をやめろと言われました(´Д`)
虫歯になると言われました(゚Д゚)
『逆ですよ』と言い返しましたが、『いや、逆です』と言われたのでw
軽くあしらっておきましたが、まだまだそんな考えの医療者はいるのですね(´Д`)
ため息がでます(´Д`)
mommy.oxo.yacco 2012-02-15 14:17:29

29 ■無題
>mommy.oxo.yaccoさん
横レスすいません。
歯科医です。
多分、『母乳で虫歯になる』の逆が、『母乳で虫歯にならない』だとしたら、それは間違っているので、(実際、母乳だろうと牛乳だろうと、含まれる乳糖には砂糖よりは弱いですが虫歯にならせる力はあるので…)歯科医は『逆です』と言ったのかもしれませんよー(^-^;
どっちにしろ、その歯科医は言葉が足らないですよねー(怒)
正しくは『母乳あげていても、ケアをちゃんとしていれば虫歯にならない』なのに…
きっと言葉のニュアンスもあるんじゃないかなぁ…と。
ま、実際のその歯科医の知識はわかりませんけどね(笑)
歯科医みんなが母乳推進派になるといいのに…
豆太郎 2012-02-15 18:41:59

30 ■Re:そういえば‥
>ふじやまさん
そうですね。
国立病院機構が訴えられていたかと思います。
カンガルーケアと母乳育児は繋がるものですが、イコールではないですからね。
記者さんの悪口になるかもしれないけれど、文系の方の医療記事は誤解が多いような気がします。
SOLANIN 2012-02-15 18:49:55

31 ■無題
このカンガルーケアの事故って、たしか、
一緒に『無理な完母推進のせいで低血糖になったから脳障害になったんだ!』とかいう、よくわからない責め立てが入った新聞記事になってましたよね。
私もなんじゃこりゃ?と思ってました。
単に、病院側が注意怠った結果じゃないの?
って思いました。
普通、二人っきりにして放置しませんよね。
一番不安定な時に…
ソラニンさんの言う通り、どうしても放置しなきゃならない状況が仮に有り得るなら、
モニターつけるなりするのが当たり前だと思います。
そして、いくら素人のお母さんとは言え、
赤ちゃんの状態把握する注意力くらいはもってほしいと思いました。
もちろん赤ちゃんを亡くしたり病気にしてしまった気持ちは察しますが…
こんな事故、二度と起きて欲しくないですね。
豆太郎 2012-02-15 18:50:12

32 ■Re:無題
>Pnoさん
どこもマンパワーだけはどうにもなりませんからね。
そこは難しい問題ですね。
SOLANIN 2012-02-15 18:55:42

33 ■Re:考えさせられます。
>一課長さん
そうですね。
仰る通りです。
フルモニターでも、だれも監視していなければ意味が無いですもんね。
SOLANIN 2012-02-15 19:01:07

34 ■Re:考えさせられる記事でした。
>ぷっちぃさん
書いていて、長くなってきて読み辛いかな?と思いました。
でも、拙いながらも、カンガルーケアについて、自分なりに考え、みなさんの経験やご意見を伺いたく、結果、気合を込めた記事になりました。(汗)
SOLANIN 2012-02-15 19:03:55

35 ■Re:悩ましいですね。
>かいちんママさん
テレビに取り上げられる医療モノのドキュメンタリーとかで、少なくとも反対側から見ていないなぁと直ぐに分かる内容は多々あれど、そこに気が付いてくれる視聴者ばかりではないですからね。
検証するって大事ですよね。
SOLANIN 2012-02-15 19:07:16

36 ■Re:こんにちは0
>mommy.oxo.yaccoさん
溜息分かります。
歯科検診に今井美行ドクターがいてくれたらって思っちゃいますよね。
SOLANIN 2012-02-15 19:08:46

37 ■Re:無題
>豆太郎さん
二度と起きてほしくないです。
だから禁止すると言うのも違うと思います。
SOLANIN 2012-02-15 19:10:43

38 ■無題
先日母親教室で、カンガルーケアの説明を受けたので、タイムリーなお話で頷きながら読ませて頂きました。
上の子の時は、出血量が多かった為、カンガルーケアが出来ませんでした。
今回の出産では、カンガルーケアの同意書をまさに配られ、同意した上でする、しないを決めるという事になっています。病院側からは、赤ちゃんにモニター?を付けてきちんとチェックするという説明を受けました。まだどうするか悩んでいますが、出産する産院選びも、どんなスタイルにするかも、どう育てるかも全て親の責任が伴い、自分達で判断を毎回きちんとする。それが親になるってことなんだなぁと思います。
ハッピーターン 2012-02-15 21:54:18

39 ■納得しました。
昨年、娘を産んだ際カンガルーケアをしてもらえませんでした。顔は見せてもらえたけれど、すぐに連れていかれてしまってその時は誕生の感動で気になりませんでしたが、あとからあれ?って。
でも今回の記事を見て納得しました!!
私、酸素吸入器をつけられていたので、娘も危険だったんですね…
今、無事成長してくれてるので、良しとします☆
でも次もしまた出産できるとしたらカンガルーケアしたいなぁ…と思います♪
カカオ 2012-02-15 22:25:37

40 ■悩ましいですね・・・
私は上ちびの時も下ちびの時もカンガルーケアはしました。
産まれたばかりの我が子を数分胸のあたりにおかれ綺麗にしてもらってる間に自分の処置をしてもらい全て終わってから30分~1時間弱は横で寝ていました。
ただモニターとかなく助産師さんも誰もいない状態で不安ではありました。
上ちびの時は横で寝ているのに指先とか紫だし立ち会いした主人と母が「寒いのかな?でもなんか変だよね・・」などと話していて助産師さんが子供を迎えにきて数分後に医師が「チアノーゼが出ているので保育器に入っています」と説明を受けました。
まさかチアノーゼが出ていたなんて・・・病室に戻り予定日が過ぎたのと羊水が濁っていると言われたから自分のせいだと保育器から出るまでは責めていました。
下ちびも綺麗になってから横で30分くらい寝ていたと思うのですが出血が多かったのであまり記憶にありません。出血量は中量と記載ありますが出血量は書かれていませんでした。
LDRで3時間いましたし歩ける状態になく人生初の車いすで病室まで移動しました。
母乳育児推奨の病院ではなく同室も産後3日目からだったのでカンガルーケア中に授乳することもしらずそんな説明もなく自分の勉強不足でした。
出産は確かに大変だけど医師や助産師さんに任せるだけでなく自分自身ちゃんとした知識も必要ですね。
あいみーmAmA 2012-02-15 22:48:54  

41 ■同意書をとるとは?
昨年出産しました。カンガルーケアしました。
直後にしますか?と聞かれ、何も考えずしますと答えましたが。
医療者ではない人に、どうなっても希望したあなたの責任ですよ、いいんですね。←そんな風には書いてないでしょうが 意訳するとこんなところでしょうか?
そんな選択を迫られたら、やらない方が安全ならやらない方がいいと思ってしまうと思いますね。
究極、赤ちゃんは、ミルクでも育つけど、命の危険がある、何が後遺症がのこる可能性が1でもあるなら、しない方が良かったと思いました。
ころすけ1978 2012-02-15 23:23:24

42 ■無題
お仕事の内、片付けや準備が大事ですか?
違いますよね、人命ですよね…。
絶対は無いですがより安全を求めて産科のプロがいる病院で出産をするんです。
それでもカンガルーケア中の容態急変に気がつけない事は職務怠慢に当たると思います。
うまれて間もない何が起こるかわからない時間帯とわかっていながら放置なのは医師、看護師も事故がレアケースと気を抜いている感は否めません。
小さな子どもを守るのに手を離すなら目を離すな、目を離すなら手を離すな。を心がけていますが、この場合、目も手も離すならモニターをつけるべきです。対応が出来ないのならカンガルーケアを引き受ける器は無いのだと思います。
急変にすぐ気がついて適切な処置がなされていたら訴訟にならなかったケースもあると思います。
もっと理不尽なケースがあるのかも知れませんが…
ウヲッカ 2012-02-16 01:12:14

43 ■カンガルーケア経験しました
次男の出産時にカンガルーケアしました。次男にSPO2モニターをつけて何かあったらすぐに助産師さんが駆けつけてくれるようになっていました。
生まれたばかりの赤ちゃんって、ほんの少し体を動かしただけで飽和度が低下してしまうので何度も助産師さんが見にきてくれました。朝7時に出産したので、夜勤の助産師さん2人対応という忙しい中とても有り難く頭の下がる思いでした。
長男の時は出生時は問題なかったのですが、胎児治療をしていたこともあり、産科Dr.と小児循環Dr.の判断でできず、ほんの1~2分胸の上で抱かせてもらったくらいでした。なので、次男の時は本当に嬉しかったです。
医療者の判断。まさに長男の時はそれでした。その時はDr.の判断は正しいと思いながらもできなかったことが悲しくて自分を責めたりしましたが、今回の記事でやはりDr.の決断は正しかったと思います。
私の気持ちは、できる環境にある病院は是非続けていただきたい。しかし、たとえモニターをつけていても何かあってもすぐに対応できないのであれば考えていただきたいです。
ちっちゃい手 2012-02-16 01:39:25

44 ■遅れ馳せながら
私は総合病院の出産でカンガルーケアを希望していましたが
新生児呼吸障害ですぐにNICUに入れられてしまい
出産の感動も何もなく心残りではありましたが
迅速な対応により3日の入院で済み、本当にNICUのある病院で出産してよかったと思いました
今回、カンガルーケアができなかったことは残念でしたが、適切な判断で無事だったのだと感謝しています。
ただ、やっぱりもし次があり、赤ちゃんに何もなければ管理のもと、カンガルーケアはしたいと思います。
いっこ 2012-02-16 02:05:51

45 ■長男カンガルーケアしました
旦那と子供と3人にしてもらってしました(^-^)
貴重な体験もできたし幸せな時間でした(^^)d
しかしなにかあったらナースコールしてねといわれましたが、産んだ直後で疲れきっていたし、なにが正常でなにが異常なのかわからないけど…!?と思った記憶があります…(;o;)
できれば次の子もカンガルーケア希望ですが、すぐ近くに助産師さんかお医者さんはいてほしいなと思います(^^)d
あチャン 2012-02-16 12:33:04

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