SOLANIN,は、本業と当ブログ以外での母乳育児支援のための活動として、8年前から、地域に於ける母乳育児を拡め、支援するための会(?)に所属しています。
従来は所属メンバーは医療関係者限定で、病産院や保健センター等との勉強会・交流会が主活動だったのですが、それだけではなかなか地域に於ける母乳育児が拡まりませんでした。
定例会は年3回開催されるものの、参加するメンバーの顔触れも固定化して、徐々に細々とした活動内容になってきていました。
そこで、今秋から方向転換して、所属メンバーは医療関係者だけではなく、おばあちゃん世代の方や現在進行形で赤ちゃんにおっぱいをあげているお母さんも交えていこうという方向に話しが進みました。
母乳育児拡めていくための草の根運動というか、裾野を拡げていくためには、ガチガチの母乳至上主義(!)ではなく、おっぱいをあげている全てのお母さんを支援することを前面に出す方向となりました。
8年前から所属している会員としては、決して自分たちの活動が母乳至上主義だなんて考えてはいなかったので、ちょっとショックな謂れようではありました。
勉強会でも、直母が上手くいかない赤ちゃんやNICUの赤ちゃんについての勉強会もしていますからね。
(まぁPRが足りなかったから、そのように思ってしまわれる方がいらっしゃるということなのでしょうから、酷く謂れても仕方ないのかな?とも思いますが。)
と申しますのも、世間には、母乳と聞いただけで、「自分には関係ない。」と無視する医療関係者も居ますし、ミルク屋さんと仲良し病産院はまだまだ多いし、おっぱいが上手くいかないことが虎馬になっているお母さんも大勢いらっしゃるので、そういう方たちにも拒絶反応を起こさせないような、受け入れてもらえるような、協力してもらえるような会に発展させていくためとのことです。
つまり、名を捨てて実を取る・・・ってことなのだと思われます。
コンセプトは良いと思います。
ただ、先月の会議で、世間のアレルギー対策(?)として会の名称から母乳または母乳育児というフレーズを外すことが、ほぼ本決まりになりました。
そうなると、会則を読まなければ、何を目指す会なのかということが、ぼやけてしまいそうです。(汗)
「母乳ではなく、おっぱいにしたら?」という意見も出ましたが、「そうなると一部の男性が変な想像をするから止めた方がいい。」という意見がメンバーの男性医療者から出てしまい、おっぱいという単語が団体名に採択されることはなさそうです。
それから、「横文字は、おばあちゃん世代に受け入れにくいので、出来るだけ日本語。」が望ましいらしいです。
何か良い案はないものかと考え続けていますが、正直言って、急にそんなことを言われてもねぇ〜と、困っています。
果ては、「卒乳したら、折角入会した会からも卒業と思わなくてもいいような名称がいいのでは?」という意見も出ましたが、そうなると、無難に子育て支援か?となってしまいます。
でも、子育て支援という単語だったら、範囲が広すぎるし、場合によってはファミリーサポートセンターさんのような、子どもの一時預かりで忙しいお母さんを応援!みたいな印象になっちゃいますからね。
それこそ、会の方向性を勘違いするう方が出てきそうに思えます。
今、ふと、SOLANINは、乳飲み子と母のための応援団というフレーズが浮かびました。
乳飲み子だったら、栄養方法は関係ないわけですし、長期授乳の方に対し、赤ちゃんという単語はそれこそ排他的になっちゃいますからね。
母は、もちろん全てのお母さんを指します。
応援団は、支援するという意味が含まれているかと思います。
なんだかまとまりのない、コメントの難しい記事になって済みません。
読者のみなさんのお知恵を拝借できたら、幸いです。