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2011年11月30日 (水)

生後6ヶ月迄の赤ちゃんに水を与えることのリスクとは?

赤ちゃんの胃はオトナよりもう~んと小さいですから、少量であっても水を飲ませることは、哺乳意欲を削ぐことに繋がります。
水を飲ませると、量にも依るのでしょうが、通常よりも11%も哺乳量が減ってしまうという研究報告が複数あるそうです。
おなかがチャプチャプになれば、肝心のおっぱいが飲めなくなってしまいますからね。
そんなつもりは無くても、赤ちゃんに安易に水を飲ませることは、結果的に赤ちゃんがスクスク発育して行くことを妨げていることになりかねないのですね。

しかも、おっぱい(やミルク)だけで十分な生後(5~)6ヶ月頃までの赤ちゃんに、何気にお茶・湯冷まし等を与えると、却って下痢を促進することがあるくらいなのです。

何故かお茶・湯冷まし等を飲ませたがるおばあちゃんは、世間には大勢いらっしゃいますが、それは、ひとえにこのようなリスクを全くご存知ないからだと思われます。
軽いノリで、“お茶・湯ざましくらいあげちゃいなよ攻撃”を華麗にかわすためには、この記事に書いてあることをきちんと説明して理解・協力してもらいましょうね。

※この記事のコメントは見つかっておりません。ご了承ください。

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