お母さんが頑張ってくれないと、このうつ乳は治らないですよ。
もちろん生理的(一時的)うつ乳というのは、どのお母さんにもあります。
前回の授乳から2~3時間間隔が空けば、乳房が温かく、重くなった感じがするアレです。
でも、それであれば、哺乳後は乳房は柔らかくなり、軽くなった感じがします。
乳房の殆どがスッキリして、爽快感さえあります。
助産師がモノの喩えに、「双子ちゃんでも養っていけるおっぱいね。」というレベルで、赤ちゃんの体重増加も極めて良好です。
O式のセンセイに言わせると、「おっぱいが不味いゆえ、飲みつかないから起きる。」そうです。
確かに、硬結を形成して乳房マッサージのために受診された方の乳房から排出される乳汁は、黄白色で、マーブル状であることが多いです。
1時間くらいかけて乳汁を排出させるべく乳房マッサージをして、どうにかこうにか乳房がフワフワになります。
授乳間隔を空け過ぎないように気をつけていても、哺乳後の乳房がちっともスッキリしない、重たい感じや緊満感が残るのは、飲ませていても飲めていないからです。
正常新生児の赤ちゃんで、哺乳テクニックが下手っぴちゃんな「だけ」であれば、うつ乳については定期的に搾乳でコントロールしていけば、大抵は1ヶ月健診を少し過ぎる頃にはしっかり飲めるようになりますから、慢性的(病的)うつ乳問題は解決します。(定期的搾乳も止めても、乳房の状態は差し支え無くなります。)
しかし、それに加えてお母さん自身が不器用である場合は、慢性的(病的)うつ乳が長期化することが多いですね。(乳腺炎の一歩手前の状態が続くのですね。)
具体例を挙げると、2ヶ月近く経ってもラッチオンがまともに出来ず、突出した乳頭なのに乳頭痛のため乳頭保護器を使わねばならない方、そもそも、哺乳中のポジショニングを保つのが怪しい方の場合等です。
哺乳出来る時もあればそうでない時もあるという、まるでギャンブルのような哺乳状況の場合、2ヶ月を超えようとも、慢性的(病的)うつ乳対策として、定期的搾乳は必須です。
こういう慢性的(病的)うつ乳の場合、赤ちゃんの体重増加は一向に振るわず、標準的な増え方の半分レベルくらいに留まることもしばしばなので、基本的に搾乳は飲ませます。
但し、私たちも力になりたいのですが、助産師は1回毎の授乳が上手く出来ているか否かを自宅まで評価しに行くことは出来ません。(当り前か)
お母さん自身が、自分で乳房緊満のレベルを把握し、横着せず、「これでいいのか?」という評価をしてくださいね。
なぜなら、この慢性的(病的)うつ乳の評価は、お母さんに見極めていただくしかないからです。
「助産師任せ」ではイカンということですな。
コメント
1 ■まさに私です。
もうすぐ6ヶ月になる息子がいます。
私はまさに慢性的うつ乳で、熱までは出ませんが白斑やしこりはしょっちゅうできます。
私は『産んだらおっぱいは出るもの』と思っていましたし、息子を出産した産院はお花畑の病院で、きちんと授乳指導もありませんでした。
しかし、どうしても完母で育てたいとだけは強く思っていたので、乳首が切れようとも、血豆ができようとも授乳したり、搾乳したのを与えました。息子の体重は緩やかですが、増えてはいます。
1ヶ月検診後、ようやく外に出る勇気がつき、すがる思いで一番近くのO谷の母乳外来へ行きました。そこでは手技中に食事指導はあるものの利用者が多くなかなか授乳指導まではありません。おかげで大分食生活の改善はできました。
息子は浅飲みなので、深くくわえなおさせますが、また自分ですぐに浅くくわえなおすし、大きくなった息子は吸てつ力が強くなってさらに乳頭にかかる圧が強く痛みが増しています。
息子はキョロちゃんでもあり、うまくポジショニングできていないせいか、飲みながら手足をばたつかせます。最近は歯が生える前だからか、乳首を噛みます。
授乳以外は本当に育児も楽しく出来ていますが、授乳だけは苦痛でしかたありません…でも、逆に子育てに困っている事が本当に授乳だけなので、我慢すればいいのかなとも思います。
こんな息子と私ですが、生後半年以降でも私が頑張れば痛くない授乳はできるようになるのでしょうか?また、私はどういうふうに頑張ればいいのでしょうか?
長くなってしまいすみません。
ぷぅ 2011-10-14 00:41:54
2 ■横レス失礼します
>ぷぅさんへ
6か月もの間、乳首が切れても痛くても頑張って母乳をあげ続けた事、すごいと思います。
オッパイの調子が悪い時の授乳時の痛みは本当に辛いですよね。
ところで、ぷぅさんは「言い聞かせ」を実行されたことはありますでしょうか?SOLANINさんも「言い聞かせ」の凄さについて過去記事に何度か書かれた事があるかと思います。
お子さんは生後6カ月という事ですので、もうお母さんの言葉をずいぶん理解してきているはずですから、言い聞かせの効果が出やすいかと思います。
「ママのおっぱいがイタイイタイだから大きくお口をあけてね」
「かまずにそーっと飲んでね」
「そうそう!!その調子!」
「上手く飲めてるよ~」
「ママちょっと痛いからくわえ直してもいいかな?」
「オッパイは深くくわえるとたくさん出るんだよ~」
「上手上手~、協力してくれてありがとう」
「○○ちゃんはイイ子だなー」
とこんな感じです。
授乳の度に何度も何度も毎日毎日これを語りかけます。
必ず効果が出ると思いますよ~(*^_^*)
SOLANINさんの言葉をかりるならば
文章は短いセンテンスで
ゆっくりはっきりの声で
上手く出来たらうんと褒めて
です。
痛くなってしまったオッパイのケアも過去記事にありますから、そちらも読むと良いかと思います
検索のやり方は、このブログ内のピンクの文字の所に書いてありますから参考にしてくださいね。
長くなりましたが、相談者さんのおっぱいライフが素晴らしいものになりますように~
りょんりょん 2011-10-14 02:03:57
4 ■無題
>りょんりょんさん
アドバイスありがとうございました。
早速今日の授乳から『言い聞かせ』を実践してみようと思います。
また、息子におっぱいを飲ませるのは当たり前で、誰も労ったり誉めたりはしてくれなかったのですが、りょんりょんさんのお言葉にすごく励まされ、また頑張れます。本当にありがとうございました。
ぷぅ 2011-10-14 09:05:39
5 ■長女の時は酷かったです
3歳8ヶ月の卒乳までに、何度乳腺線になった事か…。
O谷式の助産院に通い、食事も気をつけて、飲ませ方もいろいろ試して、頑張っても、うまくいかず…。(ここは、授乳の仕方も教えてくれました)
うつ乳状態になったら、搾る事も2歳頃までしていました。
体重増加は成長曲線の中で、食物アレルギー(小麦、乳、たまご、大豆)があっても、体重を指摘されることはなかったです。
でも、一日中、おっぱいにくっついている状態。飲めば吐くこともあり、足りてない事はないのに、ずっとおっぱい。くわえ方は、何歳になっても下手くそで、卒乳まではおっぱいは傷だらけ。
上の方のように、言い聞かせもしたんですが。
結局、娘はうまくなることはありませんでした(笑)
離乳食もほとんど食べず、おっぱいとバナナと少しのご飯で2歳半まで。
あんなに努力して、何をしてもダメだったけど、次女の時は乳腺炎を1度やっただけ。おっぱいの傷もありません。
これぞ、楽しいおっぱいライフ♪
食事もそんなに気をつけていませんが(汗)
何が違ったのか…
長女は発達ゆっくりの不器用さん。
次女は、10ヶ月で歩き始め、1歳半検診で会場を走り回る…。
子供の性格の違いかな?
私の育て方?
クロワッサン、黒川 2011-10-14 11:08:30
6 ■うちもそうです
クロワッサン黒川さんのコメントにものすごい共感してます。
もともと上の子の時からトラブル乳でしたが、下は一歳4ヶ月の現在おっぱい星人でありながら白斑が半年も治りません。一時は助産師にお手上げとまでいわれながらも、糾励根シップや柴苓湯でなんとか持ちこたえてます。
原因は様々です。もともと乳腺が細かったし、体質も冷え性で詰まりやすい。でもいちばんは正しいラッチオンが出来ない。添え乳以外の姿勢で飲むことを嫌がります。最近は逆さまに添え乳することでなんとか違う角度からも授乳出来るようになりましたが。それでもキョロちゃんや遊び飲み、歪め飲みは治りません。言い聞かせももはや無理です。
私としては最強母乳外来で読んだ対策を全てやってきたので、もうあとはなるようにしかならないと開き直ってます。それでもなんとか長期授乳をここまで続けることはできました。幸い離乳食はがっつり食べるおっぱい星人なのがよかったのかもしれませんが。本当にうつ乳には手こずります。言い聞かせの他に何かいい方法がないか今も探り続ける毎日です。
くー 2011-10-14 14:36:40
7 ■Re:長女の時は酷かったです
>クロワッサン、黒川さん
お子さんのキャラの違いかと思います。
SOLANIN 2011-10-15 19:16:46
« P社の「母●相●室®」がとあるネットで買えるらしいです。 | トップページ | 退院時の個別指導を無視することの危険性。 »
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