実母さんとの関係に悩む方へ。
一般的には同じことをお願い・協力してもらうにしても、義母さんよりも実母さんの方が頼みやすかったり、協力してもらいやすかったりするものですが、こじれた母子関係が表面化すると、赤ちゃんのお母さんとしては、何かある度にぶつかり合い、悩み、対処を考えるのに必死だったりします。
先日、私は池川明ドクターの『生まれる前からの子育て』という本を購入しました。
その124ページから実に興味深いことが書かれていたので、要約してご紹介しますね。
おばあちゃんの中には偏った子育てが刷り込まれていて、それを修正するのは至難の業です。
生きる力を信じるということの意味が分からず、(妊娠・出産・育児の場面で)次から次へと心配の種を見つけてきて、(自分のやり方を強要するかのように)あれこれ口出しをされたりします。(そういう口出しが)子ども(=娘)の足を引っ張っているのですが、おばあちゃん本人は、娘と孫を愛するからこその助言だと思い込んでいるので厄介です。
私はそういうお母さんから相談を受けた時は、子どもは親を選んで生まれてくるという胎内記憶の話をして、「お母さんも、かつてはおばあちゃんを選んで生まれてきたのです。親の成長を助けるのも子どもの役目なのですよ。お母さんは、孫とのかかわりを通しておばあちゃんが子育ての視野を拡げるお手伝いが出来るといいですね。」と、アドバイスしています。
・・・というくだりでした。
おばあちゃんとお母さんのこじれた母子関係が出産・子育てを通して、表面化することもあるのです。(その前にお母さんの結婚や妊娠におばあちゃんが不満を抱いているパターンが多いらしいです。)
パワーも時間もかかりますが、ここはひとつ腹を括って、出産・子育てが、そのこじれた母子関係を修復する機会だと捉え、頑張るしかないのでしょうね。
大人になって家庭を持ってからも、実母を成長させようとする娘さんって、(ご本人は忘れていらっしゃるのでしょうが)魂を磨くために、物凄く難易度の高いことに果敢にチャレンジする崇高な使命感を持って生まれて来られたのでしょうね。
SOLANINは只々敬服いたします。
コメント
1 ■無題
わたしは以前離婚したことがあるのですが、離婚に反対していた母とは、最悪の状態になりました。
やはり魂レベルのお話をしてくださった方がいて、こちらの母にたいする心の持ち方を変えたら、ビックリするほど関係が良くなりました!
視野を広げたり、様々な角度から物事を捉える、というのは、とっても大事なことですね(o^^o)
マミーももこ 2011-08-24 03:33:24
2 ■選んできた
いつも実母に対しては、あたしがこの人を選んできたな〜と思っています
別に胎内記憶があるわけではないですが。
そうすると、普段の自分と実母の関係にすごくつじつまが合うな〜と。
だいぶ昔、小学生くらいからなぜか思っていました。
おっきなひとみ 2011-08-24 08:29:02
3 ■そうなのか…(御返事不要でありんす)
私が母を選んだのですか…きっと母は、選ぶ赤ちゃんたちから人気あっただろうに(笑)
私が長男を妊娠したと報告した時、母は泣いて喜んでくれました。
幼い頃から苦労してきた母は愛情深くて可愛いらしく、努力家で母親としても人としても尊敬出来る人です。
「本質を見極める目を持ちなさい」と母には言われています。
私が選んだのかもしれませんが、母の子に生まれて本当に良かったといつも思っています。もし、今回のようなタイプの母だったら、今の私はどうだったのかと思うと、ちょっとこわいです。母のような母親になるのが私の夢です。まずは、料理出来るようにならなくちゃな(涙)
ょぽぽぃ 2011-08-24 08:58:52
4 ■無題
私は、子供の時から両親との関係が良くありません。楽しく家族生活を送りたくて子供の頃は、母親に色々と訴えかけていましたが、全く効果がなく疲れてしまったので16歳くらいの時から諦めて心を閉ざしてしまいました。それから15年近くまともに話したことはありませんでした。
出産した時に母と普通の親子関係を回復するには、これが最後のチャンスと思い、再度母と近付けるように努力しました。
できるだけ子供の行事には声を掛けて会う機会を持ったりもしましたが、結局和解できないまま母は亡くなってしまいました。
自分が親になる前は、自分が何故両親に絶望しているのか根っこが見えないまま闘い、もがいていましたが出産してやっとその理由が分かりました。
自分の経験から思う親子関係で最も大切なものは、信頼関係だと思います。子供には、どんな子であれ、どんな状況であろうが、彼女の居場所はここにあって、私はいつでも彼女を愛していると伝えていきたいと思います。
私が母を選んで生まれてきたのは、きっとそれを学ぶ為だったんじゃないかと思います。
yasokichi29 2011-08-24 12:42:11
5 ■無題
もしも本当に息子がリスクがある事を承知で私を選んでくれて来てくれたのなら私は感謝せずにはいられません。小奇形の多い息子。それは私が過去にしてしまった過ちのせいだと思っています。
だから『なんで私の子供だけ!?』
なんて思えず
『私のせいだ。。。。』と思ってきました。
でも、その小奇形を承知の上で私の所に来てくれたのだとしたら何度壁にぶつかって涙しても、必ず立ち上がって守れるようになりたい。全力で愛したい。
いつかしゃべれるようになったら胎内記憶あるかどうか聞いてみたいな♪
アリス 2011-08-24 12:49:29
6 ■そうなんですね・・・
私も今回里帰りして母に子育てを沢山否定され嫌になり1週間で帰ってきちゃいました。
なにかあると
「兄嫁さんはこうしてた、あーしていた」
「(子供のことに)何でもかんでも
完璧になんてできないよ」
って言ったら
「こんなチビなんだから完璧にやってやんないでどうすんのよ!完璧にやれっ!」
と怒鳴られて。胃が痛くなっちゃいました。もう2度と実家には行かないようにしよう。と誓って帰ってきましたが。母のことを選んできたのかなぁ。母が死んだらその意味がわかるのかな?と思ってしまいました
さくら 2011-08-24 14:16:24
7 ■Re:無題
>マミーももこさん
渦中に居ると冷静になれないけれど、そういう時は第3者の魂の話が変革のきっかけになるかもね。
SOLANIN 2011-08-24 14:44:48
8 ■Re:選んできた
>おっきなひとみさん
もしかして1%の方なのかもよ。
胎内記憶は無くても、その想いだけは忘れていないのかもね。
SOLANIN 2011-08-24 14:46:07
10 ■Re:無題
>yasokichi29さん
深い想いが伝わってきました。
そしてその学びが、今の子育ての根幹になっているのでしょうね。
SOLANIN 2011-08-24 14:52:07
11 ■Re:無題
>アリスさん
小奇形があるとか何らかの障碍があるのは、敢えてその肉体を持って生きることを選んできたのでしょうね。
現生には魂の修行のために来てくれたのだと思いますよ。
アリスさんだったら受け止めてくれるのではないかと思って来てくれたのですよ。
胎内記憶が聞けるといいね。
SOLANIN 2011-08-24 14:56:04
12 ■Re:そうなんですね・・・
>さくらさん
もしかしたら、さくらさんは実母さんの対極のような子育てのスタンスなのかな?
違うやり方であっても、完璧を目指さなくても、まずは赤ちゃんを慈しむ気持ちが大事なのだということや、実母さんとは違う価値観を受容するきっかけを作るためだったのかもしれないね。
SOLANIN 2011-08-24 15:08:36
13 ■私の場合・・・
わかるなぁと言ってしまいました。
私が母を選んだのは、何があっても人を見捨てない人だから。それだけは覚えているんです。(私は基本は祖母に似ていると思います。)それ以外では、誉められもしない、何してもケチつける・・・。子どもの頃からです。子どもの頃は恐ろしく無口な子だった私。思えば何に関しても正反対の母と私。一緒なのは血液型と行動派なところだけ。
父がよく言っていました。母と私は違うのだから何言われても自分の思った事をじっくり考えてやっていったらいいよ。軸だけはぶれなければいいのだからと。祖母からは母の良いところを見といてやってと言われてました。なのでなんとか頑張ってみてますが、許容範囲外言動が多すぎて参りますね・・・。
反面教師やと思って・・・、時々突っ走る母にお説教してしまいます。
親子はやっぱり親子です。何がどうであれ今の私があるのは母が産んでくれたからだと思って頑張ろう!と毎年自分の誕生日に思うのです。
まさしくタイムリーです。昨日誕生日でいろんな事を考えておりました。母にはいつも前後にお土産を持って渡しにいきます。今年は「本」にしました〜!!年に一回感謝の気持ちを何かに託すのもいいかな〜と思ってやってます。
みっきい 2011-08-24 18:47:31
14 ■Re:私の場合・・・
>みっきいさん
記事を書いていて、なんとなくみっきいさんのことが思い浮かびました。
遅ればせながらお誕生日おめでとうございます。
SOLANIN 2011-08-24 19:17:18
15 ■悩みながら生まれた?息子・・
2歳4ヶ月のおっぱい星人の息子は
出産のさい、顔の横に片手を沿えて出てきました。
助産師さんが取り上げてくれる、昔ながらの出産スタイルのできる産院で、ゆっくり時間をかけての出産。無傷での出産を夢見てたのに、無残に打ち砕かれ(笑)
むすこよ、なぜ〜!?と思っていましたが、友人の一言ではっとしました。
「なんか悩んでたんかね〜?」
まるで「考える人」のようなポーズ。
そうか、私が母と大喧嘩して、実家に帰らず、産後姉の家に世話になる事を決断。
しかし、正社員で働く、3歳の子持ちの姉。
本当にいいのだろうか・・迷惑かけて・・そんな悩みを受けて
「ぼく、出てきていいの〜?」
と、考えちゃったんだね。生まれながらに母に振り回された息子君。果たして私もどんな母になれるんだろうか。母娘は複雑ですよね。
人間として・母親として・女性として身近なだけに目線は厳しくなりますし・・
でも、母が死んだら間違いなく号泣すると思います。今は母との関係も良好です。
喧嘩しても、元に戻れる。そこはやっぱり親子だからですかね・・
私も喧嘩しても、元に戻れる親子関係を築きたいです。内容とずれたコメですみません。
まるもっち 2011-08-25 00:59:39
16 ■ありがとうございます!
>SOLANINさん
根っから関西人なので、『突っ込み』と『流し』はなかなかの腕前です〜♪気にいらん言葉は都合よく変換してみたりして・・・♪言葉はよくも悪くも取れますからけなし言葉は誉め言葉に置き換え何とか踏ん張る毎日です。母へのプレゼントも自己満足なんですけれど〜〜〜(‐^▽^‐)最近娘が「あ〜あ」と「なんでやねん!」が気に入ってしまってます。我が家は笑いが耐えません。幸せやなあって思うんです。
みっきい 2011-08-25 08:50:08
17 ■Re:悩みながら生まれた?息子・・
>まるもっちさん
いやいや、いいですよ。
大喧嘩しても時間がかかっても大抵は分かりあえる。
それが血のつながりだと思います。
これが義理の中だったり旦那だとちと難しいこともあるんですね。
SOLANIN 2011-08-25 19:56:44
18 ■過去記事にコメントすみません。
池川Drの著書は私も持ってます。一年ほど前に本屋で偶然見かけて買いました。
買った当初、うつ病治りかけだったせいなのか、読む度々に悲しくなって泣いていました。
当時はまだ子どもは一人で、でも「なぜ娘は私なんかを選んできてしまったのか?」「私の元を離れたほうが娘は幸せになれるのでは?」という気持ちが消えませんでした。
二人目の息子の妊娠中も同じように思っていて…出産直後はそんな考えも消えていたのに、最近また考えるようになってきています。
私は実母が嫌いです。母のようになりたくありませんでした。でも子どもを持ってみたら、私は母にそっくりだったのです。
二人の子供にはわたしのようになってほしくないし、私のような(似ている)人とは結婚してほしくありません。
そのためにはわたしが変わらないといけません
池川ドクターの著書で、私みたいに実母の影響を強く受けて子育てがうまくいかないのを「〇〇家の呪い」と書かれてました。
呪いを解きたいです。子供に呪いがかからないように、頑張りたいです。
少し話が反れてすみませんでした。
uri005 2011-09-29 09:35:35
19 ■Re:過去記事にコメントすみません。
>uri005さん
○○家の呪いの一文、勿論私も知っています。
まずは変わりたいと願う気持ちを抱き続けることから変革は始まると思います。
SOLANIN 2011-09-29 11:44:21
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