無料ブログはココログ

« ちょこちょこ飲みが続くから、ミルクの補足をしたけれど。(2ヶ月) | トップページ | 赤ちゃんの睡眠リズムは作れます。 »

2011年2月11日 (金)

肥厚性幽門狭窄症とは?

肥厚性幽門狭窄症という病気、聞いたことがありますか?
生まれて間もなくは、何の問題もなくおっぱいを飲めるのですが、生後2~3週間経った頃に発症することのある病気です。
発症率は0.05~0.2%ですから、滅多に該当することはありませんが、当ブログの読者さんの赤ちゃんにも、この病気だった方が居られます。
肥厚性幽門狭窄症は、胃と十二指腸をつなぐ幽門の周りの筋肉が何故か分厚くなり、寝かせている状態で哺乳したおっぱいをほぼ毎回噴水のように大量嘔吐することが主な症状です。
赤ちゃんはおなかが空くからおっぱいを欲しがりますが、いくら飲んでもリバースばかりなので、機嫌も悪く、体重が減ってしまうことになります。(良くても現状維持)
血液検査をすると電解質異常や脱水状態の結果が見られます。
レントゲン検査をすると、胃にガスが溜まっていることが確認できます。

治療方法は昔は診断されたら速攻で手術でしたが、現在では硫酸アトロピンというお薬を投与して、分厚くなった筋肉を緩ませていくという内科的治療方法が最初に選択されることが多いようです。
また、それで効果が見られないのであれば、やはり手術という外科的治療方法を選択することになります。
自然治癒は期待できないので、入院しながらいずれかの治療を受けることになります。

 

 

コメント

1 ■まさに
タイムリー!知り合いの子が生後2~3週目で、この病気の疑いで今日入院しました。
sou!【STRONG】 2011-02-11 00:22:41

2 ■噴水のように吐く
飲んだおっぱいやミルクを噴水のように吐く場合は病院へ!と聞いたことがありましたが、この病気なんですね。せっかく飲んでも吐いてしまうんじゃ、赤ちゃんもお母さんもつらいですね・・・。
でも、手術以外でも治療法があるんですね。
覚えておきます(^-^)
さくら 2011-02-11 00:24:35

3 ■思い出します…
典型的ではなさすぎて、日齢17日でやっとこさ入院となった娘・ち~がいます。
なんせ吐き始めが日齢3日ですから…。
確かにレントゲンで胃にガスが溜まっているから、ゲップをたくさんさせてくださいと言われました。
投薬治療はホント戦いでした…。
母乳にこだわり過ぎてしまったので、3時間間隔の投薬が辛かったです。
母乳の消化時間を考えたらミルクを足してあげyていれば少しは違ったのかもしれませんね…。ち~にも可愛そうな事しました。
そんなち~、おかげ様で体重が8㎏になり、標準枠に入りました~♪
紫和音(しおね) 2011-02-11 00:35:11

4 ■職場で
私の勤務していた小児病棟で、幽門狭窄の子はよく入院していました。
うちは、内科治療のみでしたが、最初からご両親に手術と内科治療を選択してもらってました。
どうしても、内科的治療だと、2~3週間かかってしまうので、早く治したい思いが強いご両親は外科的治療を望んでいましたね。
しばらく直母ができないので、どちらにしろママさん達は大変そうでした。
ゆきえねね 2011-02-11 00:35:27

5 ■うちの場合…
生後一週間あたりからよく吐乳する子でした。
1ヶ月検診では体重も増えてたので様子見だったのですが、その後どんどんひどくなり飲んでは吐くの繰り返し。
飲む量を調節したり、寝かせ方を変えたりしましたが、まるでマーライオンのように吐いてリセット…
しまいに脱水になりかけ、小児科に行ったら幽門狭窄を疑われ大病院を紹介されました。
超音波エコーで検査の結果は異常なし。
結局原因は、RSウイルスによるものでした(^_^;)どうやら1ヶ月検診でうつったようです
いずれにせよ、即入院でした…
当時の頻回授乳のお陰で、母乳の分泌UPしたので、うちの場合結果オーライですが☆
苦しそうに何回も吐く姿をみて、とても心配したのを思い出しました。
わし 2011-02-11 01:47:22

6 ■Re:思い出します…
>紫和音(しおね)さん
そうでしたね。
憶えていますとも!
ち~ちゃんが大きくなってくれて嬉しいですね。
SOLANIN 2011-02-11 07:15:32

7 ■Re:うちの場合…
>わしさん
RS感染は想定外でしたね。
ってか、感染疑い?うつる病気?の子が1ヶ月健診来たらダメだってこと、しらないのかな?
マナー違反の方のせいで大変だったわね。
SOLANIN 2011-02-11 07:18:28

8 ■うちの息子も
もう小学生になりますが、未熟児で産まれた息子も幽門狭窄で生後二ヶ月目に手術しました。
未熟児でNICUに二ヶ月ほど居たためミルク制限もあり、発見が遅くなりました。
幽門狭窄は比較的、男の子にがおおいとか聞きました。
幽門狭窄のことが記事になっていたので、コメントさせていただきました。
しばわんこ 2011-02-11 08:18:58

9 ■Re:うちの息子も
>しばわんこさん
そうですね。
男児の方が発症率が高いとされています。
幽門狭窄症は、制限なく直母が出来る日に至るまでが、長い道のりだと思います。
SOLANIN 2011-02-12 17:28:14

« ちょこちょこ飲みが続くから、ミルクの補足をしたけれど。(2ヶ月) | トップページ | 赤ちゃんの睡眠リズムは作れます。 »

★体重増加不良に影響する病気」カテゴリの記事