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2010年10月

2010年10月31日 (日)

妊娠中の乳頭・乳輪ケアはしなくていいってホントかな?(色々な考え方)

かの有名なO式のセンセイ達は、妊娠中の乳管開通を含む乳頭・乳輪ケアについては、お勧めしておられません。
もしも妊婦さんのうちにO式の母乳育児相談室に出向かれたとして、「お願いします。」と希望されても、「そんなことをしたら、乳頭の柔軟性が無くなって(つまり乳頭が余計に硬くなるから)赤ちゃんが飲み付きにくくなるからしませんよ。」
とか、「どんなに陥没・扁平乳頭であっても、(O式の免許皆伝者のセンセイが)乳頭直下のしこり~基底部に癒着している部分に手技を行うと(奥をあける・・・という表現をされます。)基底部の伸びが良くなるから、乳頭が瞬間的に柔らかく伸びるようになり、赤ちゃんは上手に強い力で飲みつけるようになるから、妊娠中のケアは不要ですよ。」と仰います。(では、不幸にして、O式の先生のケアは受けられないお母さんはどうすればいいの?)

別の立場の方、例えばラクテーションコンサルタントのセンセイ方も「元々の乳頭が陥没や扁平であっても、妊娠中に乳頭が自然に突出して来て、赤ちゃんが生まれる頃には赤ちゃんが吸啜出来るようになることがあります。」とか、
「もし突出して来なかったとしても、だからおっぱいが上手く行かないという理由になりません。お母さんが自分の乳頭に自信が持てず、母乳育児に対しネガティヴな考え方になってしまうから、赤ちゃんが生まれるまで乳頭形態については触れないのがベストだと考えます。」ってなことが、見解(?)としてご著書に書いてありました。
(そうですか?根拠のない自信と余裕を持って花畑妊婦してらした方が産後おっぱいで躓いて、ブルーになられて大変なことがしばしばありますけどね。口を揃えてこんなことなら先に教えてほしかった・・・って仰ってますよ。)

最近流行のT式はどうなんでしょう?
「仮性陥没の方は10ヶ月に入ってから乳頭のマッサージを行い、伸びてくるなら大丈夫だし、伸びて来ないようであれば、乳頭吸引器を使い、痛くない程度に引っ張って突出をさせ、乳頭が指で摘まめるようになれば、指を使ってマッサージをしましょう。」と仰います。(乳頭吸引器自体が妊娠していない時に使用しても、かなり痛いものなのですが・・・痛くない程度の吸引圧でも、効果があるのでしょうかねぇ?)

BSケアっていうのもありますよね?
調べてみましたら、「妊婦さんは自分はおっぱいで育てるんだという心構えが大事で、直接的なケアは乳頭への刺激を避けるために勧めていません。」とのことです。
(ふ~ん。そうなんですかぁ?)

故山西みな子先生の流れをくむ、母子ケア研究会では「妊娠中からの乳製品・砂糖・油脂・果物等の摂りすぎに注意することやカラダを冷やさないこと、良く噛んで食べること、体重を増やし過ぎないことが大事です。」と、強調しておられます。
また、妊娠中の乳房サッサージについては言及されていますが、乳頭・乳輪ケアについての指導はあまり詳しくは触れられていないようです。
陥没や扁平乳頭で1人目の時苦労された方であっても産後手技を受けることが出来る方は妊娠中の乳頭・乳輪ケアは不要です。乳輪の指圧が出来ればやってみましょう。」的なアドバイスをされます。「ブレストシールドも効果は人それぞれですよ。」と過剰な効果を期待しないように釘を刺しておられます。
(まぁ、確かにそうかもしれませんが・・・)

いまでは老舗になった感があり、一時の流行は収まったかのようなS●C式やその流れをくむセンセイ達は「乳頭マッサージをしておけば、乳頭の進展性の改善が著しいですよ。効果的だからしていきましょう。」「陥没乳頭であっても、お手入れ次第でかなりの改善が見られると仰っています。

偉いセンセイ方の仰ることの数々をかいつまんで挙げてみました。
しかし、どれがホントなのかな~?って思っちゃいますよね?
※(  )はSOLANINの呟きです。
明日はSOLANINの考え方について述べたいと思います。

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2010年10月30日 (土)

産褥入院中、乳房が張らないとおっぱいは出ないですって?

産褥入院中、おっぱいは張らないと出ないと思い込んでいる年配者は実に多いです。
ついでに言うなら、助産師であっても・・・です。
過去記事にも書いたかと思いますが、乳房鬱積(うっせき)という状態は簡単に言えば乳房内に血液が流れ込んできて(つまりおっぱい製造の材料は運び込まれて)はいるものの、上手く循環していない(つまりおっぱい製造工場が起動していない)という状態です。
特に初産婦さんの場合、産後2~3日目辺りで、乳房全体が熱感に満ち溢れ、パンパン・ゴリゴリで、岩か鉄板のような硬さになったりもします。
おっぱいは張れば出ると思い込んでいる方からすれば、これは衝撃的です。
メッチャ張るし痛くて眠れないくらいなのに、雫ほどしか出ない状態。
これが、乳房鬱積ですね。

世間には助産師であっても、おっぱいに疎い方は乳房の鬱積とうっ滞の違いすら把握できて無い方が居られるようです。(滝汗)

私の見る限り、完全母子同室で頻回直母されている方、妊娠中から助産師が感心するくらい乳頭・乳輪ケアをされてきた方、極端な冷え症でない方、前回も母乳育児を経験された方は乳房鬱積が殆ど無いかとても軽いです。

でも、乳房の張りも痛みも大したことないけれど、何の問題も無く、おっぱいはジャカジャカ出てますよ。
産褥入院中のお母さんでこの記事を読まれて「ええっ、そうなの?」と思われた方、今日の貴女の担当助産師に聞いてみましょう。
さぁて、どんな答えが返ってくるかな?(笑)

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2010年10月29日 (金)

夜間断乳を小児科ドクターから指導された。(10ヶ月)

詳細は分かりません。
トンでも指導?として報告があった件の伝聞ですので。
仮にこれが夜間覚醒し、殆ど眠らない(=つまり昼夜逆転状態で明るくなったら昏々と眠る)のならお母さんの体力も心配になりますから分からなくもありません。
そうではなく、ただ単に何回か起きておっぱいを咥えてすぐに眠るというおっぱい星人にありがちなお母さんへのアリバイ確認行為を止めさせるべきでしょうか?
私は違うと思います。
また、いわゆるおっぱい星人(=離乳食の進みがゆっくり)のキョロちゃんで、お昼寝の前や夜間でなければまともにおっぱいを飲んでくれないと、体重増加に影響する懸念がある場合は止めることの方が危険ではないでしょうか?

赤ちゃんの健やかな成長を願っておられないお母さんなんていらっしゃらないと思います。
赤ちゃんには個別性がありますから、10ヶ月という月齢に拘らず、赤ちゃんにマッチしたおっぱいのあげ方をすることが一番理に叶っているのです。

夜間のおっぱいが減ってきても、赤ちゃんがスクスクと育つならそれでいいのです。
夜間のおっぱいをあげなくても、お母さんが乳房トラブルにならなければ、善しとしましょう。
また仮に、夜間断乳をしても、赤ちゃんの成長に支障が無く、お母さんが明るい気持ちで育児に取り組めるのならそいれでいいのです。
でも、もしも夜間断乳に踏み切って、赤ちゃんやお母さんが踏んだり蹴ったりになってしまったら?
その時は迷わず軌道修正しましょう。
赤ちゃんにマッチしない指導を鵜呑みにする必要性は毛頭ないのですから。

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2010年10月28日 (木)

おなかの赤ちゃんが、親から聞きたい言葉とは?

池川明ドクターのセミナーで学んだこと第3弾です。(笑)
おなかの赤ちゃんはお父さん・お母さんとのかかわりを求めています。
妊娠中(=まだ生まれたたわけではない)の段階では、今ひとつピンとこないかもしれませんが、目の前におなかの赤ちゃんが居るつもりで、おなかに手を当てて語りかけてください。
お父さん・お母さんがおなかに当てた手のひらの3cm下にはお二人の赤ちゃんが居られるのは間違いありません。
そんな近くに居るのですね。

さて、胎内記憶のある子ども達からのアンケートによると、次のような言葉を掛けられるととても嬉しくなるようです。(順不同)

大好きだよ
愛しているよ
安心してね
パパ・ママを選んでくれてありがとう
一緒にいるよ
大丈夫だよ
(やっと会えたね)…生まれたら

何も小難しいことは要求していません。
むしろ当たり前過ぎることばかりですね。
そしてもしも、お父さん・お母さんが我が子からこれらの言葉を掛けられたら、きっと涙が出ちゃうくらい嬉しいでしょうね。

おなかの赤ちゃんに意識を向けて、慈しむ心で語りかけると、おなかの中での居心地が良くなり、過ごしやすくなるそうです。
ちょっと話はズレますが、切迫流早産の方、このことをよく心に留め置いてくださいね。

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2010年10月26日 (火)

電子音では起きられない!?

夜間の授乳の重要性や必要性については過去記事にわんさか書いておりますから、過去記事もしっかり読まれる読者さんはよくご存知かと思います。
しかし、毎日の疲れかはたまた体質なのか、夜間起きて授乳出来ない方も居られるようです。
特に赤ちゃんの体重増加を狙っているお母さんや乳腺炎になり易いお母さんはは何があっても夜間の授乳は頑張ってほしいです。

先日のコメント欄で「産院の助産師で子育て経験のある方が、その日の最後のおっぱいの後、ミルク飲ませたら良く寝るわよ。」とお勧めしていたという、あるまじき指導を読み「その助産師と彼女がした保健指導は母乳育児支援として外道!」と言ってしまったSOLANINです。

閑話休題。
さて、赤ちゃんが夜間勝手に起きておっぱいを欲しがってくれる方には、想像できないかもしれませんが、目覚まし時計を2~3個掛けても、夜間は電子音では起きられなくて白河夜船で朝を迎え自己嫌悪に陥るお母さんも居られます。
決まって「赤ちゃんが泣いたら起きられるんですが・・・」と仰います。
だったら、こうしては如何でしょうか?
SOLANINはIdealistでもあることはみなさんご存知ですよね?
では、知恵を公開します。(笑)
みなさん、ケータイは持っておられますよね?
手順を記します。
①ケータイのムービーモードで赤ちゃんの出来るだけ大きな泣き声を撮ります。
②それを保存します。
③アラーム(目覚まし)設定をお好みの時間にします。
④Iモーションで、先ほど撮った赤ちゃんの泣き声を選択します。
⑤そしてそれをアラーム音にするのです。
⑥できるだけ大きめの音量にします。

※但し機種によってはアラーム音を選択できないモノもありますから、その時はご容赦願います。

そうすると、夜間であろうと授乳しようと思った時刻になれば、赤ちゃんの泣き声で目が覚めます。
赤ちゃんの泣き声だったら起きられる自信がある方は試してください。
尚、ケータイの取り扱いについてのご質問はお受け致しかねます。
そういう質問は旦那さんかお友達か販売店でしてください。

追記:リ●ム時計工業の「伝言●ん●ージュW」という目覚まし時計は赤ちゃんの泣き声の録音が出来ます。
録音時間の2種類で40秒と14秒です。
時計そのものは文字盤表示ですね。
お値段は6300円。(税込)
ちょっと高いって?
でも、泣き声録音の時期が過ぎたら、好きな方の声を録音し直したり、お気に入りのデジタル音楽プレーヤーなどから音楽を取り込むこともできるそうで、色々変化させて活用できそうですよ♪

更に追記:レアもの・ユニークギフト専門店というオンラインショップに「録音した●で起こしてくれる目●ま●時計」というものがあることを発見しました。
こちらの価格は2604円。(税込)
こちらの商品は写真立ても付いているらしいです。
デザイン的には向かって左が写真で右がデジタル表示ですね。

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2010年10月25日 (月)

搾乳回数を2回から1回に減らした時のリスクと対策について。

<ご相談内容>
いつも楽しみに読んでいます。
ソラニンさんのおかげで泣きながらやっていた母乳育児も楽しくなって続く限り卒乳目指してます(^^)/
ですが、ずっと質問したいことがありまして読者登録しました。
産後2ヶ月で仕事復帰したので昼間は搾乳器必須な生活をして、一人娘も3ヶ月半になります。
フルタイムなので搾乳器で午前午後1回ずつ片乳5分ずつの合計100程度です…
なのですが、いつまでもこの搾乳をするのは仕事場に迷惑をかけてしまってる気がして…
でも、母乳を続けたいので乳房トラブルや分泌が減るのが怖くて3~4時間ごとに搾乳をしています。
過去記事にあったように分泌維持のためにちょいちょい乳頭刺激をするようにしていたら、乳腺炎になり搾乳だけに変えました。
もし昼間1度の搾乳にしたら、いくら夜間に頻回直母していても、乳房トラブルや分泌減少しますか!?
ソラニンさんが大好きでハッキリした口調でズバッっと言ってくださるので他の助産師さんではなくソラニンさんにアドバイスして欲しかったんです(>_<)
お忙しい中にスイマセンがお答頂けたら嬉しいですm(__)m

<SOLANINの回答>
昼間の搾乳を2回⇒1回に減らしたら、夜間頻回授乳しても分泌が低下するかどうかについてのお問い合わせですが・・・う~む、どうなんだろう?。
減少しないとは断言できないですが、現状と同様、仮に1回100ml搾乳するのであれば、分泌減少は最小限に食い止められると考えられます。

分泌維持のためには乳頭刺激した方が効果的なのですが、乳房トラブルに見舞われたとのことですから、少なくとも今はされなくても良いかと思います。
(恐らく初産婦さんで産後2ヶ月という早い時期の復帰なので、乳汁うっ滞が助長されてしまったのではないかと推察します。)
乳房トラブル予防については、1回に減らしてしばらくはパンパンに張る恐れがありますから、そういう場合は服の上からの圧抜きをされては如何でしょうか?
あと、お食事の内容や摂り方に注意しましょう。
それから、お迎えの際、自家用車であれば車中で直ぐに授乳してください。
(電車なら授乳ケープ装着されて授乳しましょう!)
夜間は頻回授乳でと仰るものの、お仕事復帰されてますので夜間の睡眠による休養は自宅に居られる方よりも必要です。(←当たり前ですが、仕事中には昼寝出来るチャンスがないから。)
夜間は2~3時間毎にはおっぱいをあげるようにされたら良いのではないかな?と思います。
もちろん、お休みの日は無条件におっぱいにぶら下がらせてあげてくださいね!

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2010年10月24日 (日)

20分の呪縛。

殆どすべての育児書と名のつく書籍には母乳不足の見分け方として次のように記載されています。
「赤ちゃんが20分以上おっぱいに吸い付いて離さない、離すと泣く。」

病産院で渡されるパンフレット等にも同様に記載されていることが多く、おばあちゃんや家庭訪問の保健師さんからも言われたりするので、これはある意味育児常識化しているかもしれません。

しかし、ちょっと待ってください!
ホントに「20分以上おっぱいに吸い付いて離さない、離すと泣く。」のは
母乳不足だからミルクを補足する基準なのでしょうか?
そんなに機械的に決めてしまっていいのですか?

赤ちゃんには色々なキャラがあり、そのことは過去記事にも書いていますから、きちんと過去記事を読み進めている方はもちろんご存知かと思います。

今日は、母乳育児の初っ端の新生児の頃(ここで躓くと、後が大変です。)にありがちな、20分という条件では判断できないということについて説明します。
分かりやすいように、キャラによる飲み方の違いとして、対照的な2つの例を挙げて述べてみましょう。

例1)体重が少なめでおっとり系の女の子の場合、1回の授乳で3分1クールの哺乳すらやっとこさというパターンであることが、非常に多いですね。
授乳時間は当然20分未満です。
呆気ないくらい早く終わります。
しかも、とてもよく眠ってくれます。
なのに、体重チェックしたら停滞か微増です。
それでしっかり飲めたことになるでしょうか?
違いますよね。

例2)体重が大き目でガッツリ系の男の子の場合、1回の授乳に5分で3クールなんてことも珍しくありません。
特に大量うんち排出後や、吐乳の後はハフハフが止まらなくて、スタミナが尽き果てるまで延々と吸い続けることがありますね。
とてもぢゃないけど20分では終わりません。
途中で切り上げようものなら号泣します。
しかし、体重チェックしたら大抵は激増しています。
それでも母乳不足なのでしょうか?
違いますよね。

例1)の新生児の場合、20分以上吸い付かせると、恐らく元々あまりない体力を消耗しますから、20分以内で切り上げて数を稼ぐ頻回授乳が成長のカギとなります。
起きるまで授乳しないと、1日の授乳回数が8回を割ってくることも稀ではありません。
授乳回数が減少すれば、乳房緊満が上昇します。
いつも以上に浅飲みになり易く、すぐにスタミナ切れを来たします。
「眠る子は育つ」という諺が全く該当しないキャラですね。

例2)の新生児の場合、20分以上吸い付かせないと、あふれんばかりのスタミナを発散させる場所がありませんから、吸わせる時間に制限をかけると、泣き止まないのでずっと抱っこしてあやすしかなくなります。
それはそれで、なかなかにキツいものがあります。
毎回の授乳で連日そんなことをしていたら、マタニティ―ブルーになってしまうかも?
もしくは、ド・ケルバン病にまっしぐらです。(滝汗)
眠りにつくためには、ある程度吸わせ続けなくては仕方が無いことだってあるのです。

退院後毎日体重測定する必要性はありませんが、新生児のキャラによって飲み方は違いますから、そこを見極めなくてはなりませんね。
余談ですが、新生児期の母乳不足と母乳不足感の見極めには、2週間健診が効果的です。
退院してから受診までの期間、どういう状況なのかということを客観的な視点で判断してもらうことや、今後の見通しについて知る機会としてとても効果的です。

20分というのは見分け方の「目安」であって「絶対的な基準」ではありません。
そこを間違えないでくださいね。

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2010年10月23日 (土)

1歳までに自然卒乳してしまった時はどうすればいいの?

<ご相談内容>
10ヶ月の娘がおり、今まで完母で育ててきました。
それが、10ヶ月と10日で急におっぱいを飲まなくなり、自然卒乳しました。
一日に6~8回くらいのんでました
。今日でおっぱいを飲まなくなって5日目です。
私は、一歳以降も飲んでるものだと思っていて、何歳になっても飲みたいだけ飲ませて自然卒乳を。と考えていましたので、とてもショックで寂しくて涙が止まりませんでした。

そこでご相談なのですが、10ヶ月で自然卒乳をしてもミルクは飲ませた方がいいのでしょうか?
地域の助産師さんなどに聞いても、離乳食を食べるならミルクは必要ないと言う人や、一歳までミルクは飲ませてくださいと言う人もいて、よく分かりません。
卒乳する前日までは、離乳食をあまり食べずにおっぱいを欲しがったり、まだ固いものが苦手だったのが、卒乳したとたんにたくさん食べるようになり、固いものも上手にカミカミできるようになり、急にステップアップした感じです。
身長73,5センチ 体重9040グラムです。
あと、おやつにサツマイモやヨーグルトなどをあげているのですが、それも良いのでしょうか。

それと、もし娘がまたおっぱいが欲しくなった時に、出なかったらかわいそうだなと思うのですが、人によるとは思いますが、どのくらいの期間分泌は維持できるのでしょうか?
また、分泌維持にはおっぱいケアはどれくらいしたらいいのでしょうか?
母乳はよく出る方だったと思います。
今は一日3回くらい、100ml弱搾乳してます。

<SOLANINの回答>
長期授乳になっても構わないと心に決めて母乳育児生活を送っていらっしゃったのに、まさかの1歳前の自然卒乳だったのですね。
さぞかしショッキングだったとお察しします。
1歳までに自然卒乳をするお子さんは過去記事にも書きましたが、20%くらい居られます。
最も現実には卒乳とは名ばかりの突然の強制終了=断乳をしているお母さんが世間にはゴマンと居られるようです。(涙)
なので、母乳育児継続中の集団で、1歳までに事情はともあれおっぱいを飲まなくなる子は50%くらいにはなりそうですが。
突然の強制終了させられるのは、とても可哀想なことです。
けれども、相談者さんの場合自然卒乳なので、結果としては1歳までにおっぱいを飲まなくなったわけですが、決してお子さんに可哀想なことをしたのではないから安心してね。

さて、おっぱいを飲まなくなると、水分を多く欲しがるのかと言えばそうではなく、ご飯を食べるようになることは多いです。
それはそれで、咀嚼・消化吸収機能が向上したのだと思ってやってくださいね。
で、ミルクをあげるべきか?ということですが、定期的にあげなくてはいけないという、種類のモノではありません。
欲しそうならあげる。
欲しそうでなければ、無理くりあげるものではないと解釈判断してください。
あっ、この場合のミルクは育児用粉ミルクという意味です。
間違ってもフォロミや牛乳は止めてくださいね。

おっぱいが元々よく出て搾乳が出来るのであれば、コップやストローであげることも検討されてもいいかなと思います。
6~8回/日もおっぱいを飲んでいた子がピタ~っと止めたのですから、当張り返しは暫くありますから、ここで乳腺炎になったら大変ですから、少なくともおっぱいが痛くならないような搾乳は必要かなと思います。

尚、身長体重は月齢相当以上によく育っておられますから、栄養は充分足りていたようですし、問題ありません。

おやつのサツマイモやヨーグルトはあげても大丈夫だと思います。
但し、もしもこれまで食べさせなかった食材で下痢をするようならは、ちと早かったか?ということもありますので、お嬢ちゃんのおなかの様子を見ながらお食事の内容を考えてあげてくださいね。

分泌の維持がどのくらい可能か?については吸わせるのと同じくらい搾乳すれば、かなり維持出来るとは思います。
吸わせる刺激に代替えすることがあるとしたら、それは搾乳しかありません。
現在搾乳は3回/日とのことですから、このままいくと、あと1ヶ月くらいはどうにか維持できるかなぁ~といったところでしょうか?

今まで完母で母乳育児をされてきたのでしょう?
それはとても素晴らしいことですよ。
自信と誇りを持って、フィナーレの時間を受け止めてくださいね。
きっとお嬢ちゃんはおっぱいよりも楽しいものや美味しいものを人よりも早く見つけてしまったのでしょうから・・・

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2010年10月22日 (金)

笑窪ちゃんは、人一倍の頑張りが必要です。

生まれたての赤ちゃんのお顔を見る機会と授乳介助をする職業に就いてから気がついたことがあります。
気がついたのは今から数年前ですからずいぶん遅いのですが。
あれこれと文献検索したり、先輩に聞いても、何処にも出て来なかったこと。
それは笑窪(=えくぼ)ちゃんに関することです。
おっぱいが上手く吸いつけないという事象が発生し、赤ちゃんの方に原因があるという場合でポピュラーなものに舌小帯短縮症や巻き舌があります。
口腔内の上下方向の吸引圧がかかりにくいことは、授乳介助したことのある助産師だったら知ってることだと思うのですが、笑窪ちゃんは左右の内頬の吸引圧が逃げてしまうような印象があります。
口角から舌が見えているし、ペチャペチャと音を立てて吸い付いているわけでもないし、乳頭もさほど変形している風でもないし、分泌は搾乳が出来るくらいあるし、でもポジショニングを変えても一向に哺乳量にならない(頑張っても一桁から10g台)ということがとても多いです。
とても可愛いのだけれど、お母さん&助産師泣かせであります。
時間はかかりますが、搾乳を補足つまり吸啜トレーニングをしていくのが搾乳離脱の王道です。
搾乳で、量的に賄えるレベルの分泌量があれば、1ヶ月内外で、何とか直母で量的に賄えるようになる見込みです。
諦めずに頑張りましょうね。

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2010年10月21日 (木)

離乳食に追い詰められたお母さん。

当ブログの以前からの読者さんであれば、周知の事実ですが、一般的に完母のおっぱい星人の赤ちゃんには、離乳食のマニュアル本は通用しません。
離乳食の進みはゆっくりで少食ちゃんが多いです。
0歳児でおなかが空き過ぎると、まず食べてくれません。
離乳食の後におっぱいを飲ませるというマニュアル本のやり方では、一口も食べない赤ちゃんは決して稀ではありません。
反対におっぱいを飲んだ後の方が食べる意欲が向上する傾向があります。
ドロドロのモノは喜ばず、どちらかと言えばオトナの食べるものを欲しがります。
例えば8か月なら細かく刻んだモノを食べさせる段階だから・・・と、そういう形態に調理しても、お箸で切り分けたカケラのように、少し大きいものを好むことが多いです。
赤ちゃんはお母さんの乳首と同じくらいの硬さのモノは歯茎で噛みつぶせます。

離乳食のマニュアル本の通りに進まなくて物凄く悩まれるお母さんは、日本中にゴマンとおられます。
しかし、お母さんの育て方が悪いのではありません。
もちろん、赤ちゃんが我儘なのでもありません。

離乳食のマニュアル本はあくまで「目安」です。
この通りに進めなくては発育不良になるとか、異常をきたすとか、そういうものではないのです。
あくまで「目安」であって「絶対的」なモノではないのです。
もちろんその通りに進めば「あら、凄いわね。」と赤ちゃんを褒めてあげてください。
でも、その通りに進まなくても「ドンマイ!」でいいのです。
オトナになるまでおっぱいだけを飲んで、何も食べないのではないですから。
怖い顔をして赤ちゃんのお口にスプーンを突っ込むのだけは止めてね。
マニュアル本に振り回されてノイローゼになったらそっちの方が大変です。
そこまでご自分と赤ちゃんを追い詰めても、何も良いことは有りません。
例えば、必死に作ったマニュアル本のグラビアページのの美味しそうなメニューを食べてくれなくても、ネコマンマだったら食べてくれることはあります。
手抜き?でもいいのです。
具材を変えれば、それは赤ちゃんには別の料理に思えます。
離乳食をマニュアル通りに食べさせるというプレッシャーが大き過ぎて、おっぱいが上手くいかなくなったり、毎日暗い気持ちで過ごす方が大きな問題ですから。
「食べてくれたら儲けものだ~。」くらいの、肩の力が抜けたスタンスで行きましょう!

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2010年10月19日 (火)

おっぱい星人の出すシグナルに気がついてね。

おっぱいのお味が好きで飲みまくってるお子さんの場合で、お母さんの月経が再来しそうになると、飲み方が変わります。
いつもは大人しく飲んでいるのに、小言を言ったり引っ張り飲みをしたり、乳腺炎でもないのに、乳腺炎か?というような飲み方をすることもあるのです。
喋れる子は「美味しくなくなるのよ。」と即答しますね。
月経再来2~3日前からあまり真面目に飲まなくなり、月経期間中は、明らかに不機嫌でチャラい飲み方をする子も居られます。

おっぱいのお味は不問に付すお子さんの場合では、「(月経期間中は出方が)少なくなる。」と言う子も居られます。
取り敢えずハラを満たすために、頻回直母で空腹を凌ぐ子も居られます。

月経再来2~3日前からおっぱいのお味や出方が変化するということを知っていれば、不審な飲み方をしても慌てなくて済みます。
「あ~、もうすぐ月経が始まるわ!」という風に察知することもできます。
(衛生用品の準備をしておけますね!)

おっぱいをただ何となく飲ませるのではなく、お子さんがどんな風に飲むのかということを普段から観察していると、お母さんご自身のカラダの変化に気がつくことが出来ます。

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2010年10月17日 (日)

おっぱいとお薬/その70『メルカゾ―ル』

(注)最強母乳外来・フェニックスにて「おっぱいとお薬その70『メルカゾール®』(改訂版)」公開中です。
最新の内容は上記でご確認ください。

以下、過去記事。

このお薬は甲状腺ホルモンの過剰分泌を抑える抗甲状腺薬の一種です。
授乳中のお母さんには『プロパジール』や『チウラジール』の方が適しています。(安全性として『メルカゾール』は中等度安全の評価ですが、『プロパジール』『チウラジール』は比較的安全の評価でより安全性が高いからです。)

しかし、授乳自体は可能です。
国内のデータというのはまだないようですが、20mg/日の『メルカゾール』の内服をしている授乳中のお母さんの赤ちゃんを12ヶ月間観察しても赤ちゃんの異常を認めない。また、赤ちゃんの『メルカゾール』の血中濃度は測定感度以下であったとの報告があります。

強いて注意することがあるとしたら、念のため『プロパジール』『チウラジール』と同様に、服薬開始若しくは増量されて数カ月は、赤ちゃんの甲状腺機能検査を実施することをお勧めされるかと思います。
赤ちゃんの甲状腺機能に支障を来さなければ、服薬を続けても差し支えないということです。

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2010年10月16日 (土)

自ら体重をあまり増やさないようにする赤ちゃんが居るの?

<ご質問内容>
こんばんはo(^-^)o
いつも楽しみに拝見しております!
3人目(男児)の我が子も現在6ヶ月になり身長68㎝、体重7320gと緩やかですが増えております。
私が抱っこによる肩凝り、頭痛に悩まされており、先日母親に『この子は貴女の事を思って、体重の増加をセーブしてるのね』っていわれたんですが、そんな事ってあるのでしょうか?
私は151㎝、43㎏と痩せ型です。
出生時3712g、54㎝と大きめでしたが、頭囲が31㎝と小さかったので、予定日4日前に自然分娩で出産出来ました。

<SOLANINの回答>
医学的に証明できるのかと言われたらそれは難しいですが、そうとしか思えない赤ちゃんには、SOLANINは毎年何人も出会っています。
上手く表現できないのですが、オトナの言うことを聞いているというのかこちらの意図を察しているのかとしか思えない赤ちゃんです。

1.おっぱいは大好きなのに、少ししか飲まない。
2.おっぱいの出方には問題ない。
3.生まれた時の体重は大きい方。
4.満腹中枢が未形成なうちはそこそこのペースで増える。
5.満腹中枢が形成した後は飲み方ががくんと減る。
6.哺乳ストライキではない。
7.キョロちゃんというほどではない。
8.抱っこしていたりあやしていたらご満悦。
9.特に育てにくさを感じない。
10.睡眠はぐっすりで、わりかし時間も長い方だ。
11.おっぱいを勧めると「え?ホントに飲んでいいの?」というような表情をする。
12.寝かしつけ無しでひとりで勝手に寝てしまうことがしばしばある。
・・・というのが共通条件ですかね?

大抵は「大きいからお産の時大変だったのよね。」とか「元が大きいからおっぱいをガブガブ飲んだらあっという間にデカくなっちゃうし、そうなると抱っこの時困るわぁ~。」とか「ビッグサイズになったら可愛さ半減よね。」などのような、お母さんや周囲の方のぼやきを常態的に聞かされていると場合は、更に確率高いです。

赤ちゃんにしてみたら「グングンとハイピッチに大きくなったらみんなが困るのかな?ちょっとずつ増えていけばいいや。体重の貯金はかなりあるからね。」という風に思ってしまうのですね。(多分)
大きくなってくれることは赤ちゃんにはある程度必要なことですし、そこまでネガティヴに思わなくてもいいのでしょうが・・・思ってしまうのですね。(汗)
赤ちゃんて純だから、関係各位に気を遣ってしまうことがあるのでしょうね。

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2010年10月15日 (金)

オボムコイドがプラスって、どういう意味?

食物アレルギーの検査項目でオボムコイドっていうものがありますが、あれは何を意味するものなのか、知っていますか?
簡単に説明すると、卵白中の主要たんぱく質の一種です。
卵白中の主要たんぱく質にはオボムコイドの他に、リゾチーム、オボトランスフェリン、卵白アルブミン(オボアルブミン)等があります。
オボムコイドの特徴は、耐熱性があるということです。
つまり最もアレルゲン活性が強いということです。
ですので、オボムコイドがプラスということは、いわゆる卵白アレルギーがプラスとして、生卵だけではなく、堅茹で卵や加熱した卵白を含む加工食品に対しても、アレルギー反応があるということを意味します。
反対にオボムコイドがマイナスであれば、生卵は無理でも、堅茹で卵や加熱した卵白を含む加工食品除去を解除してもよいという指標となります。

ちなみにオボムコイドとは対照的に、卵白アルブミン(オボアルブミン)は耐熱性が乏しく、つまり、加熱によりアレルゲン性が減弱します。
卵白アルブミン(オボアルブミン)は加熱することで、アレルギーを引き起こすアミノ酸配列が切れてしまうからです。

消化機能が発達すれば、卵白アルブミン(オボアルブミン)については加熱の代わりに自らの消化酵素でアレルギーを引き起こすアミノ酸配列を切ることができるようになり、消化管から吸収される前にアレルゲン性を失いますから、アレルギーは起こらなくなります。

オボムコイドがプラスでクラスが高いということは、食材として卵が使えないということを意味します。
それは家族にとって辛いことですが、最近では卵なしでも美味しいメニューのレシピも公開されています。
凹んでばかりいられません、料理の腕と工夫の見せどころです。
また、漢字の読めない幼児であっても「卵」という文字を記号化して認識することは可能です。
「卵」と書いてあるものは食べられないことを教えてあげるのも、アナフィラキシーショックの予防には重要です。

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2010年10月14日 (木)

搾乳する期間と使用頻度で搾乳器を選びましょう!

過去記事“搾乳器あれこれ”で複数の搾乳器をご紹介しておりますが、ほぼ確実に搾乳をしなくてはならないお母さんが居られます。
それは赤ちゃんがNICUに在籍しておられるお母さんです。
お母さんの退院が赤ちゃんの退院に先行し、自宅に戻り、搾乳・冷凍母乳を届けるという大事な使命を持ったお母さんです。
赤ちゃんの退院時期は病状にもよりますし、主治医から説明を受けておられる通りですが、体重・週数待ちがメインであれば、退院されるのはほぼ分娩予定日前後になるかと思われます。
若しくは赤ちゃんの体重が2300gくらいになったらというのも一つの目安のようです。

まともな母乳育児支援をしている病院であれば、赤ちゃんの退院前に母子同室で慣らし入院というのをしてくれ、助産師が授乳介助をしてくれることが期待出来ますが、この段階で量的には「完母」であっても一気に搾乳ゼロに出来るレベルに吸啜機能が到達している赤ちゃんは私の見た限りでは10人に1人という割合です。(汗)

つまり、残念ですが赤ちゃんの退院=直母のみに切り替えられる=一気に搾乳生活から離脱できる・・・ではないのですね。
量や回数を減らすのも、赤ちゃんの吸啜力に依るので、それこそ蓋を開けてみないと、何も分からないというのが正直なトコロです。
で、これも私の見た限りですが、NICU卒業生の赤ちゃんで直母のみに切り替えられるのは、(特にご病気が無ければ)少なくとも2800gを超えてからというパターンが多いようです。(くどいようですが、あくまで搾乳で「完母」の状態の赤ちゃんという条件付きです。)
つまり、退院時から500g増えることが直母のみに切り替えられるのではないかという一つの目安なのです。

一般的に成熟新生児よりもたくさん哺乳しても体重増加度が少なめになってしまうのがNICU卒業生の赤ちゃんの特徴です。
退院時から500g増えるのに、最低2〜3週間はかかると見做した方が間違いないと思います。

そう考えると、ご自分の搾乳生活がどのくらいの期間になるのか、おおよその見当がつくかと思います。

さてそこで、搾乳器の選び方になるのですが、搾乳期間が短くても1カ月半を超える見込みならば、私はメ○ラ社の電池式または電動式を選択されることをお勧めします。
理由はひとつ、手動式や用手法ではお母さんが腱鞘炎(先に書きました、ド・ケルバン病)になられる危険性がとても高いからです。
経験的に手動式で1カ月半というのが、腱鞘炎発症のリミットのようです。
赤ちゃんのために毎日複数回の搾乳をしなくては立ち往かないお母さんが腱鞘炎になられて、万一、搾乳のドクターストップがかかっちゃったら大変です。
手動式や用手法では誰が代わりに搾ってくれるのでしょうか?
誰も無理ですよね?
ぢゃあ止めるのか?と言ったら、そんなわけには行きませんよね?
だから最初から電動式をお勧めする・・・のです。

反対に職場復帰が早くて、搾乳が長期化しそうでも、搾乳回数が1〜2回/日で留まることが確定していれば、手動式でも大丈夫でしょう。

値が張りますが、メ○ラ社のミ○という電池式の機種(ACアダプター付きなので、コンセントからも電源が取れるタイプ)の場合、部品を分けてもらえれば、手動式のハ○モ○ーに変換することが出来ます。
(ハ○モ○ーは部品が摩耗・破損した時を想定し、丸ごと買い直さなくて済むように部品も販売されています。)
ハ○モ○ーを使用している病産院では、部品交換して使用していますから、事情を話し相談したら実費で分けてくれるか、部品の取り次ぎをしてくれるかと思いますよ。

搾乳器を購入する際は、期間や使用頻度を考えて、ご自分に合ったものを選択しましょうね。

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2010年10月13日 (水)

完母ってプレッシャーですか?

世の中に我が子が生まれたら母乳育児をしたいと希望される妊婦さんは95~96%は居られます。
「絶対」若しくは「できれば」と温度差(意欲の差?)は有りますが、殆どの方が希望されているわけです。
(ちなみに混合栄養を希望される妊婦さんは3~4%、人工栄養を希望される妊婦さんは1%くらいだそうです。)
しかし、現実には1か月健診の時点で、完母の方は40~45%の間を行きつ戻りつしているというのが日本の現状です。(過去記事“日本の母乳率”をご参照ください。)

つまり日本の母乳率の現状は「運の良い方しか完母が出来ないのか?」とか、「完母を継続するには歯を食いしばるような努力が必要なのか?」ということを暗に示しているように思えます。
そして、それは取りも直さず、完母をしている方の中にも、「お母さんになれば赤ちゃんに対する努力義務的な行為が発生し、そのひとつがおっぱい。」とか「おっぱいを続けることは周囲からのプレッシャーで仕方なくしている。」という気持ちであげている方が少なからずおられるのだろうか?という疑問に繋がってきました。

本来、赤ちゃんにおっぱいをあげることは楽しい筈で、大変な中にもやり甲斐があるからこそ、継続できることなのだと思います。
完母であることを心のどこかで努力義務的な行為であるとか、プレッシャーであるとかいう想いが潜んでいるお母さんは、きっと心の底からおっぱいを楽しんだことがないのかもしれません。
体重増加度が月齢標準から0.1g/日でも少なければあっさり混合栄養にしてしまうお母さん、仕事復帰=断乳と信じて疑わないお母さん、離乳食がなかなか進まないから・・・と、ドクターの言いなりでおっぱいをセ―ブするお母さん、夜間断乳しているのに、昼間おっぱいを頻回に欲しがるようになったから、全面的な断乳をいきなり決行するようなお母さん・・・そんな
トンでもお母さんたちに遭遇する度、「どうして自分のしていることがおかしいということが分からないんだろう?」とモヤモヤしながら対応してきました。

でも、或る日、「トンでもお母さんたちは心の底からおっぱいを楽しめなかったのかもしれないなぁ~だから、こんな無茶苦茶するのだろうなぁ。」とふと気が付いた次第です。

完母であることをもっと誇りに思い、プレッシャー無しで、笑顔でおっぱいを続けられるお母さんが一人でも増えるように「おっぱいは楽しいよ。」「おっぱいで困った時はこうすればいいよ。」「おっぱいにまつわる疑問の答えはここにありますよ。」ということをもっともっと発信していきたいとつくづく思う今日この頃です。

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2010年10月12日 (火)

ド・ケルバン病(=狭窄性腱鞘炎)って知ってますか

ド・ケルバン病・・・SOLANINよりも、整形外科領域で働く看護師さんか、現在罹患しているお母さんの方がお詳しいかと存じます。
甚だ僭越ではありますが、リクエストも有りましたので、記事化させていただきます。

ド・ケルバン病は腱鞘炎の一種です。
解剖学的な説明は・・・小難しくなるので、ここでは敢えて省きます。
腱鞘炎と言えば手指を長時間酷使する事務系のお仕事や編み物の先生、ピアニスト等の職業病のように思われるかもしれません。
かつて私が看護学生だった頃も講義ではそのように教えてもらいました。

しかし、助産師として働き始め、特に産科退院後のお母さんと出会う機会が増えてから、腱鞘炎になられるお母さんにちらほら遭遇することが今もなお続いています。
「何処が痛むのですか?」とお尋ねしたら、殆どの方が手首の親指側を押さえられます。
腫れてくることも有ります。
親指の使い過ぎ(過剰刺激とでも言いましょうか)でその部分腱鞘が肥厚したり傷が付いて、親指を使うと激痛が走ります。
親指を使った作業ではなくても、例えば親指を握りこんでグーを作って、手首を小指側に倒すと手首の親指側が「うっ!」と呻くような痛さを感じれば、ド・ケルバン病である疑惑があると思われます。

医学書によれば産前産後や更年期の女性に多く見られ、ホルモンバランスの変化で起こるとされています。
(個人的には産前から発症している方にはまだ遭遇したことがありませんが・・・)

症状の改善には一にも二にも患部の安静なのですが、産後は赤ちゃんのお世話が山ほどあり、なかなか患部の安静が困難な状況かと思います。
軽症の段階であれば、湿布を貼ったりサポーターで保護したりで凌げることも可能です。
ただ、一旦軽快しても再発し易いのがド・ケルバン病の難儀なトコロです。
「おかしいな?」と感じたら、早めに整形外科受診されることをお勧めします。
というのも、先にも述べましたようにド・ケルバン病の治療には安静第一なので、重症化すると、赤ちゃんのお世話ですらストップの指示が出されることさえあるからです。
現実問題として、赤ちゃんのお母さんとしてそれは不可能ですし、万一そんなことになったら大変です。
但し、内服薬でも湿布薬でも「おっぱいは止めましょう!」と断乳を迫る整形外科ドクターも中には居られますから、受診前に必ず「おっぱいとお薬」の★記事や「腱鞘炎と母乳育児」の記事を熟読され、母乳育児を中断する必要性のないお薬を処方していただき、ご自分のおっぱいを守りましょう。

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2010年10月11日 (月)

分娩進行しても、わりかし平気な方も居られます。

10分間隔または1時間に6回以上の陣痛が始まった時刻が分娩開始である…という定義は医療関係者だったら周知の事実です。
妊婦向け雑誌やムック等にもそう書いてあるし、マタニティークラスでもそのように教えてもらうし、そういうものだということは、何となくでもみなさんご存知かと思います。
ちなみに途中で陣痛が遠のいて、10分間隔よりも長い間隔に後退してしまったら、一旦はリセットでして、再度10分間隔で陣痛が始まった時刻から分娩所要時間はカウントされます。
破水やおしるしも分娩開始兆候なのですが、通常そこから分娩所要時間がカウントされることはまず無いと思われます。

陣痛=強烈な痛みというイメージがあるかもしれませんが、開始早々はそうでもないこともあり、普段から月経痛がキツい方は「何のこれしき!」と、思うこともあるようです。
また子宮収縮というからには下腹部が痛くなるというパターンが圧倒的かと思いますが、たまに腰ばかり痛くて、下腹部は殆ど痛くなかったと仰る方も居られます。
先日は経産婦さんで「まだ、大した痛みではないから上の子を保育園にお迎えに行って来てもいいですかね?」と一時的な外出許可(?)を希望された方が居られましたが、その時点で弱いながらも7~8分間隔で陣痛は発来しており、子宮口も7cm破開大していたので、当然のように希望は却下されました。(汗)
私もかつて長男出産で入院した時、モニター上も体感的にも3分間隔で結構強い陣痛が来ていて、子宮口8cm開大して、児頭の下降も+2という状況であったにもかかわらず、配膳された給食を完食し、陣痛室のベッドから数メートル離れた下膳室まで自分で歩き、トレーや食器を平気で片付けていたという経験があります。
10分間隔の陣痛なんて大したことないわ!と決めつけず、電話連絡して、受診すべきかどうか、聞いて見られた方が良いと思います。
間に合わないよりはマシですから。
但し、誘発を大々的にしたがる(?)病産院は、要注意・ケースバイケースかもしれませんが・・・

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2010年10月10日 (日)

妊婦さんと新生児のいるご家庭で、おたふく風邪が発生したら?

私の住むまちでは現在おたふく風邪が大変な勢いで流行しています。
先日上の子(2歳女児)を連れて里帰り出産をされたMさんは、産後26日目の時点で、里帰り先の甥っ子(4歳男児)が幼稚園からお持ち帰りしたおたふく風邪を発症してしまい、家庭内がパニックなっているとのことでした。
Mさんは幼少時におたふく風邪に罹っておられます。
上の子さんは里帰りの半年前におたふく風邪のワクチンを接種されています。
でもしかし、この場合新生児は甥っ子さんと同じ空間に居て感染しないんだろうか?という不安があるとのことでした。

また、里帰り先であるMさんのご実家には兄夫婦が居られるのですが、こともあろうに義姉さんは妊娠中(発症時妊娠14週)で、自身はおたふく風邪の抗体があるかどうかが不明であり、おなかの赤ちゃんに何か影響があったらどうしよう?次回の妊婦検診まで3週間もあるし、心配で何も手につかないとのことでした。
(甥っ子ちゃんの看病はMさんの実母さんがされているとのことでした。)

ここで、ひとりひとりの感染リスクを考えるとどうなるでしょう?
◆まずMさんですが、幼少時に自然感染していらっしゃるので、恐らく現在も抗体は有ると思われます。
◆Mさんの上の子さんは、ワクチン接種後8週間以上経ちますので、抗体は出来ていると思われます。(ワクチンによる抗体は90~95%の方に出来ると言われております。)
また、一度抗体が出来ても数年~10年間抗原に接することが無いと、抗体が無くなることも想定されますが、なにせ半年前ですので、そのパターンは無いと思われます。
◆Mさんの赤ちゃんは、胎盤経由の免疫バリアーがあるので、新生児のうちから感染することはまず無い筈です。
一般的にお母さんがおたふく風邪の抗体を保持しておられたら、10ヶ月くらいまでの赤ちゃんは感染しないと言われています。

◆では、義姉さんはどうなのでしょうか?
一般的におたふく風邪の潜伏期間は16~18日と言われています。
仮に義姉さんにおたふく風邪の抗体があれば問題なし。
もしも、義姉さんいおたふく風邪の抗体が無かったら?

おたふく風邪のウイルス排泄期間は発症前7日~発症後10日程度とされていますから、義姉さんに抗体が無ければ、感染の危険性は有ることでしょう。
しかしながら、週数的におたふく風邪だからおなかの赤ちゃんの胎児先天性異常(奇形等)のリスク因子が高まるとは考えにくいようです。
程度は様々ですが、おたふく風邪に感染していようといまいと、胎児先天性異常の発生頻度はある一定の割合で発生することは分かっていますから。

また、ごく初期に感染すれば、流産の危険性はアップします。
しかし、おたふく風邪だからといって、流産の恐れは確率的に高まるというものではないと考えます。
もしどうしても心配であれば、お金はかかりますが近医にお願いして、おたふく風邪の抗体価を測定してもらうのも一手です。
何も分からないグレーゾーンでもやもやした気持ちのままで3週間も過ごすのは、精神的にしんど過ぎます。
それよりも検査の結果が早く出れば、それなりの心の準備や対処法が出来てくる筈です。
お大事にしてくださいね♪

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2010年10月 9日 (土)

お母さんと赤ちゃんの一体感。

縫い針の先で突いた位の大きさの受精卵が着床し、およそ280日前後(最終月経の初日から数えて・・・)で誕生するまで、赤ちゃんはお母さんのおなかの中で育まれます。

お母さんが想像する以上に、赤ちゃんにとってお母さんとの一体感は揺るぎないものなのですね。
そして母乳育児中の赤ちゃんにとって、お母さんとおっぱいは等しく且つ不可分なものなのですね。
理屈では説明が難しいのですが、お母さんとおっぱいと赤ちゃんはイコールで結ばれる位の関係なのです。
ですので、赤ちゃんにしてみたら、お母さんが居なくなっちゃった(たまたま別室に居られるだけで、単に姿が見えないだけであっても)ということは、即ち“生きていくための&心の拠り所の”おっぱいがもらえなくなると解釈してしまうのですね。
赤ちゃんにしてみたら存亡の危機なのです。
「お母さん何処に行ったの?これから私は(僕は)どうすればいいの?不安だよ~」という気持ちが、あの泣き叫びの意味なのですね。
まるで自分の一部が失われたような感覚にとらわれてしまうのですね。
「そんな大層な・・・」だなんて言わないでやってね。
赤ちゃんは真剣なのですから。

見つめて・語りかけて・抱っこして・おっぱいをあげる・・・という、お母さんにとって当たり前の行為は、それだけで充分に素晴らしいことなのですよ。

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2010年10月 8日 (金)

肺炎?入院?断乳の危機?

<ご相談内容>
熱が下がらない為先程再度受診しましたところ…肺炎になっていました。
両肺二カ所肺炎になっているようでもしかしたら入院かも…との事。
入院でなくとも強い抗生剤を服用・点滴するので断乳してくださいと言われてしまってあまりのショックに貧血で倒れてしまいました。

息子は混合から完母になり、ミルクは受け付けません。
blogを読ませて頂き、ほとんどの薬が大丈夫と書かれていたので『母乳を続けたい・大丈夫なのでは?』と伝えたのですが答えはNG。
このあと検査の為大きな病院へ行くのですが悔しくてなりません。

<SOLANINの回答>
重症の肺炎で入院しなくてはならないにしても、強い抗生剤を服用・点滴しなければならないにしても、断乳なんて冗談ぢゃないです。
肺炎を治療するのに抗がん剤を使うわけぢゃあるまいし・・・ねぇ?
抗生剤を使うのはスタンダードな治療ですからねぇ。
いくら考えても、断乳の必要性が分かりませんね。
肺炎治療で断乳だなんて・・・無茶苦茶だわ。
受診先を間違えてしまったかな?

ここまでお返事を書いて、念のためブログ訪問をしましたところ、大きな病院で検査をされ、肺炎は誤診で、抗生剤投与されても母乳育児は継続できるとドクターから説明があったとのこと。
緊迫した様子ははるくんママさんの記事に訪問して、体感してください。
とても他人事では済まされない、母乳育児中のお母さん必見の記事だと思います。
記事のURLをこの下に貼りますね。

↓         ↓         ↓

http://ameblo.jp/sana0926/entry-10643213713.html 

世間には色々な方が居られますが、ドクターにも色々な方が居られます。
ドクターといえどご専門は様々ですし、母乳育児に理解のある方ばかりではないのが現実です。
母乳育児には全く興味が無くて、母乳もミルクも変わりゃあしないだろう?くらいのスタンスの方も少なくないです。
産婦人科・小児科以外ののドクターであってもご自身が母乳育児を実践されたか、奥さんが母乳育児を実践され、且つ旦那さんに強力にレクチャーされでもしない限り、治療開始=断乳宣告の図式が罷り通ってることは否定できません。

受診先により母乳育児継続の可否の判断が180度変わる・・・恐ろしいことです。
今回は誤診という事件も有ったようですし。
お母さんが病気になった時の病産院選びも重要だと痛感しました。
読者のみなさんも気を付けてくださいね

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2010年10月 7日 (木)

おっぱいとお薬/その69『クリアミン』

(注)最強母乳外来・フェニックスにて「おっぱいとお薬その69『クリアミン®』(改訂版)」公開中です。
最新の内容は、上記をご確認ください。

以下、過去記事。

『クリアミンA』『クリアミンS』は今ではあまり処方されることが無くなった、ピリン系の解熱鎮痛薬です。
とてもよく効く頭痛薬として、知る人ぞ知るお薬らしいですが・・・

でもね、このお薬は母乳育児中のお母さんは絶対に内服を避けてくださいね。
理由ですか?

それは即答できますよ。
①まず半減期が21時間とメッチャ長い。
長過ぎます。
②授乳を強行すると(←そんな無謀なお母さんは居られないと信じていますが・・・)赤ちゃんに嘔吐・下痢・痙攣が見られることがしばしばあり、危険度が高い。
③乳汁分泌が低下する。
つまり、赤ちゃんが欲しいだけの量のおっぱいが出なくなる恐れがあるということです。

①も②も③も母乳育児中のお母さんにとっては「冗談ぢゃないっ!」と言いたくなるような大きなリスクです。
頭痛薬は他にもありますから、なにも好き好んでこういうNGなお薬を選ばないように気をつけてくださいね。
万一、産婦人科以外のドクターから頭痛薬としてピリン系が処方されたら?
即刻、お断りしてくださいね。

なお、間違えやすいのがアスピリンですが、これはピリン系ではありませんからね。
ただ、アスピリンも母乳育児中のお母さんにはあまり良くないことは確かです。
解熱鎮痛薬で母乳育児中内服可能なお薬の名前は★記事検索をしてくださいね。

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2010年10月 6日 (水)

おっぱいにばかり、しがみついてる。(1歳5ヶ月)

<ご相談内容>

1歳5ヶ月の息子のことで相談です。
これまで産院の助産師さんやSOLANINさんのおかげで完母でやってこられました。自然卒乳するつもりでいます。

しかし、最近たまにくじけそうになる事があるのです。
赤ちゃんの時から寝ない子でちょこちょこ飲みだったのですが、最近は3~4回起きてもおっぱいですぐ眠ってくれます。
日中も外出していれば7~8時間飲まなくても平気な事もあります。
しかし、お家にいるとおっぱいに依存しているかのようにずーーーっとしつこくおっぱいにしがみついています。
乳首から離れてよそ見をしている間におっぱいをしまうと、反り返って怒りだします。その繰り返しがたまらなく苦痛なのです。

楽しい事はたくさんあるよ~と絵本を読んだり、オモチャで一緒に遊んだりするのですが、忘れられないのかおっぱいおっぱいと洋服をめくります。
朝と夕方30分ずつ公園にも連れ出していますし、ご飯もしっかりと食べます。
ちなみに体重11キロ、身長82センチです。
とにかくおっぱい星人なので、嬉しい反面、ずーーーっと息子に付き合っていては、何も出来ずイライラしてしまう事もあるんです。

私はこの息子の要求に応えるべきなのか、それともここは時間を決める等して泣いても放っておいていいのかをご教授いただければ幸いです。
私事ながら、実家、義実家ともに遠く、主人は毎晩0時近くの帰宅です。
休みも1ヶ月とれていない状態で、猛暑の疲れもあってか正直私もまいっています。
本来、楽しいはずの母乳育児。
もっと楽しみたいのにどう対処するのが正しいのかわからず迷っています。
こんなイライラママでは息子がかわいそうですよね(泣)

<SOLANINNO回答>

完母で良く育っておられるおっぱい星人ちゃんなのですね。
離乳食も食べられますし、外出中は数時間飲まなくても大丈夫とのこと。
しかし、そうは言っても確かに四六時中、お坊ちゃんの相手とおっぱいでは疲れるし、イライラが募って当然です。
用事が出来ないのは主婦として辛いものがあるかと思います。
おまけに猛暑が続き体力も消耗し、旦那さんの帰りが遅く、おじいちゃん・おばあちゃんの協力を仰ぐことが不可能ときては・・・

でも、私には相談者さんのイライラの原因が、おっぱいではないような気がします。
日常生活のアレコレが、相談者さんの肩にのしかかってきている現状こそが、我慢の限界に近づけている気がしてなりません。
我慢の限界に達すると、気持ちがいっぱいいっぱいだから、おっぱいを止めたくなるのではないでしょうか?
おっぱい止めたいオ―ラが出まくっているから、お坊ちゃんはそれを察知してお家に居る時、ぶら下がっているのではないでしょうか?
反対にお出かけ先や公園で遊んでいる時は、お母さんのおっぱい止めたいオ―ラ出ていないし、楽しいからぶら下がったりしないのだと思います。

一番いいのは旦那さんに30分でも早く帰ってきてもらうことです。
そして、辛い胸の内を聞いてもらうことです。
30分早く帰ってきてもらうくらいでは具体的・直接的に何かしてもらうのは、時間的には難しいかもしれないです。
でも、30分早く帰ってきてもらい、旦那さんに精神的に我慢の限界であることを知ってもらうだけでも、不思議とイライラは減ってきますよ。

万一、それがどうしても不可能ならば、お坊ちゃんの一時保育をお願いしてみては如何でしょうか?
たとえ3時間でもお坊ちゃんと離れると、冷静に自分を振り返ったり、黙々と家事をこなす中で、気持ちにゆとりが芽生えてきます。
反対におっぱいにぶら下がらせたくなったりして。(爆)
なので、手を拱いていないで、思い切って旦那さんにアプローチしてみましょう。

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2010年10月 5日 (火)

スキンシップは愛の証!

過去記事にも書きましたが、いまだに「抱き癖を付けてはいけない!」と、仰る化石のような石頭さんが居られます。
特に年配者。
次に医療者。
そりゃあもう、赤ちゃんがお母さんに懐かないようにする作戦かしら?と疑いたくなるくらいしつこく仰います。
「抱き癖が付いたら、あなた(=赤ちゃんのお母さん)が一番大変なのよ。」
と、親切そうに仰います。
そう、この親切そう・・・というのが曲者なんですね。
悪意が感じられれば毅然とした対応が出来るとは思いますが、そうでないから困りますね。
ホント、堪りませんなぁ。

でもね、
泣かない子・手がかからない子って寝かせっぱなしになりがちだから、、頭のカタチが歪んだり、絶壁になったり、それに伴い、重役クラスのハゲが出来たりしやすいのですね。
抱っこ星人のお母さんは腱鞘炎になられる方も少なくないのだけれど、その代わり、アタマの形は綺麗なのよね。
抱っこ=筋トレだから、寝かせっぱなしの赤ちゃんのお母さんよりも消費カロリーが多いので、体重も減少し易いようですね。

抱っこは栄養方法に関係なく出来ます。
スキンシップとして最高ですよ。

追記:確かに頭のカタチの歪みや絶壁は遺伝的要素も強く影響します。
向き癖や寝かせ方の偏りでも頭のカタチの歪みや絶壁は発生します。
ですので、抱っこ星人なのに、頭のカタチの歪みや絶壁が気になる赤ちゃんも居られます。
そういう赤ちゃんのお母さんを、育児を手抜きしているとか批判するつもりは毛頭ありません。(文章が拙いのでそう思われたのかもしれませんが、それは誤解・誤読です。)
しかし、頭のカタチの歪みや絶壁、それに伴うハゲが、寝かせっぱなしの赤ちゃんに多いことは事実です。
逆に寝かせっぱなしの赤ちゃんで、頭のカタチがとてもきれいで、ハゲが無いというタイプはまず居られないことも事実です。

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2010年10月 4日 (月)

乳房の大きさが左右で違い過ぎる!(7ヶ月)

<ご相談内容>
このブログのおかげで陥没乳頭ながら完母で7ヶ月になりました。
今は離乳食もしっかり食べてくれますが 相変わらずのおっぱい大好きちゃんです。赤ちゃんの体重増加も順調です。
これまでおっぱいトラブルもなく、自分で言うのもなんですが いいおっぱいです。(笑)
ただひとつ、困ったことは、最近 あきらかに左右の乳房の大きさが違います。(汗)
これは小さい方を積極的に飲ませるべきか…
でも大きい方が張ってる気がするので 大きい方から飲ませるべきか・・・
考えれば考えるほど、どっちが良いのか、分からなくなりました(。汗)
服を着た上からでも違いがわかるので少し焦りメールさせていただきました。

<SOLANINの回答>
さて、乳房の大きさですが、差を縮めたければ、小さい方からあげてみてください。
でも、小さいほうばかりスタートすると大きい方がトラぶります。
小さい方・大きい方交互スタートが無難です。
小さい方からスタートするなら1クール半(3分・5分・3分)大きい方からスタートなら1クール(5分・5分)で行ってみてください。
( )の分はあくまで目安です。

なお、体積的に乳房がアンバランスであっても、最終的におっぱいを飲まなくなったら、左右差は縮まります。

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2010年10月 3日 (日)

1歳3ヶ月で断乳したのに、3歳になって欲しがる。

<ご相談内容>
長男は1歳3ヶ月で断乳しました。
その時は何も知らず周囲の声に流されて、断乳をしなくてはならないものと思い込み、母子で泣いて止めました。
2歳4ヶ月になった時、下の子が産まれました。
(この頃、『最強母乳外来』と出会いました。)
長男は赤ちゃんが生まれる少し前から再びおっぱいに興味を持ち始め、赤ちゃんが飲んでいると欲しがって来て、その様子があまりに可愛かったのと、止めさせてしまったという罪悪感もあり、少し飲ませてあげていました。
長男も少し吸いつけば満足していました。
しかし、赤ちゃんが生まれたから1ヶ月もしないうちに長男が風邪を引き、赤ちゃんに感染らないようにと話をして「治ったらね。」と言い聞かせしたのですが、そうしたら欲しがらなくなりました。

それから8ヶ月、最近3歳になったばかりの長男がまた「お母さん、おっぱい飲みたいの!」と、言い始めました。
私は「甘えているんだな。」という気持ちと、「今からまた飲むの?」という気持ちを抱えています。
私に中では、おっぱいは赤ちゃんのものなので、長男が吸ってるのを見るのは、物凄く変な感じがするのです。
同じ3歳でも記事のお子さんのように、ずっと吸っている訳ではないし、ちょっと違うのかな?とも思います。
やんわり断っていいものなのか、赤ちゃんと平等に「どうぞ!」とあげるべきか、悩んでいます。

<SOLANINの回答>
長男さんのおっぱいを欲しがる件ですが、相談者さんはふたつの気持ちの中で揺れているのですね。
確かに長男さんは幼いなりに、断乳を一旦は受け入れられましたね。
一時復旧したのも束の間、赤ちゃんにに風邪をを感染してはいけないと言い聞かされて再度飲ませてもらえなくなり、そのまま忘れていたようでした。
長男さんは、一見おっぱいには執着していないように見えるでしょうが、何となく遠慮しているというか、秘めたものがあるように私には思えます。

大きな子はブランクがあると、おっぱいが欲しいといっても舌が上手く使えず、飲めなくなってることも有ります。
忘れてしまって、ストローを吸うような吸い方になってしまうのですね。
赤ちゃんと対比すれば「赤ちゃんって上手におっぱいを飲むんだなぁ~。」って感心してしまうくらいの大差があるのです。
もしもブランクがありながら、舌の動かし方を憶えていて達者に飲めるなら、それこそ隠れおっぱい星人だったという動かぬ証拠です。
我慢して、遠慮して気持ちを封印してきたということです。

記事に出てくる3歳半の双子ちゃんのお兄ちゃんは、実は1歳半の時、不妊治療のため言い聞かせ卒乳をされています。
彼はもう5歳ですが、双子ちゃんたちが飲んでいると、「僕も欲しいなぁ。」とたまに擦り寄って来るそうです。
彼はもう上手には吸いつけません。
ちょっと咥えてみるだけです。
でも、とても嬉しそうな顔をするそうです。
双子ちゃん達はお兄ちゃんだから飲んだらダメとか、そういうことは一切言わないそうです。
但し、お兄ちゃんが吸い付くと、一人あぶれるので、揉めることがあるそうですが・・・

相談者さんが物凄く変な気持ちがするというのは、多分、一旦おっぱいから離れて「進化」した長男さんが再度おっぱいを吸うことで「退化」したように見えるからではないですか?
また、8ヶ月と言えばハイハイしたりつかまり立ちしたりし始めるので、赤ちゃんから目が離せず、これまでとは違った意味でお世話が大変なのに、もうひとり大きな赤ちゃんが増えるような気がするからではないですか?
だから、ふたつの気持ちの中で揺れるのではないでしょうか?

赤ちゃんと同じ回数とか、時間とか要求しているわけではないから、ここはひとつ、いじらしい長男さんに、今日のご褒美みたいな感じであげては如何でしょうか?
「大きい子は1日に1回だけだよ。おっぱいは赤ちゃんのご飯だから、沢山飲んだら赤ちゃんの分が無くなっちゃうからね。」と言えば、分かってくれるのではないでしょうか?

おっぱいを飲むためにお約束を作っても良いかもしれません。
例えば、「歯磨きをきちんとする。お母さんに仕上げ磨きをする時、暴れない。」とか、「使ったおもちゃは自分でお片づけする。」とか。
あまり、難しくないことで、それなりに結果が出て、お母さんが助かることだったら、一石二鳥ですよ。

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2010年10月 2日 (土)

歪め飲みと今後のおっぱいの分泌について。

<ご相談内容>
生後43日目です。
赤ちゃんの体重は出生時2470g⇒5日目2452g⇒21日目3470g⇒1か月健診4080gです。
過去記事を読みすすめるにしたがい、片乳だけ歪め飲みの感じがしてなりません。右側だけカッターの刃のようになっています。
でも母乳の分泌は右の方がいいです。
幸い1ヶ月検診では、十分な成長だったのですが、過去記事にもあるように後々体重増加が激減するのでは?と心配しております。

産院があまり母乳推進ではなかったようで、最初がミルクでした。
左が扁平乳頭だったこともあり、入院中は混合で母乳は乳頭保護器を使っての授乳でした。

退院翌日からミルクの乳首と乳頭保護器を同じにしようとしたら拒絶され、このままでは今後直母にするのが困難になると思い、退院二日目からは乳頭保護器を使い母乳のみでした。
さらに退院7日目にO式の方に家に来てもらって、直母指導していただき、そこからは意地で赤ちゃんと泣きながら直母にしてきました。

直母指導はその一度きりなので、体重が増えていても歪め飲みで今後の成長が心配です。
それと、赤ちゃんの体重が増えすぎているのですが乳頭保護器を使用していた時は2クールできていたのですが、直母にしてから逆に1クールさえも出来ないことがあります。
でも体重は増えていて…

たまたま母乳の出が良くて、体重が増えているのでは?と思ってしまいます。
もう一度O式に通ってみようかとも思っているのですが。
さらに乳頭保護器を使っていた時より、授乳間隔も短くなってしまいました。

泣いたら母乳ではなく、しっかり2時間あけてお腹をすかせて2クールにした方がよいのでしょうか?
家族からは逆に赤ちゃんの太りすぎを指摘されて、私自身どうしたらよいのか。
なんだか支離滅裂な文章になってしまってすみません。
アドバイス等出来たらお願いしたく思います。

<SOLANINの回答>
お尋ねの件があれこれあって纏まってないので整理します。
ますは歪め飲みの件。
右の乳頭は扁平では無いのでしょうか?
だとしたら舌小帯短縮症?
でも、それならO式の先生なら直ぐに指摘されるでしょうね。
その辺りの情報が無いので、何とも言えないけど、その可能性大かな?
恐らく、4800gくらいになれば、歪め飲みは改善してくるのではないでしょうか?

乳頭保護器を退院間もなくの早い時期に、ほぼ自力で克服されたのは凄いことです。
短い時間でおっぱいが終わるようになったのは、顎のチカラが強くなり、短時間で沢山飲めるようになったからです。
出が良いのにも助けられているでしょうが、体重が増えているから顎も強くなってきたのでしょう。
左右アンバランスが長く続くと、乳腺炎にもなり易いから、片方1回の時間を短めにして、出来るだけ両方を吸わせていくといいでしょう。

赤ちゃんの体重はご立派に増えていますよ。
でも、完母でしょう?
妙なことを仰るのね~。
完母の赤ちゃんは太り過ぎはないのですよ。
そういうの、過去記事に書いてるのですが・・・まだ読み切ってないでしょう?
なので、こういうことが心配になられるのでは?
おむつ見て、抱っこしてそれでもほしそうだったらおっぱいでいいのですよ。
2時間を空けてなんて、完ミの赤ちゃんなら3時間以上空けなくてはならないけど、完母の赤ちゃんに回数制限するなんてナンセンスですよ。
そういうのも、過去記事に書いてます。(汗)

今気が付いたのですが、こういう質問を寄越されるということは、★記事検索、したことがないのかしら?
大抵のことは★記事検索して見たら、ヒットするんですよ。
ブログ情報最後までずずっと読み下がって・・・いませんね?
アタマに★のある項目で、自分の調べたいことのジャンルをクリックすれば、過去記事のタイトルがわんさか出てきますよ。(汗)
お目当ての記事タイトルを見つけたら、クリックしてね♪
そうしたら、あなたの悩みや心配事の解決策が出てきますからね。

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2010年10月 1日 (金)

乳頭に出来た白い点がポンッ!と抜けたけど、これって何?

<ご質問内容>
産後9ヶ月になります。
赤ちゃんは完母で育っています。
これまで大きいトラブルはなかったのですが、昨日お風呂に入ったときに乳頭に白い点を発見しました。
乳腺炎???とショックを受けたのですが、痛みもなく、ただ一箇所ポチっと白い点があるだけなんです。
よーく見ると少し突起してるようです。
摘まんでで引っ張ってみたら、ビヨーン、ポンッ!と抜けました。
鼻の頭の角栓をパックしたときのように。白いプニョプニョした点があったトコロを見れば、穴が空いているではありませんか。
乳頭を何回かつまむと、穴は目立たなくなり、母乳が溢れてきました。
これも乳頭トラブルの一種なんでしょうか?
私の食生活は変わっていませんし、他に症状もなく、そのひとつだけなんです。
何か気をつけるべきなのか、赤ちゃんの離乳食のあとの口腔ケアとかも関係があるのか疑問で・・・。
なんとも変な質問になってしまいましたが、気になってしまって。
過去記事も読み返したのですが・・・・。
すみません。もし、気をつけることがあれなアドバイスをお願いします。

 

<SOLANINの回答>
それはですね~、乳栓が抜けたのです。
乳栓が出来る理由は、過去記事に・・・書いてなかったですかね?
書いた気がするのですが…(汗)
★記事検索されたら(乳房トラブルではなく、乳頭・乳輪トラブルの方ですね。)
いわゆる白斑・乳口炎の局部ケアの記事は絶対にありますので、それをご参照いただけますか?
その時を放置すると、後で拗れてくると困りますからね。
どうぞお大事になさってくださいね。

 

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