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2010年6月17日 (木)

栄養教諭・養護教諭の不適切対応。

食物アレルギーは年齢とともに徐々に克服できるものが多いのですが、小学校に入学されてもアレルゲンにより、また体質(なかなかIgEが下がらないとか、プリックテストしても5+とか・・・)により持続することがあります。
小学校で心配なのは、担任の先生の当り外れだけではなく、栄養教諭や養護教諭に対応に気を付けなくてはならないということです。

まず、栄養教諭ですが、いわゆる栄養士さんの資格をお持ちの先生です。
現段階では全ての小学校に配置されている訳ではなさそうですが、自校調理している中規模程度の小学校には配置されておられるようです。

私の患者さんのお坊ちゃん(以下Sくんと表記します。)は複数かつ重度の食物アレルギーを持つということで、入学時に学校の先生方と個別面接があったそうです。
学校側は校長先生・担任・栄養教諭・養護教諭が面接室に集まられたそうです。
最初に栄養教諭が「給食が原因でSくんにアレルギー反応が起きたら怖いからお弁当毎日持参してくださいますか?」とさらっと仰いました。
同席された校長先生が色をなして「これだけ食育が重視されているのですよ。」
(栄養教諭って、そもそも食育のために配置でされているのでもありますからね。最初から丸投げしてどうすんねん?)
「Sくんだって部分的でも食べられるものはあるだろうから、それだけでも食べられるように配慮出来ないのか?」と苦言を呈されたそうです。
まぁ、そう言われて栄養教諭は渋々受け入れてくれたようです。
お家の方も、献立表や使用食材をチェックして、NGのものは避けて、状況によってはおかず弁当持参させておられることは言うまでもありません。

なのに、栄養教諭の指導が徹底していないのか?調理師さんたちの勉強不足か?揚げ物なんかだと、衣に卵や牛乳を使うことがあるし、そういう食材を揚げる場合は別鍋にするのが鉄則なのに、同じ鍋で揚げてしまい、結果、Sくんは本人の意思とは裏腹に食べてはいけない食物を口にしてしまい、給食時間内に意識を失い椅子から崩れ落ちたそうです。(怖)

ひとまずは保健室だ!ということで、養護教諭がSくんを保健室のベッドに受け入れ、1時間ばかり「観察」していたそうです。
その間、S君は呼びかけに反応できなくなり、見る見るうちに顔もカラダも2倍くらいに真っ赤に腫れ上がり、呼吸も浅表になり、目を閉じてぐったりしていたそうです。
養護教諭もさすがにヤバいと思ったのか、「観察」の後、お家の方に病院受診が必要と判断されたらしく、電話連絡を入れられたそうです。
もちろん個人調査票や健康調査票でSくんが複数の重度の食物アレルギーを持っていることは養護教諭も把握されています。

しかし、1時間ばかり「観察」って、私には意味が分かりません。(汗)
ハッキリ言って、これは誰がどう見てもアナフィラキシーショックではないですか!
「観察」っていったて、寝かせてるだけで何にもしてない訳ですよ。
このまま「観察」してたら、決して大袈裟でなく、Sくんは死んでしまうかもしれない危険性がある状況だったのですよ。
養護教諭って小学校内で子どもの健康に一番関与する立場なのに、こんな対応ではお粗末極まります。
もしかして、その養護教諭の方、アナフィラキシーショックのお子さんを見たことが無かったのか?対応方法を学んでいなかったのか?そんなレベルの方が小学校で仕事していいのか?・・・様々な疑問が湧き起こりました。
連絡を受けたSくんのお母さんは速攻で★病院の小児科に運び込まれましたが、「なんで、こんなになるまで放っておくんだ!」とドクター激怒状態で処置されたそうです。

一命を取り留めたものの、今回、Sくんもお母さんも心臓が幾つ合っても足りない扱いを受けられました。
学校側には給食の調理の際は厳重にまな板やボウルや菜箸や鍋等全て徹底して別扱いしてもらうことになりました。
また、万一の事態に備えて「エピペン」を携行することになりました。
(小児科ドクターからもお手紙を書いてもらわれたそうです。)
「エピペン」の携行に消極的だった担任も養護教諭も迅速に対処することが可能になりました。

これはご存知ない方が多いと思いますが、養護教諭には2種類あり、短大や大学の教育学部で学び免許を取得された方(←このパターンが殆どだと思いますが)と、看護学校卒業後、教育学部の養護教諭特別別科に編入し、免許を取得された方と居られるわけです。

緊急時の対応とか、医療処置については、看護学校卒業後編入組の方が秀でているのではないか?と思うのは私の穿った見方でしょうか?

栄養教諭や養護教諭の対応に色々考えさせられた事件でした。

追記:この記事をアップしたから何人かの方のコメントで、「養護教諭としてのQQ時の対応は出身校(進路形態)の違いではないこと。」について説明を受け、私の疑念は誤解だということが理解できました。
当然採用にあたり、きちんとした初任者研修があり、救急救命法や処置について座学と実習があり、毎年のように定期的な研修に全員参加で研さんしておられることを知りました。
また、これに加えて、勤務してからの経験(どのような学校に勤務されたか?)や他の先生方からどれだけ学んだかといった、仕事への熱意というか、働き始めてからの学ぶ姿勢(個人的にセミナーに参加する等)の違いも力量に関係していることが分かりました。
看護学校出身の先生で職務に求められる以上の処置(!)をされる方も居られることも知りました。
ただ、誤解しないでいただきたいのは、私は決して養護教諭に求める資質の筆頭がQQ処置だという意味でこの記事を書いたわけではないということです。
アナフィラキシーは命取りになる恐ろしい状態だから発症しないように周囲の大人が細心の配慮をして、万一の際は安易に考えず迅速な対応を児童及び保護者は求めているんだということを知って欲しかったのですね。
もちろん養護教諭に求められる資質は保健相談活動や生徒指導等の教育的側面など多様性があることはご指摘通り承知しております。
しかし、きっと全国の養護教諭の皆さまにおかれましては、文言にご不審・ご不快な部分があったと思われますので、その点については心から謝罪します。


コメント

※1~12番のコメントは見つかっておりません。ご了承ください。

13 ■私の友人は…
蕎麦アレルギーで、凄く警戒してたのを思い出します(>_<)
やはり一番安全なのは、お弁当持参なのかなって考えたりしちゃいました(;_;)
でも、給食も楽しみですもんね~(>_<)
学校側が、しっかり対応して欲しいと思いました\( ̄0 ̄)/
しょうママ 2010-06-17 08:43:41

14 ■本当に
>椿さん
全く同感です。
この件は、そもそも学校の対応に疑問符がたくさんつきます。
ことが起こる以前にも、調理方や工程の事前説明や打ち合わせ、起きてしまった場合の想定は必ずあるはず・・・なのに。
私も救命応急処置・消防消火措置を学んできました。
学校に勤務する人としては、技術だけではなくメンタル面のサポートがかなり重要になると思います。特に今は難しい時代が続いていますし。
soyora 2010-06-17 08:43:49

17 ■無題
観察って、意識を失った時点で親に連絡→救急じゃないですか?
1時間もなんて、手遅れにならなくてほんとによかったですが、ゾッとします!
エピペンも、いざ打たなければいけない状況になっても、打ち所が悪くて何かあったら大変だから…と、親に来てもらうか、本人に打ってもらうようにとしてる学校があるようです
本人が打てるくらいなら、世話はないですよね!
アレルギーの子どもは増えてきているんだし、マニュアル作って対応してほしいです!
まみ 2010-06-17 12:16:32

19 ■小学校教諭をしています
今は育児休業中です
私が今まで勤務した学校では 新年度のスタートの会議で救急事態の対応マニュアルを全職員で確認してきました 食物アレルギーやその他疾患がある子どもについては必ず全職員で共通理解し 救急救命法の講習も1~2年に一度は必ず全職員受けていました(消防署協力のもと)
大事な子ども達を預かる身ですので どの学校でも必ず危機管理意識を持って備えているはずなのですが… 記事にあるような学校、養護教諭が存在することが残念でなりません
キラ 2010-06-17 15:18:49

20 ■こんにちは
血乳の記事を読んだので質問良いですか??
昨日40度の高熱が出て乳腺炎になってしまいました。今日病院にいってマッサージを受けたら少しだけ血乳が出ました。こどもは一歳三ヶ月なのでこの時期に出るのは珍しいから来週乳腺外来行ってくださいと言われ不安になりました。
記事をみたら乳がんだったっていう人にあってないそうですが一歳三ヶ月での母乳でも同じ事でしょうか?
ゆんちゃん 2010-06-17 16:26:38

21 ■対応に驚きました
その先生、アレルギーの勉強をしていなかったんじゃないかと思ってしまいます。
「何か起きたら怖いから」なんて、要は自分が対応を知らないからやりたくない訳ですよね。
それに観察って…、あまりに酷い対応だと思います!
お子さん、本当に無事でよかった…(涙)
お母様とお子さんの心労、お察しします。
私の子供の頃は、学校給食って楽しみのひとつでした。
でもアレルギーを持ってる人にとっては、このお子さんのようにいつ何時どうなるかわからないから、楽しい時間ではないんですね。
安心して楽しく食べれる日がくると良いですね。
ゆきまる 2010-06-17 17:39:43

22 ■横レス失礼します
>ゆんちゃんさん
メッセージボード(ブログ情報)は読まれましたか?
質問に関しましては、SOLANINさんに通知する形での読者登録が条件ですよ。
Kim La Roc 2010-06-17 18:24:11

23 ■Re:返信不要です!
>ひろぽんさん
アレルギー発症時の対処なんて基礎的なことですが、定期的に研修を受けるとか、お勉強してくれないと、親としては大変困ります。
命にかかわりますからね。
SOLANIN 2010-06-17 18:36:43

24 ■Re:おそろしいことです
>renyankoさん
一般的な養護教諭のカリキュラムって、どんなのなのでしょうね?
実習とかはあまりないのかな?
SOLANIN 2010-06-17 18:38:16

25 ■Re:無題
>ゆあママさん
そうなんです。
20kgのお子さんを抱いて玄関前に駐車した車まで走ったと言っておられました。
怖過ぎる対応です。
SOLANIN 2010-06-17 18:40:09

26 ■Re:無題
>Hany*さん
それは酷い!
全部は無理でも部分的に受け入れられないのか?
保育園は代替え品にしてくれるのに・・・
SOLANIN 2010-06-17 18:41:55

27 ■Re:無題
>タキ サクラさん
そうそう、警察車両(パトカー)とか、緊急系の車両は寄せ付けないですね。
学校自治重視?
人命が一番ですよね!
SOLANIN 2010-06-17 18:43:48

28 ■Re:無題
>あきさん
そうでしたか。
それは失礼しました。
ごめんなさいね。
なるほど、同業の方から見て、看護学校経由の方は、職務以上の処置をされたり、校医に意見したりという振る舞いがあったのですね。
ということは、やはり、教育を受ける段階でのカリキュラムが重要なのでしょうね。
要は緊急時の対応を適切にしてくだされば、子どもの命は守られるのですからね。
SOLANIN 2010-06-17 18:48:33

29 ■Re:無題
>soyoraさん
緊急時の担任の先生の対応もそうですよね。
子どもが病気や怪我をしたら保護者に連絡するのが大原則ですからね。
ご指摘の通り「養護教諭に任せりゃ後は知らないよ。」みたいにも思えます。
班机にして、みなで給食食べてたそうですから、他の児童も様子がおかしいのは気がついてたわけで。
何故1時間様子見なのか?
謎の対応なんですよね。
SOLANIN 2010-06-17 18:52:15

31 ■Re:無題
>らむきゃっとさん
なるほど、あきさんとは逆?の立場でおられるのですね。
でも、ご指摘ごもっともです。
本人の資質なのでしょう。
これを機会に、緊急時の対応がしっかりできる養護教諭になっていただけたら…と願います。
今後万一、同じことがあったら?
それは考えたくないことですが、しかるべきところに行かれ(現場を離れて)振り返ってほしいですね。
SOLANIN 2010-06-17 18:57:53

32 ■Re:信じられません!
>椿さん
分かりました。
続きを読ませていただきます。
SOLANIN 2010-06-17 18:59:19

33 ■タイトルを見てどきっとしました…
私も経験は浅いですが、中学校勤務の養護教諭なので…
食物アレルギーは重症化するとほんとに怖いですよね。記事の事例のようなことは絶対にあってはいけないと思います。
ですが、実際にアナフィラキシーの子に出会う機会は学校現場では少ないと思います。私もまだありません。これからも出会わないほうがいいですが^^;
子どもの命を預かるって、ほんとに責任重大です。たびたび研修会もあり、同業者の友人と『こんな事例あったよ~!』と情報交換もしますが、決して『これぐらい大丈夫』と思ってはいけないなと常々感じます。
さっちゃ 2010-06-17 19:05:43

34 ■Re:続きです
>椿さん
養護教諭になるには様々な進路があり、それぞれに特性があり、どの学校出身だから良いとか悪いとか論じるべきでなないことが、先のコメントで良く理解できました。
また、定期的に(毎年)緊急時の対応について講習会や研修会があることも認知できました。
恐らくそうであれば、この養護教諭もそういう対症法は知っておられるし出来る筈ですね?
出来なきゃおかしいんですよね?
対応したベテランの小児科ドクターとナースががQQ室で血相変えて対応していたということは、どれほどシビアな状態だったか想像できます。
今後のあり方を考えると、病院までその養護教諭に付き添ってQQ室での一部始終を見てもらえれば良かったかもしれませんね。(涙)
SOLANIN 2010-06-17 19:10:31

36 ■Re:私の友人は…
>しょうママさん
養護気教諭の対処に視点が集まっていますが、そもそも給食を作る段階できちんとしてたら、こんなことにはならないのですね。
栄養教諭しっかり!と思うのは私だけでしょうか?
SOLANIN 2010-06-17 19:22:20

39 ■Re:無題
>まみさん
当事者のお子さん、親御さんにしたらなんと悠長な対応か!と怒り心頭だと思います。
私も親御さんから直接お話を聞いて他人事でないと思い、記事化した次第です。
けど、出身校で緊急時の対応が決まるのではなく、先生の資質に依ることが分かりました。
誤解してました。
私の誤解を解いていただくコメントをくださった方も複数おられ、有り難かったです。
SOLANIN 2010-06-17 19:30:37

41 ■Re:小学校教諭をしています
>キラさん
私の住んでいるまちでも一番の大規模校なんです。
もちろん、養護教諭の配置は1人です。
大勢のお子さんの健康状態に配慮しつつ預かるので大変だとは思いますが、それは1時間様子見の理由にはならないですからね。(涙)
何故かそのギモンだけはSくんの親御さんが聞かれても、「それほどではなかったんですよね。」の一点張りで、真相は闇の中なのです。
SOLANIN 2010-06-17 19:43:24

42 ■Re:こんにちは
>ゆんちゃんさん
そうですね。
乳腺炎で血乳はあります。
でも、スメア検査は産婦人科でも出来るから細胞だけでも採取してもらったら如何でしょうか?
SOLANIN 2010-06-17 19:44:50

43 ■Re:対応に驚きました
>ゆきまるさん
給食を作る側、緊急時に対処する側、そして担任、管理職、事務職・・・様々な立場の先生が学校には居られます。
それぞれのお仕事を真っ当にしていればこんなことは起きる筈が無いのですね。
周囲の大人たちが心のどこかでアレルギーっ子の対処をを他人事に思うから、こんなグダグダ事象が起きたのでしょうね。
再発防止対策、できてるのかな?
できてますよね?
そう信じたいです。
SOLANIN 2010-06-17 19:49:45

45 ■Re:タイトルを見てどきっとしました…
>さっちゃさん
そうでしたか。
恐ろしいことですが、実際にあったことなのですよ。
もし、養護教諭が緊急対応最中や病院付添だったら、担任が保護者に連絡するという業務連携は普通ありますよね?
エピペン使用については養護教諭の研修会で、実習とかはあるのですか?
SOLANIN 2010-06-17 19:54:20

46 ■無題
>SOLANINさん
もちろんです。担任も家庭に連絡できない場合は学年の他の教師が…など連携マニュアルを年度始めに周知してます。実際は医療機関や家庭への連絡、病院引率すべて養護教諭にまかせきりのところも多いですが…
エピペンの使用方法は研修会でやります。先日行った研修では、トレーナーだけでなく希望者に本物を使用して発砲スチロールに打たせてくれてました!
さっちゃ 2010-06-17 20:30:34

47 ■こんばんは!
>SOLANINさん
先程お風呂に入ったら乳首の先端にかさぶたが出来ていました。乳首が切れてしまってたのですかねっ(∋_∈)
ありがとうございました☆
ゆんちゃん 2010-06-17 21:43:59

48 ■Re:無題
>さっちゃさん
なるほど!
きっと、問題が起こったその小学校も、連携マニュアルの見直しや対処の反省をしておられるのでしょうし、そうであってほしいです。
目の前で児童がだんだん状態が悪くなるのを目の当たりにしたら、対応の不味さに気がついてくれますよね。
エピペンの打ち方も習えるなら、心強いですね。
SOLANIN 2010-06-17 21:57:21

49 ■Re:こんばんは!
>ゆんちゃんさん
かさぶたということは、亀裂が治りかけているのではないでしょうか?
SOLANIN 2010-06-17 21:58:15

50 ■無題
>SOLANINさん
おっしゃる通り、明らかに普通ではない状況なのに 1時間の様子をみるなんて おかしすぎます! それほどでもない…なんて責任逃れですね!!
本当に取り返しのつかない事態になったらどうするのでしょうか…
今回の件を重く重く受け止め、管理職がきちんと指導し今一度、危機管理を徹底してくれたらよいのですが…
キラ 2010-06-17 22:38:31

51 ■ドキッとしました。
いつも拝見しています。
私は、只今育児休暇中の養護教諭です。
中学校勤務の時、アナフィラキシーの緊急対応で救急車要請したことを思いだしました。
その生徒は、アレルギー既往のない生徒でした。たまたま、いろいろな要因が重なり、アナフィラキシーショックを起こしたようでした。最近多い、運動誘発性です。
今回のケースの場合、本当に最悪の結果にならなくて良かったと、読み進めていくうちに恐ろしくなりました。
アレルギー対応について、校内で十分な理解と連携、対策ができていなかったことは、学校の落ち度だと思います。
アレルギーのあるお子さんは年々増えていますし、エピペンを持参している子やアレルギー食も珍しいことではありません。
私は短大出身で養護教諭になりました。
学生時代、救急処置等は必死に学んだけれど、やはり現場に出て経験を積んだ部分は大きいです。
いかに緊急性を判断するか、これに尽きます。
後は、大事をとること。念のため医療機関にかかって、たいしたことがなかったで済めばいい、と思っています。
養護教諭の読者さんも多いようで、皆さん言っておられますが、
この職種は線引きが難しい職種です。また、勤務校で求められる資質が違ってきたりします。
(救急処置はどこも必要ですけど。むろん研修もあります。)
やはり、常に学ぶ姿勢は大切なんだと思います。私は、中学校勤務のときが救急対応も、生徒指導も一番鍛えられましたし、自分自身勉強しました。
死ぬほと忙しく、体もボロボロでしたが。
でも、勉強しておかないと、次の日勤務中に何が起きるかわからないという不安がついて回ってました。
このケースの養護教諭の方にも、たくさん学んで欲しいと思います。
happycat 2010-06-17 22:55:33

52 ■Re:無題
>キラさん
ですよね?
アナフィラキシーなのに、なにをもってして「それほどでもない・・・」のか?
理解出来ないです。
それと給食作りの調理場のあり方ですが、調理師さんたちも、栄養教諭もしっかりしてほしいですね。
SOLANIN 2010-06-17 23:01:24

53 ■Re:ドキッとしました。
>happycatさん
養護教諭の方の読者さんも多いだろうなということや、直接母乳とは関係ないことかもしれませんが、小学校に食物アレルギーをもったままで入学することになったら、親御さんとしても想定してほしいことや、アナフィラキシーを侮ってはいけないことを強調したかったので、このような文章になりました。
でも、私も理解不足なところがあり、その点については今から追記を書きたいと思います。
SOLANIN 2010-06-17 23:06:04

54 ■無題
養護教諭のあり方って大切ですね。でも担任の先生も色々と気を配って欲しいものです。
以前に木の実アレルギーであることを前の記事でコメントさせていただいたことがあるのですが、私の場合は担任の先生(新任)に食べなさいと言われて、泣きながら食べれないと言った記憶があります。
それくらいアレルギーに対しての知識がないんですよね。まぁアレルギー自体珍しいものでもありました。
それもそのはずです。私は教員免許を持っておりますが、教職の授業ではそんな事を教えませんから。まぁ常識として知っていてもらいたい知識ではありますが、自分と直接関わりあいがないものは、人間関心がないものですよね(^_^;)
でも、担任の先生は味方になって援護して欲しかったです。アレルギーのために男子から色々言われて肩身の狭い思いをしましたから。
親もアレルギーに対して無知でしたから、先生に対して話していなかったようですけどね。(でもベテラン先生の時は困った記憶がないので、多分除去してくれていたのでしょう)
そういえば、義姉さんの勤務していらっしゃる保育園ではアレルギーの子用に、見た目も他の子と変わらない除去給食が出されているそうです。因みに市の保育園です。
これならば他の子にからかわれることもそんなにないかもしれませんね。
またまた長くなってしまい、すみません(=_=;)
ぷもぷも 2010-06-18 12:18:29

55 ■ちょっと話がそれますが…
ソラニンさん、いつもブログ更新ありがとうございます。
コメントするには的が外れているかもしれませんが…
私自身、記事に関しては知識が浅い為、
内容については分からないことが多いのですが、
たくさんの養護教諭をされている(されていた)方がコメントをされていることに驚きました。
私自身は、保健師をしていますが(なので、養護教諭の資格もありますが・・・)
保健師に関しての記事の時にはほとんど保健師からのコメントはなかったですよね。
世の養護教諭の方の意識が高く、日々勉強されている証拠ではないかと思います。
世の保健師も負けずに頑張らなきゃだよねぇ~
ソラニンさん、
関係ないコメントさせていただいてしまい、
失礼しました。
お返事はもちろん、結構ですので・・・
yumi 2010-06-18 14:34:26

56 ■無題
>SOLANINさん
こちらこそ、辛口のコメントで申し訳ありませんでした。
今日、午前中一人勤務(勤務校は養護教諭2名配置)で、朝からてんかん発作の対応やら吸引の対応でバタバタ……
でも、いろんな内容をこなすうちに、一つまた勉強になり、自信にもつながりました。
そのお話の養護教諭の先生も、一つ一つ経験を積んで、今後同じことを繰り返さないことを祈ります。
らむきゃっと 2010-06-18 16:46:37

57 ■無題
>SOLANINさん
そうですね、同じことが二度と起こらないように、その学校で反省が活かされていることを祈っています。
勤務校にはエピペン携帯してる子はいないですが、いざというときのためにやっぱり年1回は研修は必要ですね!
さっちゃ 2010-06-18 22:31:02

58 ■Re:無題
>ぷもぷもさん
義姉さん勤務の保育園素晴らしい対応ですね。
現場の熱意と意識の高さですね。
小学校時代に木の実アレルギーで厭な思いをされたのですね。(涙)
お察しします。
そういう配慮こそ教育的っていうんですよね?養護教諭様、担任様。
SOLANIN 2010-06-19 00:00:51

59 ■Re:ちょっと話がそれますが…
>yumiさん
恐らく母子担当の保健師さんには耳の痛すぎることを一杯書いてるし、おっぱい関係のことは取り敢えず助産師に任せておこう的な部分がおありなんだろうと勝手に思っています。(爆)
でも、yumiさんのような母子担当の保健師さんがおられたら、その地域の方は助かるだろうなと思います。
SOLANIN 2010-06-19 00:13:52

60 ■Re:無題
>らむきゃっとさん
そうですね。
辛口コメントであっても、悪意のないコメントは思いやりコメントだと思います。
私はSOLANINなので、そう思います。
SOLANIN 2010-06-19 00:26:46

61 ■Re:無題
>さっちゃさん
そうですね。
研修も見学だけでなく、実践が大事ですよ。
アナフィラキシーは無いに越したことは無いけど、実践研修をやってなかったら、エピペン扱うの怖くてできないと思いますから。
SOLANIN 2010-06-19 00:43:33

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