おっぱいとお薬/その62『ミオナール』
(注)最強母乳外来・フェニックスにて「おっぱいとお薬その62『ミオナール®』(改訂版)」公開中です。
最新の内容は上記でご確認ください。
以下過去記事
授乳中に頭痛・肩凝りを訴えられて産婦人科以外の科を受診したら『ミオナール』というお薬を処方されたそうです。
授乳中処方安全性のデータを探しましたが、見つかりませんでした。
で、『ミオナール』というお薬についてちょっと調べてみました。
これは、骨格筋を弛緩させるお薬なんですね。
半減期も短くない。
絶対にダメかと聞かれたら、何とも言えません。(汗)
でも、『最強母乳外来』の読者さんであれば、頭痛時には『カロナール』肩凝りには『葛根湯』が効果あることをご存知では?と思いました。
また、局所への貼り薬は、市販薬でも大丈夫ですので、そういった対処法も選択肢として検討に値するのではないかと思いました。
受診した先のドクターに「授乳中です。」と伝えるのは言うまでもないことですが、それだけでは不充分ですよ。
「★おっぱいとお薬」を受診前にご精読いただき、安全性についてデータのあるお薬の名前をきちんとメモってから受診して・・・というのが、ご自分と赤ちゃんとおっぱいを守る基本ではないかと思います。
確かにお薬の名前はメーカーさんが違えば名前も違うのですが、成分が同じもので、その病産院が取り扱っているものを検索することは、大して難しいことではないので、気にされなくてもいいのですよ。
お薬の名前を言えば受診先のドクターが気を悪くされるのでは?とご心配される方もおられるでしょうが、そんな了見の狭いドクターって居られるのでしょうか?
仮にそういう了見の狭いドクターが居られたとしても、受診されるお母さんの話し方にもよるのではないでしょうか?
どんなことでも当て嵌まると思いますが、礼儀を失することが無ければ、大抵は受け入れてくださいますよ。
『最強母乳外来』活用上級者さんはそのようにしておられます。
コメント
1 ■ミオナールに関しては
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1249009D1030_1_11/
のページで見ることができました。
授乳中は・・・安全性は確立していないとのことですが、他の薬同様の扱いなのかな・・・と。(ほとんどの薬は、母乳中に移行はするが、その量は非常に少ない)
基本、授乳中に使用してはいけない薬剤の方が少ないので、それをチェックしていれば、あとは(長期間服用などでなければ)大丈夫なのかな・・・と個人的には思っています。
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/junyuuno.html
妊娠と薬相談センター
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/junyuuok.html
のページで、だいたいのことは調べることができるかと思います。
googleで”授乳中 薬”と検索すると、トップに表示されるページです。
おっぱいママこと長谷川牧子 2010-05-07 08:52:24
2 ■Re:ミオナールに関しては
>おっぱいママこと長谷川牧子さん
有難うございます。
今から探しに行ってきます。
SOLANIN 2010-05-07 22:19:44
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