無料ブログはココログ

« 赤ちゃんは甘党です。 | トップページ | 食物アレルギーによる皮膚症状の出方について。 »

2010年3月27日 (土)

おっぱいとお薬/その58『レミケード』

(注)最強母乳外来・フェニックスにて「おっぱいとお薬その58『レミケード®』(改訂版)開中です
最新の内容は上記でご確認ください。

以下、過去記事

『レミケード』は抗リウマチ薬の一種です。
抗リウマチ薬には様々な種類のお薬があります。
『レミケード』以外の他の抗リウマチ薬はあまり情報が無いので分かりませんが、このお薬はインフリキシマブなので、おっぱいをあげ続けることが可能です。
インフリキシマブは分子量が巨大ですから、お母さんの血管内に留まります。
それはつまり、母乳中に移行しない(=検出できない)レベルだから、母乳育児と両立出来ることを意味するのですね。

万一赤ちゃんのカラダに『レミケード』が入っても、赤ちゃんの消化管で壊されてしまうモノなので、赤ちゃんの体への影響は心配ないのですね。

 

コメント

1 ■貴重な情報ありがとうございます
来週リウマチ科に受診するのでメモして行きます。
言葉に言い表せない程、感謝の気持ちでいっぱいです。
ほんとにほんとにありがとうございましたm(__)m
ふるりん 2010-03-28 10:27:29

2 ■抗リウマチ薬
調べてくださったんですね、お忙しいところ本当にありがとうございます!!
レミケードは抗リウマチ薬の中でも最近開発された「生物学的製剤」と呼ばれる部類で、既存の抗リウマチ薬で効果がない患者にも効く、またその効果が時に劇的だということで注目されています。
しかしレミケードは現在のところリウマトレックス(メトトレキサート=抗ガン剤と同一成分)の併用が必須とされていて、リウマトレックスが授乳禁止なのですね(T_T)
同じ生物学的製剤で「エンブレル」というお薬もあって、こちらは単独でも使えるとのことですから、こちらなら大丈夫かも知れませんね。
ただしどちらも保険適用になる条件に制限があって、私はその条件を満たしていないので残念ながら使えないのですが…(涙)
(保険を使っても月数万円、年間数十万と高額なことは生物学的製剤の欠点の一つです)
条件を満たしている方にとっては産後の母乳育児に希望が持てるでしょう。
私の方も幸い主治医(女性)は「卒乳まであげたいんだよね?じゃあしょうがないね~」と、断乳を迫ることはなく、ステロイドを授乳可能な限界まで増量することで対処してくれています。それでもあまり効かず痛みに耐える毎日ですが、それと引き替えにするだけの価値が母乳育児にはあると思っています。
単純に、痛い手で粉ミルクを計ったり哺乳瓶を洗ったりするのも大変ですしね(;^_^A
もう少し頑張りたいと思います。
あさ月 2010-03-28 14:32:35

3 ■Re:貴重な情報ありがとうございます
>ふるりんさん
恐らく、注射の形になるのではないかと思います。
でも、注射だけなら近医で頼めますからね。
SOLANIN 2010-03-28 19:13:48

4 ■Re:抗リウマチ薬
>あさ月さん
何て理解のあるドクターでしょうか!
ステロイドの内服に関しては過去記事をご参照くださいね。
要は症状が自制内で、赤ちゃんに差しさわりが無ければいいのですからね。
何とか進行を食い止められますように。
SOLANIN 2010-03-28 19:21:53

« 赤ちゃんは甘党です。 | トップページ | 食物アレルギーによる皮膚症状の出方について。 »

★おっぱいとお薬」カテゴリの記事