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2010年1月21日 (木)

黄疸値が高いから、おっぱいを中断する?(生後1カ月迄)

一般的に日齢・体重毎の基準値よりも黄疸値が高く、光線療法をした赤ちゃんは念のためということで、退院数日後に1回は黄疸値の再検ということで、ドクターから受診を促されます。

時々、活気があり、おっぱいも3時間以上間隔が空くこともなく、おしっこやうんちの量や回数も多くあり、体重増加も良好で、黄疸値以外の血液検査のデータには特に問題が無いのに、黄疸値がリバウンドしてしまうことがあります。

これはいわゆる「母乳性黄疸」と呼ばれるものですが、残念なことに、各病産院で取り扱いがまちまちで、母乳育児に全く理解のないトコロでは、赤ちゃんだけ再入院させて、経過観察もしくは再度の光線療法を施行するようです。
その間、お母さんはどうするのか?は全く指導無しです。(汗)
母乳育児を続けたいお母さんは、赤ちゃんの入院中「何も言われなかったから何もしない。」などという愚かな対応ではいけませんよ。
時間毎におっぱいを搾り、乳管が詰まらないよう、分泌を維持できるように対処されます。
必要に応じて冷凍もしくは冷蔵保存される方もおられます。
仮令1日でも母子分離になったら、その間の乳房管理をおろそかにしないでくださいね。

コメント

1 ■一人目の時に…
一人目は母子半同室(夜だけ新生児室に預ける)のミルク推奨病院で出産をしました。初めての出産を終え、母乳も出始めた頃に黄疸の数値が高くなり、しばらく母乳はあげないでと言われ…。丸一日カチカチに張ったオッパイは放置状態で、知識も何もなかった私は一人でぎこちなく搾乳していました。助産師さんの搾乳の説明やマッサージすら無く、ホント不安な一日だったのを思い出しました(>_<)
ミルクティ 2010-01-21 13:48:50

2 ■母子分離だからこそ…
こんにちは。
そんな時こそおっぱいケアは大事ですよね♪
NICU勤務になった時、高ビ入院のbabyちゃんは大抵隣の産科に入院してたけど、治療優先の為直母禁になってました。←個人の産科で働いてた時は光療してても欲しがればママを呼んで直母していたのですが…プチカルチャーショックでした(>_<)
しかし、新しく来た部長先生が母乳育児に積極的だったので、30分以内の直母OKになり、夜間もbabyが泣いたら呼び出してました。
ドクターの治療方針にもよるけど、理解のないドクターにはナースでも母乳育児の大切さをドンドン訴えていかなくては…それにはナースも母乳育児の事をもっと理解しなくちゃいけないですが(-_-;
子を持つ立場になり、医療者の母乳育児に対する意識が向上したらいいなぁと記事を読んで切実に思います。
ORCAmama 2010-01-21 14:16:26

3 ■Re:一人目の時に…
>ミルクティさん
酷いハナシです。
よく一人で、搾れましたね!
その時の努力、凄いですよ。
この時期の搾乳って難しいんですよ。
仕事忙しいのでしょうが、お母さんのケア(メンタル面も含めて)していってほしいよね?
SOLANIN 2010-01-21 18:51:16

4 ■Re:母子分離だからこそ…
>ORCAmamaさん
古い知識でも仕事は出来ますが、それは医療者として怠慢だと私は思います。
私は母子領域でしか仕事はしたことが無いですが、日進月歩です。
根拠がある新しい知識を学ばないのはホントのプロではないと思います。
それらは全てお母さんと赤ちゃんの利益にかなうものなので、一人でも多く、母乳育児を支援できるスタッフを養成したいですね。
私の場合差し当たり、僭越ですが、看護学生・助産学生・新人スタッフへの教育かな?
SOLANIN 2010-01-21 18:57:09

5 ■はじめまして
はじめまして!
私の子は二人とも、黄疸数値が高く、光治療しました。多分、私との血液型が違う血液型不適合かと思われます。
下の子は特に数値改善がみられないと入院になりました。私は先に退院しましたが、おっぱいは搾り、病院に届けました。そのときに授乳もして。病院や家族にはそこまでしなくてもと言われましたが、私が子供に出来る唯一のことなので。
体力的にはヘロヘロになり、発熱したりしましたが、こちらのblogを読んで、やってよかった、と思えました。ありがとうございましたm(__)m
こもも 2010-01-22 07:24:45

6 ■Re:はじめまして
>こももさん
何と言いますか、お母さん以外の家族は悪気は無いのですが、赤ちゃんが病気(黄疸を含め)され、入院されると、「病院に任せておけばいい。」と距離感のある発言をされるのですね。
お母さんは我が子が病気と闘っているのだから、必死にサポートしようとされます。
見解の相違が口論になることもあります。
でも、私はお母さんを支持します。
お母さんと離れている赤ちゃんがおっぱいを飲めるように分泌維持のお手伝いするのも助産師の役割と自負しています。
SOLANIN 2010-01-22 20:50:45

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