おっぱいとお薬/その37『ボルタレン』
(注)最強母乳外来・フェニックスにて「おっぱいとお薬その37『ボルタレン®』(改訂版)」公開中です。
最新の内容は、上記でご確認ください。
以下、過去記事。
最近市販されるようになった解熱鎮痛薬に『ボルタレン』というお薬があります。
『ボルタレン』と『ナボール』は同じジクロフェナクナトリウムを含有する先発薬です。
後発薬では『ボルマゲン』や『ブレシン』も同じ成分です。
このお薬の効き目は海外でも評価が高いです。
いわゆるよく効くお薬です。
それはつまり、解熱鎮痛薬の第一選択ではないということです。
ちなみに第一選択となるのは『カロナール』です。
『ボルタレン』などの解熱鎮痛剤は病気を治すためのお薬ではありません。
熱や痛みなどの辛い症状を緩和するためのお薬です。
服用方法も頓用、つまり6時間以上間隔を空けることが望ましいですね。
お薬の半減期も短いのですが、お母さんのカラダに及ぼす影響を考えると、毎食後に内服するという服用方法をドクターが指示されることは、通常どの病院でもないと思います。
なので、服用期間もせいぜい数日にとどまるかと思われます。
コメント
1 ■いつもお世話になってます
こんにちは!
湿布薬のボルタレンテープも内服薬と同じ扱いになりますか??
ぎっくり腰のような腰痛でなかなか病院に行けず自宅にあるボルタレンテープを張ってやりすごしているのですが…
はちこ 2009-12-24 09:31:50
2 ■Re:いつもお世話になってます
>はちこさん
貼り薬の血中濃度は内服よりも少ないとされています。
使用OKですよ。
どうぞお大事に。
SOLANIN 2009-12-25 00:53:33
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