おっぱいが足りないと母性は育たないの?
それは違います。
おっぱいが足りなくても母性は育ちます。
ミルク育児がダメなんじゃありません。
私は母乳を栄養分として捉えるのが全てではないと思います。
母乳をあげることは、お母さんと赤ちゃんの絆を育てるために欠かすことのできないスキンシップを、とても自然で効果的に行うことが出来ることを意味しています。
自然と言うのは特に意識付けをしなくてもいいし、楽しめるということですね。
ミルク育児は他人でも出来ます。
どうしてもお母さんと赤ちゃんの距離感が出来てしまいます。
母乳をあげているお母さんに負けないくらい意識しながらスキンシップを図り“ミルクと言う名のおっぱい”をあげているのだという気概を持ってほしいのです。
ただ現代ではまだまだ勉強が足りない医療者や、そんな医療者が発信するトンでも情報に踊らされるお母さんが少なからずおられます。
お母さん向け雑誌などで得られる情報のうち、母乳育児に関する正しい記事は極めて少ないし、あったとしても残念なことにそういう記事をスルーしてしまう方が多いのが現実いです。
なので、「母乳育児は特別な方しか出来ない絵空事。」のように思っておられる方が後を絶たないのですね。
そんなことないのにね。
妊娠中にこのブログに辿り着いた方、ラッキーです。
あなたが母乳育児に成功するための方法がそこいらじゅうに散りばめられていますよ。
あなたが本当に知りたかったことがザクザク出てくること請け合いです。
コメント
1 ■無題
出産して退院してからこのブログを知りましたが、妊娠中に見つけたかったです( p_q)
今母乳育児に悩んでる人には、必ず薦めています
まみ 2009-10-14 13:42:42
2 ■いつもありがとうございます!
いつもためになる記事をありがとうございます♪
4ヶ月になったばかりの娘は現在8350グラムのオデブちゃん!(°□°;)
同居中の義母に「足りてないんじゃない?ミルク足しなさいよ」などと散々追い詰められ、母乳不足ではなく『母乳不足感』によってミルクを足してしまった結果です(>_<)
赤ちゃんのママはあたしなんだからあたしが頑張らないと!と、吸わせつづけた結果…いまは完母です(*^o^*)
このブログにもっと早くに出会いたかったです(>_<)
今では母乳育児を頑張ってるママ友に薦めまくってます(笑)
えみにゃんことあやにゃんこ 2009-10-14 19:43:59
3 ■無題
SOLANINさん、初めまして!いつも楽しく、読ませて頂いています。私は、現在22週の妊婦ですが、妊娠中にSOLANINさんのブログを知ることができ、おっしゃる通り、本当にラッキーでした☆
まだブログを知る前で、知識がない時に母子別室の病院に決めてしまったので、その点は非常に悔いが残りますが…。
でも、おっぱいの素晴らしさがよくわかり、今は完母目指して頑張ろう!と思っています。
ご多忙の日々だと思いますが、お身体には気をつけて下さいね。これからも、たくさん勉強させて下さい。楽しみにしています(^^)
まろろ 2009-10-14 22:51:46
4 ■無題
#母乳をあげているお母さんに負けないくらい意識しながらスキンシップを図り“ミルクと言う名のおっぱい”をあげているのだという気概を持ってほしいのです。
これはこれから保育士になる人、保育士をしている人、赤ちゃんのお世話をするすべての人に伝えたいことです。
私は保育園に就職したころ、今から28年前は人手がなく、少し大きくなった赤ちゃんは寝かせて、一人で同時に2人飲ませるなんてことをしていました。
離乳食と授乳の時間に余分に人をいれ、一人一人授乳できる体制を後に作りました。
補助金増額のための署名運動、自治体への交渉などが必要でした。
今は哺乳瓶での授乳をやめるまで、私たちは必ずしっかりと赤ちゃんを抱っこして飲ませています。あたりまえのことですが。
時々わが子を抱かずにミルクを飲ませているママを見かけます。「抱っこで飲ませてね」と言わずにおれません。
フェアリーママ@大下ユリ子 2009-10-14 23:41:15
5 ■おかげさまで
いつも楽しく読ませていただいています救急ナースです。
先日無事に出産し、退院してきたばかりです。
産後に湧き上がってきたおっぱいに関する悩みや疑問は、すべてこちらのblogで得た知識で解決することができました。
お恥ずかしい話ですが、私の出産した職場の病院では助産師によっておっぱいに関する知識もばらばらで、私がSOLANINさんのblogに出逢っていなかったら医療者でもかなり惑わされていたと思います。
同じ質問を投げかけても、人によって答えが異なり、一体どれを信じればいいのかわからなくなりそうなとき、過去にこちらで得た知識を思い返すことで「これで大丈夫だ」という自信と安心感をえることができました。
産後間もない夜中、子どもにおっぱいをふくませながら、いったい何度「SOLANINさん、ありがとう」と思ったことか。
おかげさまで母乳育児のスタートは無事にクリアできた模様です。
これからもためになる記事を楽しみにしています。
あゆみ 2009-10-15 00:36:57
6 ■Re:無題
>まみさん
どこからでも気軽に読んでいただけます。
今からでも遅くないので、育児の合間に読んでやってくださいね。
SOLANIN 2009-10-15 10:58:10
7 ■Re:いつもありがとうございます!
>えみにゃんことあやにゃんこさん
勧めまくっていただいて有難うございます。
目からウロコがボロボロ落ちまくる際凶母乳外来をどうぞよろしく!
SOLANIN 2009-10-15 11:00:05
8 ■Re:無題
>まろろさん
嬉しいコメントです。
22週なら折り返し地点に入られたのですね。
おなかの赤ちゃんにいっぱいお話してあげてくださいね。
SOLANIN 2009-10-15 11:02:23
9 ■Re:無題
>フェアリーママ@大下ユリ子さん
そうでした。
ユリ子さんは保育士さんでもあったのですね。
こんなに行政にまで熱心に働きかけてくださる保育士さんがおられる街は幸いですね。
このコメントを読まれて、「こういう保育士さんのおられる園に赤ちゃんをお世話になれたら。」と感じたお母さんは多いと思います。
お母さんの目の届かない時間だからこそ、お母さんに代わって子どもを慈しんでくださる方の存在は、尊いと思いました。
私が仕事に復帰できたのは、保育士さんのおかげです。
SOLANIN 2009-10-15 11:09:31
10 ■Re:おかげさまで
>あゆみさん
遅れましたがご出産おめでとうございます。
おっぱいに関する疑問、助産師によって異なる答えに戸惑われること、同じ同業者として申し訳なく思います。
それもこれも、助産師教育が分娩介助教育に偏重しているからなんですね。
そりゃあ、分娩介助は大事です。
仕事の根幹です。
10例の産婦さんのお産につかせていただき、直接介助(つまり、赤ちゃんを取り上げるということ)が必要です。
でも、その先にあるものが教育されてないのですね。
困ったことです。
SOLANIN 2009-10-15 11:48:50
11 ■無題
産後2~3ヶ月程でたまたまこちらを見つけましたが、本当にいつも陰ながらお世話になっていました☆
こちらに出会えていなかったら、私の持っている育児雑誌と保健センターでの対応を鵜呑みにしていたと思い、考えただけでゾッとします(^_^;)
検診で10ヶ月卒乳が当たり前のように言われた時も、
「あ~そうですか」
と受け流して、惑わされず自然卒乳を目指す事ができましたし、
授乳回数等不安な事もこちらで解消できましたo(^-^)o
改めてありがとうございます。
ゆり 2009-10-15 22:51:58
12 ■Re:無題
>ゆりさん
母乳育児をしていくうえで、少しでもお母さんのお役に立ちたいと思っています。
ゆりさんに対してこのブログがそういう意味でお役に立てて光栄です。
SOLANIN 2009-10-16 00:21:45
« 乳腺炎になり易いのは右側?左側? | トップページ | 妊娠中の乳頭・乳輪ケアは何としてでも行ってくださいね! »
「 ★おっぱいに関する私見」カテゴリの記事
- 完母であることが当然過ぎて。(2012.08.12)
- SOLANINの閃きから生まれた工夫型ハードタイプ乳頭保護器!(2012.03.29)
- 真空パックにご用心!(2012.01.04)
- 哺乳瓶哺乳がNGな赤ちゃんを預ける時は?(2009.07.25)
- 乳頭保護器というもの(2009.07.15)