おっぱいとお薬/その25『柴苓湯』
(注)最強母乳外来・フェニックスにて「おっぱいとお薬その25『柴苓湯®』(改訂版)」公開中です。
最新の内容は、上記でご確認ください。
以下、過去記事。
『柴苓湯』は“さいれいとう”と読みます。
産後に処方してもらうことがあるとしたら、助産師サイドから、褥婦さんの乳輪の浮腫みが酷く、先搾りの際に痛みがあったり、上手く搾乳出来ない時、乳頭・乳輪はもとより乳房がパンパンなのにおっぱいが湧き出すまでに時間がかかる時(冷え性や肩凝りのある方は浮腫みが増強することが経験的に分かっていますので。)つまり強度のうっ積とうっ滞が一緒くたの状態の際に産婦人科のドクターに処方の依頼をするといいでしょう。
だいたい、3包/分3×1日分で事足ります。
このお薬は短期間での効果が大きいので上記の理由からの適応としては、漫然と内服し続けることの必要性はありません。
っていうか、漫然と内服すると、おっぱいがぺしゃんこになってしまいます。
分泌自体がガーンと減少することがあります。
内服1回毎に助産師に乳房の状態をチェックしてもらった方がいいですね。(どこでストップするか見極めてもらうために。)
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