おっぱいとお薬/その24『当帰芍薬散』
(注)最強母乳外来・フェニックスにて「おっぱいとお薬その24『当帰芍薬散®』(改訂版)」公開中です。
最新の内容は、上記でご確認ください。
以下、過去記事。
『当帰芍薬散』は“とうききしゃくやくさん”と読みます。
これは漢方の一種ですね。
婦人科領域でしばしば処方されるお薬のひとつです。
ご相談のあった方は、カンジダになられ、塗り薬・膣錠だけでは治りきらなかったとかで、このお薬を処方されたとか。
比較的体力のない、貧血気味で冷え性の方の体質改善を目的としたお薬です。
(ちなみに、比較的体力のある、冷え性の方は『桂枝ぶく苓丸』を処方されます。
ご存じのように、カンジダは抵抗力が低下している時や抗生剤を連用している時に酷くなり易いのです。
塗り薬や膣錠と併せて処方されることもあります。
それでも、授乳中に使用されても大丈夫です。
早く良くなりますように。
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