へんてこりんな保健指導4
(注)最強母乳外来・フェニックスにて「へんてこりんな保健指導4(改訂版)」公開中です。
最新の内容は上記でご確認ください。
以下、過去記事。
新生児家庭訪問という事業があり、2500g以上の正常新生児は市区町村の保健センターの保健師さんや助産師が育児支援で家庭訪問されています。
無料で利用できる制度なので、良いことだと思います。
かつて私も自分の職業は伏せて長男と次男の出産後に家庭訪問を依頼したことがあります。
保健師さんの保健指導ってどんなだろう?って興味があったのと、義母に最近の子育ての常識を知ってほしかったから。(←これは長男の時)
私を担当してくれた保健師さんは年配の方でしたが、高飛車でなかったし、言葉も丁寧で分かりやすいし、来ていただいて勉強になりました。
でもここ2年くらい前まで、SOLANINの住むまちで家庭訪問を担当していた方はかなり問題が多い方でした。
今でも担当は替わっていませんが複数回の医療者向けの母乳育児支援の勉強会を通して少しは変化がありましたので、マシになってきましたが。
かつてどんな問題かと言いますと、『明らかにミルクの補足を必要としている他院出産の新生児がいて、その時点で500ml/日の多量のミルクを補足している状態だったのに、お母さんに対し碌におっぱいの分泌も見ていないのにも拘わらず、(私が診させてもらった時は直母量測定したら8gで、ジワジワと滲むくらいでした。)「今日からミルクは200mlに減量して直母を頑張るように。」と指導されその2日後に赤ちゃんが脱水で熱発して休日に緊急入院となった1例』がありました。
後日話を聞いて私はぶっ飛びそうなくらいびっくりしました。
一歩間違えば人命に関わることですよ。
母乳育児を推進するなら訪問先の母子のおっぱいの分泌と摂取を見極めるのが最低限必要だと思いますが。
こんなことが罷り通るのは間違っています。
コメント
1 ■ガッカリでした…
私のところに来た保健師さんは、ベビの体重を測って、カラダを一通り見ただけでした。おっぱいのあげ方(ポジショニング)や飲み残しがないかとか見て欲しかったのに…。
あ(≧ω≦)お 2009-09-10 23:56:17
2 ■Re:ガッカリでした…
>あ(≧ω≦)おさん
家庭訪問は訓練された助産師にしてもらいたいですね。
SOLANIN 2009-09-11 01:00:51
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