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2009年9月16日 (水)

おっぱいとお薬/その17『フロリードゲル』

(注)最強母乳外来・フェニックスにて「おっぱいとお薬その17『フロリードゲル®』(改訂版)」公開中です。
最新の内容は、上記でご確認ください。

以下、過去記事。

『フロリードゲル』という名前からわかると思いますが、これは塗り薬です。
どんな時に使用するのかと申しますと、赤ちゃんの鵞口瘡の時に処方されます。

つまりこのお薬は赤ちゃんの口腔粘膜に塗布するものですから、お薬の安全性云々については心配ありません。
大昔はピオクタニンという紫色の液体のお薬を塗布しましたし、ちょっと前まではファンギゾンというお薬も結構処方されましたが、『フロリーードゲル』の方が効きが良いような印象があります。

お母さんも恐らく乳頭・乳輪鵞口瘡(=乳頭・乳輪カンジダともいう。)に罹っている可能性大ですから、産婦人科で処方を受けられるのをお勧めします。
『フロリーードゲル』を塗布するという緊急避難的な使用法もあるかもしれませんが、なにぶんゲルなのでべちゃつきます。
やはり別に処方を受けられる方が望ましいと思います。

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