出産後2~3日間はおっぱいは少ししか出ません。
いまだに赤ちゃんを生みさえすれば、蛇口をひねって水が出るようにおっぱいが分泌して、なおかつ赤ちゃんが勝手におっぱいを飲んでくれると思い込んでおられる妊婦さんがおられ、少々アタマが痛い今日この頃です。(苦笑)
そういう方に限って、マタニティークラスを受講されず、妊娠中のお手入れもされず
ジャブジャブ出てこないおっぱいにショックを受け、自分は母親失格かと嘆く方もおられます。(涙)
おっぱいは簡単に勝手に出るものではありません。
お母さんと赤ちゃんが共同作業で出していくものなんです。
この時期にたたみかけるようにして頻回におっぱいを飲ませてあげることは、おっぱいの生産量を増やしていき、出していくためのホルモンの分泌を高めます。
つまり、母乳育児を成功させるための大きな鍵が頻回直母なんです。
これは間違いありません。
産後2~3日間は充分に分泌しないおっぱいを待って、赤ちゃんは手持ちのお弁当・水筒(=栄養分・水分)を活用しつつ、健気に凌いでいるのです。
強いて気をつけることがあるとすれば、効果的な吸着(=ラッチオン)が出来ているかどうか、今のポジショニングが合っているかどうか、必ず助産師にチェックしてもらってくださいね。
« 離乳食の食材に粉ミルクを使用することは混合栄養? | トップページ | お出かけに備えて普段からミルクに慣らす? »
「 ★妊婦さんから読んでね」カテゴリの記事
- 妊娠と授乳の両立について、問題ないと言える根拠。(2010.09.09)
- 2週間健診のもう一つの意味とは?(2011.08.07)
- 微弱陣痛は大変です!その4(2012.05.01)
- 微弱陣痛は大変です!その3(2012.04.24)
- 上の子が僻まないようにという配慮。(2011.04.29)