無料ブログはココログ

« お母さんが新型インフルエンザに罹ってしまったら? | トップページ | おっぱいの分泌低下による体重増加度の減少の原因2 »

2009年8月27日 (木)

おっぱいとお薬/その14『苓桂朮甘湯』

(注)最強母乳外来・フェニックスにて「おっぱいとお薬その14『苓桂朮甘湯®』(改訂版)」公開中です。
最新の内容は、上記をご確認ください。

以下、過去記事。

お久しぶりな“おっぱいとお薬”です。
“その13”を書いたのが7月9日だったかな。

さてこの文字一発で読めるのは、薬剤師さんくらいかなぁ?
(ちなみに私は読めませんでした。てへっ。)
変換するのに文字が見つからなくって大変でした。(汗)
読み方は「りょうけいじゅつかんとう」です。

画面の向こうで「あたしは関係ないよ。」とは言わないでください。
関係なければどんなにいいかということ、ありますよね?

突発性難聴って聞いたことがありますか?
大変な病気です。
初回で急性期ならば、ステロイドの点滴をされることになるのが、ポピュラーな治療法と言われています。
この場合、お母さんのカラダに取り込むステロイドが大量なのでその期間は搾乳して捨てなくてはならないようです。
3日間はステロイドの点滴をされることになるでしょう。
突発性難聴になるのは上手くいけばその時だけの1回こっきりになることもありますが、再発することも可能性としてはあります。
もちろん、再発の場合もステロイドの点滴や内服(プレドニンという名前のお薬)をすることもあるのでしょうが、搾乳して捨てるのはどうか・・・という時と症状が初回よりも軽い場合はこの「りょうけいじゅつかんとう」を処方されることがあります。
元々はめまい、耳鳴りなどに効を奏するお薬ですが、突発性難聴で授乳中のお母さんが内服されても赤ちゃんへの影響を心配しなくていいだけです。

あと、私は専門外なので詳細は分かりませんが鍼灸も効果があるそうですね。

 

コメント

1 ■無題
突発性難聴、私は4回なりました。
3回目が三年前の息子出産後…
処方された薬がイソバイドという薬で、授乳の安全性がわかっていないということで、1ヵ月弱飲み続けることになり、母乳育児を諦めました(>_<)
程度としては軽い方だったようなので、ここで紹介されてる薬だったらよかったのに…なんて思っちゃいました(^_^;)
ちはな 2009-08-27 09:05:34

2 ■Re:無題
>ちはなさん
辛かったでしょう。
お察しします。
病状に見合ったお薬の処方だったと信じていますがが、他科のドクターはどうしてもうちょっと赤ちゃんとお母さんのことを考えてくれないのでしょうかねぇ。
もしくは薬剤師さんがしっかりしてるか勉強熱心な方だったら何とかなりますのに。
選択肢はあると思いますが、残念です。
SOLANIN 2009-08-29 00:26:14

« お母さんが新型インフルエンザに罹ってしまったら? | トップページ | おっぱいの分泌低下による体重増加度の減少の原因2 »

★おっぱいとお薬」カテゴリの記事