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2009年7月20日 (月)

先天性胆道閉鎖症の赤ちゃんのうんち

先天性胆道閉鎖症という赤ちゃんの病気があります。
この病気の治療のためには、昔は海外で死体肝移植を受けなくてはなりませんでした。
是非はともかく、十数年前から国内では主に大学病院等で近親者間の生体肝移植が主流になっています。

この病気の鑑別方法は、「うんちの色」です。
あかちゃんのうんちの写真を見たことのあるお母さんは少なくないと思いますが、この病気の赤ちゃんのうんちは、白色便とよばれます。
丁度、練乳色か象牙色とでもいいましょうか、とにかく全体が白色なんですね。
出生間もなく発見される場合は、丁度胎便が出終わり、乳便に移行する頃から何となく怪しいうんちが出るのですが、そういう場合ばかりでなく1ヶ月健診の頃から、徐々に白色便に変わってくることもあるそうです。

これはウコン色の水様便に白い粒々が混じるのとは全く異なります。
3000人に1人の病気ともいわれますが、大当たりを見逃しては大変です。
小児科受診された時、口で説明しただけでは小児科のドクターも???なことがあるかと思われます。
おかしいな?の場合はデジカメ撮影して、写真判定をしてもらうか、現物を見てもらうのがいいと思います。

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