新生児期の体重増加はいまいちだったけど・・・
ものの本には「新生児期が乳児期のうちで一番体重増加度が大きい。」と判で押したように記載されています。
しかし、臨床的に診ておりますと、新生児期の体重増加度はいまいちだったけど、その翌月の方がグ~ンと増えてくる赤ちゃんも相当数おられます。
どちらかというと、体格の小さめな赤ちゃん、女の子、早産の赤ちゃん、出生時に呼吸障害や細菌感染等があり、小児科入院になった赤ちゃん、眠りがちな赤ちゃんなどによく見られる傾向にあります。
新生児期に体重増加度が少なめでも、原因と対策がはっきりしていれば、改善は充分可能です。
分かっていなければ、そのまま漫然と経過するから、真正の発育不良となりますから、必ず原因と対策ははっきりさせましょう。
母乳育児を体重増加度だけで諦めないでね。
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