幼児が空腹感を持たないことの弊害
(注)最強母乳外来・フェニックスにて「幼児が空腹感を持たないことの弊害。(改訂版)」公開中です。
最新の内容は上記でご確認ください。
以下、過去記事。
空腹感を持たない状態とはどういうことでしょうか。
それは、ダラダラと糖分を摂っているということからきます。
つまり、糖分を含む飲み物(ジュース類やスポーツドリンク、乳酸菌飲料など)やお菓子をいつでも好きなだけ飲みかつ食べる状態です。
おなかが空いていないのに、惰性で口に入れているのです。
ヒトはおなかが空いていないのに、食べると、あまり噛もうとしなくなります。
噛むことが少なくなると、口腔機能の発達が妨げられます。
ダラダラ食いは、歯の脱灰が助長されます。
歯の再石灰化には、脱灰の2倍の時間がかかると言われています。
乳歯のエナメル質の厚みは永久歯の1/2ですし、その段階に達するまでに、2~3年かかることは、読者のみなさんはよくご存じですよね?
つまるところ、ダラダラ食いは歯の『溶けホーダイ・ダブル』って感じなんですね。
あちゃ~。
この間、仕事帰り(もちろん夕方)の道端で、袋入りスナック菓子を持って歩きながら食べている推定年齢2歳児を見たものですから・・・
お~い。
保護者出てこ~い。
コメント
1 ■確かに問題ですね
糖分のとりすぎは歯に悪いだけでなく、内臓の発育にも悪いと考えてます。大人も子供も糖分とりすぎと感じるこの頃。
まずは自分自身が気をつけています(^-^)
おのでら 2009-07-24 07:56:31
2 ■Re:確かに問題ですね
>おのでらさん
おのでらさんにご賛同いただけると、何だか張り合いが出ます。
SOLANIN 2009-07-24 23:57:11
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