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2009年6月30日 (火)

舌小帯短縮症の赤ちゃんかどうかの目星の付け方

これは統計を取っているわけではないから、あくまで私が日々の仕事の中で気が付いたことであることを先にお断りしておきます。

舌小帯短縮症(長いので以下Sとします。)の赤ちゃんは臨床的には5~6人に1人の割合で出現すると言われています。
程度の差はありますが、結構ポピュラーなんですね。
遺伝的要素も影響していると言われています。

Sの赤ちゃんは胎児期にエコーで診てもらっても、お顔をまともに見せてくれないことが、殆んどです。
手が顔の前にきて、隠している感じです。
よく、赤ちゃんはおなかの中にいる時から、おっぱいを吸う練習をするために、手を口に近づけて吸っているのだと言われます。
実際、手に吸いダコが出来て生まれてくる赤ちゃんさえおられますからあながち嘘ではないということでしょう。

生まれてからSが判明すると、直母困難になる場合もあり、見逃すことは出来ません。
直母の度に毎回べったり介助では、する方もされる方も大変です。
それでも大きなお口を開けて、舌を下顎ラインよりも前に出せば、吸啜出来ます。
それを胎児期に教えるのです。
呪文のように言い続けます。
効果あるようですよ。

コメント

1 ■私は
多分それです。
なので、生まれてから舌小帯を切ったそうです。
最近は切ることは無いんですか?
不便なのは、子供をあやす時に
べろを鳴らすことが出来ないくらいだけです☆
ひろ 2009-06-30 12:28:26 

2 ■Re:私は
>ひろさん
そうですね。
小児科学会が基本的に手術をしない方向での声明を出してから、少なくなってきています。
でも、必要な赤ちゃんは存在しているという印象を抱いています。
SOLANIN 2009-06-30 23:09:30 

3 ■私は・・・
はじめまして!
2歳8ヶ月の娘を育てています。
愛娘は現役おっぱい星人ですo(^-^)o
私は最近重度の舌癒着症という事が判明しました。
舌小帯短縮症とは、違いますが・・・。
赤ちゃんの時からおっぱいを上手く飲めずミルクも飲まず、ご飯も食べず、保健所の検診で体重が足りない為栄養失調と言われ、反対咬合で歯並びが悪く長期間歯科通いをしたり、で母は結構苦労したようです。
私自身も上手く息を吸う事が出来ず、常に酸素不足のような感じです。
低体温で冷え性で運動が苦手です。
健康に気をつけているのに、どうして・・・
と、ずっと悩んでいたのですが、O式の助産師さんの紹介で診察していただいた結果、娘が中程度、私が重度の癒着がある事が判明しました。
症状がまさに私の状態に当てはまっていてびっくりしました。
と同時に手術をして少しでも呼吸と体質が改善出来ればと思っています。
手術が必要かどうかの見極めは難しいと思いますが、病院や助産院で出産後まもなく処置していただけると、赤ちゃんへの負担が
最小限ですむので一番良いのに・・・と思います。
成長すればするほど、肉体的にも精神的にも負担が増えて大変です。
舌癒着症に対する理解が世間に広がってくれることを願うばかりです。
長文失礼いたしました。
ゆなママ★ 2009-12-24 19:02:27 

4 ■Re:私は・・・
>ゆなママ★さん
長年の謎が解けたのですね。
重度の方ならやはりオペなのでしょうね。
大昔はインフォームドコンセントなんてなかったから、昭和ヒトケタの助産師は勝手にチョキチョキしてたらしいです。
イマドキそのノリでやっちゃうと傷害罪になります。
手術自体は赤ちゃんのうちにした方が負担は少ないのですが、せずに済むならしたくないのが小児科ドクターの本音いや方針なのでしょうね。
このオペに関してはまだ対応してくださるドクターは超少ないです。
SOLANIN 2009-12-25 01:09:20 

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