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2009年6月18日 (木)

哺乳ストライキ6

昨年12月に他院で出産されたお母さんのDさんがおよそ5ヶ月振りに★病院の母乳外来を再診されました。
前回は、マタニティーブルーで、殆ど育児放棄状態だった方です。

その後は母乳育児を頑張っておられましたが、身内の方の不幸や、お母さん自身がぎっくり腰、腱鞘炎になられ、現在も治療中とのこと。
旦那さんは帰宅が遅く、そのため赤ちゃんがお父さんに全く懐かず、抱っこもしてもらえないそうです。(抱っこしても号泣するので、結局お母さんが抱っこせざるを得ないのですね。)そのことを、保健センターの4か月健診でドクターに相談したら、「母子密着し過ぎだから、もっと赤ちゃんから離れなさい。」と言われるも、ご実家のおばあちゃんはお仕事をしておられるので、平日は連れていけない。
自分のこれまでの育児全般を全否定されたようで気分が落ち込み、どうにか毎日をやり過ごすので精いっぱいだったそうです。
それだけでも大変なのに、今度は赤ちゃんが尿路感染症になり、2週間近く入院となって、点滴の影響かおっぱいの飲み方が少なくなり乳腺炎になり、やっと治ったかと思ったら、ドクターから『赤ちゃんに心雑音が聞こえるから、退院後時期を見て検査が必要です。』と言われてまたまたショック。
それでも頑張らなくてはと思っていたが、とうとう赤ちゃんが哺乳ストライキになってしまったということでした。この他、うんちの性状、離乳食の勧め方についても相談したいとのことで受診されました。

ひとりで抱えるにはしんどすぎますね。
ここまで問題が山積しては・・・心が折れても仕方ない。
とにかくDさんのお話を聞き、ひとつづつ、どうしていくかを一緒に考えていかねばなりませんでした。
哺乳ストライキは内服薬(セフゾンドライシロップ細粒®という抗生物質)を全く飲み込んでくれないため、搾乳に混ぜて飲ませようとしたら、おっぱいそのものを飲んでくれなくなって焦っているとのことでした。

あ~これやっちゃ、ダメなんですよね。
ミルクだけ飲んでいる赤ちゃんでも、してはいけませんです。
まずは、赤ちゃんに謝って、赤ちゃんが寝ぼけている時におっぱいをあげることからはじめることに決めました。

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