重湯を飲んでくれない!
離乳食の開始時は何となく重湯からということが多いかと思います。
ですが、赤ちゃんはお母さんの乳頭・乳輪を歯茎でしごいて、舌を巻きつけておっぱいを飲みます。
ということは、その程度の硬さの食べ物は受け入れ可能ということですから、必ずしも重湯に拘らなくてもいいのではないかと考えられます。
美味しいおっぱいが欲しいだけ出てくるならば、離乳食にそっぽを向いていても異常ではないのです。
食べさせ方のテクニックは過去の記事を参考にしてほしいので、ここでは割愛しますが、たまに滑らかなものでないと口にしてくれない赤ちゃんもおられます。
そういう赤ちゃんにはやはり重湯を・・・ということになりますが、白米で作った重湯が苦手な赤ちゃんでしたら、玄米で作った重湯ならば食べる確率が高いのでお試しください。
簡単な調理法を書きますね。
《玄米の重湯》
①玄米は軽く洗い、油を引かずにフライパンで中火で10分間くらい炒ります。
②狐色になったら、玄米の6~7倍の水を加えて、とろ火で玄米粥を炊きます。
③これを裏ごしして、さらに粥の量の2~3倍の水で薄めてから2時間くらい炊きます。
・・・おっぱいの後にあげてください。
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