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2009年4月10日 (金)

有害な風習(国外編)

日本人には信じられないことですが、未だにいわゆる発展途上国とよばれる国々の多くでは初乳は赤ちゃんに有害であると伝えられてきています
初乳はその色目が黄色く粘りがあり、味も少ししょっぱいことから、「毒」が入っているとか、「膿」なので、バイ菌が含まれると実しやかに信じられています。(あげたら、赤ちゃんの健康が損なわれるというのが共通認識なんだそうです。)
なので、白くなるまで(=成乳になるまで)搾って捨てなければならないのです

過去の記事で母乳の免疫については何度か書いていますので、読まれた・知識のある方には信じられないと思います
何ちゅう勿体ないことしますねん
発展途上国では上下水道が整備されていないので、消毒してない器具を使い不衛生な水を使い、不適切な濃度の粉ミルクを与えることで、赤ちゃんは下痢で死んでしまうのが現実なんですね。
赤ちゃんにはおっぱいをというWHO/ユニセフの方針は先進国だけではなく、発展途上国にも言われていることなんです。
そして、このような有害な風習を改める教育も重要なお仕事なんですね。

コメント

1 ■☆
世界共通ではないんですね!ビックリ…
病院にユニセフのポスターが貼ってあって母乳特に初乳の大切さがアピールされてました。
その為なんですね^^
mi-um-iu 2009-04-10 11:08:20

2 ■Σ( ̄□ ̄;
知らんかったΣ( ̄□ ̄;
無知とはほんと怖いね。
ちゃんとした情報が世界に流れますように☆彡 (-人-)
kaoru35 2009-04-10 12:36:48

3 ■Re:☆
>mi-um-iuさん
発展途上国で、初乳が貰えないというのは痛いですからね。
即、命に直結してますからね。
正しい知識を持つことってどこでも大事なんですね。
SOLANIN 2009-04-10 19:54:19

4 ■Re:Σ( ̄□ ̄;
>kaoru35ちゃん
そうなんですね。
知らないって怖いよね。
先ほどお隣の韓国でも初乳はおなかを壊すからあげない地域があると聞いてまたびっくりでした。
SOLANIN 2009-04-10 19:56:47

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