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2009年4月27日 (月)

早産児にとってのおっぱいとは?

時々TVの特集でNICUが取り上げられることがありますね。
700g台の赤ちゃん、予定日の4ヶ月前に産まれた赤ちゃんなどを見ていると、心から『生きるんだよ!頑張れ。』という気持ちになります。

そんな小さな赤ちゃんに、おっぱいはどんな意味があるのでしょうか?
病状が許すならば、生後24時間以内におっぱいをあげることで、赤ちゃんの腸が萎縮するのが防げると言われています。
腸管内にビフィズス菌などの善玉菌のバリアを作ります。

早産児には成熟児とは異なる組成のおっぱいが、お母さんから分泌されます。
小さな赤ちゃんのお母さんのおっぱいには、感染予防に関する物質(ラクトフェリン、サイトカインなど)が産後間もなく~約7週は成熟児のお母さんのおっぱいよりも、1.5~2倍も多く含まれています。
また、大昔には「早産児には特殊なミルクを与えるべき」という考え方が主流でした。
しかし、今ではミルクよりもおっぱいをあげた方が神経発達が良いことが明らかになり、誰もそんなことは言わなくなりました。

コメント

1 ■感動
スゴイですねオッパイ!!
なんだか感動しましたo(;△;)o
パール 2009-04-28 10:00:48

2 ■Re:感動
>パールさん
小さい赤ちゃんのためにはそれ相応のおっぱいが出るなんてすごいことですよね。
SOLANIN 2009-04-29 00:09:53 

3 ■すごい!
はじめまして!
8ヶ月の早産で出産しました。
早く生まれた赤ちゃんって、普通に生まれた赤ちゃんより、母乳が必要なんですね。
出産前のハードな入院生活の末に、夜中の搾乳でへとへとでしたが、あのときにむち打ってくれた助産師さんに感謝です!
いつも読ませてもらっています。とても参考になり、ありがとうございます。
これからも、あまり無理しないよう頑張ってください!
りよ 2009-04-29 02:32:12

4 ■Re:すごい!
>りよさん
大変なご出産だったのですね。
いい助産師に出会われましたね。
SOLANIN 2009-04-30 00:50:30

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