この記事は近日中に書こうというテーマだったのですが、今日またまたまた、プチメをいただきましたので、
個人差があるものの、初産婦さんであっても遅くても3ヶ月頃には授乳間隔が3時間空いても大して乳房は張らなくなります。
常に乳房がパンパンに張り易かったお母さんにしてみたら「やっと、付き合いやすいおっぱいになったのかな!?」と、歓迎ムードでしょう。
でも、乳房がほどほどに張っていたお母さんにしてみたら「うわ~っどないしょ~?おっぱいが出なくなったのかな?もしかして、おっぱいの泉が枯れたのかな」と、焦る気持ちが出てきたりします。
特に赤ちゃんが引っ張ったり、グズグズ言いながら飲んだりするようになると、焦りのボルテージは募るばかりで、「いよいよ、ミルクを足さなくてはいけないのかな」という心境になったりして。
でも、そんな時はちょっと待って!!
お食事の摂り方・水分の摂り方には変化はなく、強いストレスにさらされた訳でもなく、赤ちゃんに合わせておっぱいをあげて、哺乳瓶でミルクをあげたのでもなく、赤ちゃんの体重は月齢相当の増え方をしているのであれば、おっぱいが足りないと考えるのは早計です。
ではどうしたらいいのか?
一番多いのは乳管が詰まっている場合。
これは開通マッサージをすれば改善します。
次が射し乳または湧き出す乳になったのに、溜め乳の飲ませ方をしている場合。
これは変化に応じた飲ませ方に変えていけばいいのです。
ヒトの乳房は張っていなくても吸われた刺激でおっぱいを造るプロラクチンというホルモンが出ることは、以前からの読者の方は過去の記事でアップしてますからご存知ですよね!?
つまり、吸われる刺激で、おっぱいが分泌するサイクルはおよそ3分&射して出る時間が30秒程度(=ゴクゴクと飲む時間)なので、それに合わせて左右を切り替えればいいのですね。
赤ちゃんがおめめぱっちりで、拳骨を握り締めガッツポーズで飲んでいるなら、おなかが空いて、たくさん飲みたい時。
それは、がっつりタイムなのね。
反対に、おめめトロトロで、手は緩んで、腕はだらりとして、休み休み吸っているなら、眠るためにお母さんのおっぱいを拝借しているだけの時。
それは、お楽しみタイムなのね。
お楽しみタイムにこまめに左右を切り替えて飲ませたら、どんどん湧いてくるから、赤ちゃんは睡魔が吹っ飛び、眠るタイミングを逃してしまいます。
反対に、がっつりタイムに10分サイクルとか添い乳では飲みたい量が出て来ないから、赤ちゃんはイライラして怒るんですね。
赤ちゃんの様子をよく見て、飲ませてあげましょうね。