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2009年3月21日 (土)

おなかの中にいた時のこと、憶えていますか?(長男編4)

・・・ということは生まれてからの記憶もあるのかなと思った私は長男(以下T1とします)に尋ねました。

S「新生児室に居た時のことで、何か憶えていることある」
・・・当時★病院は母子異室でした・・・
T1「あ〜。(と、顔をしかめて)薄い青い人が僕の足に注射して、凄く痛かった。何回も足に注射して、僕え〜んえ〜んって泣いたんや。お母さんは居らへんかった。」と言いました。
S「足ってどこらへんに注射したの」
T1「ここや(と、踵を指差し)」
S「踵に注射されたの注射って腕にするもんでしょ」
と、私はまたもカマをかけました。
T「お母さん、赤ちゃんは足に注射するの」
と、きっぱりと断言しました。
・・・T1は頭血腫ができていて、黄疸がキツく出そうな状態で、1日2回は採血をされていました。
光線療法するかどうかのギリギリラインでした
T1が言った”注射”というのは”採血”のことを意味すると思われます。
そして、一般的に黄疸値をチェックするための機械(=黄疸計)での計測値で、規定より高値だったら採血するのがフツーの段取りです。
薄い青い人というのは当時、採血のため来室した検査技師の着るガウンの色(=水色)しかありえません。
因みに採血部位は踵です
検査や処置の時間はガラス越しの面会NGでカーテンが閉められていました。
だから、祖父母や知人が面会に来てくれても採血シーンは見る機会がありません。
もちろん、それ以前に、私も採血のことなんて、T1に話をしていません。

どんな風に採血するかは、された赤ちゃんにしか分からないです。
それ以降私は、自分が赤ちゃんに採血しなくてはならない時は赤ちゃんに謝りまくっています。時々、赤ちゃんにガン見されながら・・・

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