赤ちゃんがお母さんから貰う免疫について★胎盤由来
昨日は尻切れトンボな文章で、先程加筆しました。
失礼いたしました。
そのすぐ後、この記事を書いています。
予定通り(? )隣町の実家まで車を走らせ、実家のパソコンを借りています。
やっぱり、パソコンは使いやすいです 。
さて、今日は免疫の話ですが、一般的に生まれてから半年くらいは免疫が残っているから、赤ちゃんは感染る病気になりにくいと言われます。
それは、 胎盤免疫抗体(IgG) といいます。
おおよそ、生後半年でこの免疫は切れます。
例えば水疱瘡という病気を例に挙げてみましょう。
以前、お母さんが水疱瘡に罹られ、抗体ができたとします。(フツーはできます。)
そうすると、その抗体は妊娠中に、胎盤?臍帯?赤ちゃんという経路で移行するのですね。
確かに、臨床的にも生後半年以内に水疱瘡に罹る赤ちゃんは滅多に出会いません。
但し、お母さんが水疱瘡に罹っていない、もしくは予防注射を受けたものの、免疫が付かなかったか、消えてしまった場合は当然、赤ちゃんは免疫を貰えません。
なので、『私、免疫ないかも・・・?』という病気については要注意ですね。
麻疹、風疹、おたふくかぜ・・・も然りです。
コメント
1 ■( ̄◇ ̄;)
先月、お兄ちゃんが保育園から水疱瘡をもらって来てそれから十日後見事にまだ5か月のねねちゃまにも、うつってましたΣ( ̄□ ̄;
っていうことはあたしは水疱瘡になってないのかしら?( ・◇・)?(・◇・ )
なってると思い込んでたんだが( ̄◇ ̄;)
kaoru35 2009-03-08 13:48:52
2 ■カオルちゃんへ
水疱瘡などの抗体価は免疫を獲得しても、常にある一定の値という訳ではではありません。
水疱瘡の方と接触すれば抗体価は上がり、そうでなければ下がります。
カオルちゃんが罹っていないか、罹っていても、それ以降キレイなトコロで過していて、抗体が発動する機会がなくて、抗体価がなくなってしまったか・・・とも考えられます。
因みに、水疱瘡のワクチンで免疫が付く確率は90%程度と言われています。
SOLANIN 2009-03-08 15:37:37
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