搾乳の活用方法!
完母、直母で育てているお母さんからしばしば受ける苦情に「ミルクを受けつけないから、美容院にも行けない」とか「哺乳瓶が嫌いだから、搾乳をあげようにも方法がないので困るんです」というものがあります。
しかし、曲がりなりにもおっぱいが出ているお母さんなら搾乳はできると思います。
そりゃ、がぶ飲みの直後に100mlは搾れませんよ。
でも、たまたま授乳間隔が空けば次のおっぱいの前に10〜20mlくらいなら搾れるのではありませんか?
「10〜20mlでは到底、量として足りない」って?
もちろん、そんなこと分かってますよ。
ぢゃあ、どうするのか?
★搾乳は冷蔵庫に入れたら24時間品質保持できます。
そこで、1日のうち何度か前搾りしたおっぱいをストックするのです。
それを冷凍母乳の専用バッグに入れて冷凍庫で保管します。
お家の冷凍庫でも冷凍母乳はゆうに1ヶ月は品質保持できます。
1ヶ月以内なら時間やひにちの違うおっぱいを合体させても大丈夫なんです。
★哺乳瓶に拘らなくても、赤ちゃんは新生児のうちから小さいカップやスプーンからでも搾乳を飲んでくれます。
カップやスプーンは乳頭混乱を引き起こしません。
直母ならば1回の授乳にフツーで20〜30分はかかるのですから、そもそも哺乳瓶でチャッチャと早飲みさせようって発想に無理があるんです。
かったるいくらいで丁度なんです。
注意事項その1・・・赤ちゃんの味覚の特性として、温かいものを美味しく感じます。逆に冷たいもの=不味いものなんです。
ですから、「今日は暑いから《ひや》で飲んでみようね」と言っても飲んでくれないと思います。必ず、湯煎してから飲ませてあげてね。
また、おっぱいの免疫物質が壊れるから、電子レンジで解凍するのだけはお止めくださいませ。
注意事項その2・・・探せば赤ちゃん連れ、途中授乳OKの美容院はあります。
普段の美容院と違っても、おっぱいに配慮してくれる、お母さんと赤ちゃんにやさしい美容院はありますから、口コミ情報・アンテナを高くして、有益な情報をキャッチしてね。SOLANINの住むまちは田舎ですが、そういう美容院は複数ありますよ