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2009年1月18日 (日)

糾励根(=きゅうれいこん)湿布!

まず最初に申したいのは「痛い乳房マッサージはしないでね」ということです。
助産師はパンパンのおっぱいで痛がっているお母さんを何とか助けてあげなくてはならない立場です。
もちろん、痛くない乳房マッサージのできる助産師はしてあげればいいのですが、そういう特殊技術を持たない助産師は何をすればいいのか?

簡単かつ効果的なのは、肩や背部のマッサージ、肩甲骨間と下腹部と仙骨周囲の持続的な温罨法、足浴などです。
(罨法や足浴は看護の基本技術ですから、実習生さんでもOKですね。)
ポイントは敢えておっぱいを触らず、周辺部位からアプローチするということです。

お食事の変更もいいです。
”全粥軟菜”とか”消化不良食”など、胃腸を労わるメニューはお勧めです。
(主治医の先生に食事変更の指示を出してもらうよう、頼みましょう。)

ちょっと手間ですが、効果絶大なのは、100年前からの伝統を誇る、霜鳥研究所の『糾励根』(きゅうれいこんと読みます)でお手製の湿布を作って貼付するのです。
店頭にはまずないので、お取り寄せです。
お値段は100gで1500円です。
実はSOLANINの勤務する病院では誰一人『糾励根』を知りませんでした。
なので、自腹で買ってきて、まず、師長さんと先生にみてもらい、許可を貰いました。
医薬品ですから、導入には、まずお薬取り扱いの権限のある先生に頼みましょう。
他の助産師には伝達講習をすればいいと思います。
”湿布○枚”という風にカルテに記載すれば、ちゃんとコスト請求できます。

<作り方と貼り方>
『糾励根』1に対して小麦粉4~5の割合で混ぜ、水でペースト状に溶いたモノを紙ガーゼなどに塗り伸ばし、皮膚に直に付かないようにもう1枚の紙ガーゼを当てて患部に貼付します。
固定はフツウの紙バンとかで十分です。
貼付したまま授乳できます。
4~6時間でパリパリに乾きますので、そうしたら更新してください。
勿体無いですが、一度貼付したものは廃棄します。
うっ積とうっ滞が一緒くたという、ややこしい状態でも貼付できます。
連続して2~3日貼り続けても大丈夫です。(乳頭・乳輪は避けてください。)
お母さんが入浴される時はその2時間前くらいには剥がしてもらってください。
入浴直前まで貼付していると、お湯がかかるとピリピリすることがあるからです。
入浴後に貼付する時は肌の火照りがおさまってからにします。
一日分くらいは作り置いても大丈夫ですが、保管はラップやビニール袋に密封して、冷中でお願いします。

コメント

1 ■私も知らなかったです。
私は助産師として働けたのが(免許取得後)2年くらいしかないので(その前は数年看護師として産科で働いていましたが)あまり乳房に関しても深く業務に従事しておらず、オッパイのケアとしては自分の授乳に関してのみ、ケアしていた感じです。
パンパンで痛い時は、吸ってもらいながらもう片方の乳を搾乳器で搾乳しています。
と言っても、今はもう、数時間以上溜めない限り、そんなに張る事もないですが・・・。
しかし、痛くない乳房マサージって、どうしたらいいんでしょう?
桶谷なんかは痛くないって聞きますが、実際手技を受けたことないし、わかりません。
りぃ 2009-01-18 17:48:12

2 ■コメント有難う
患者さんの意見ですが、めっちゃ酷い乳腺炎のときはO式でもS○C式でもT式でも痛いそうです。
こんなこと言ったらおこられちゃうかもしれませんが、O式免許皆伝者だから、神の手という訳とは限らないそうです。(実は私は最近までそう思っていましたが、そとみ先生に近しかった方から、そう伺いました。)
患者さんにとっては乳腺炎で痛いのに、それに加えてマッサージで痛ければ最悪です。
私自身は無印式です。
要は乳腺体そのものではなく、乳房基底部から触れば痛みはないんじゃないかなと日々実感しています。
SOLANIN 2009-01-18 19:56:05

3 ■こんにちは SOLANINさん
うちのクリニックでは、以前は里芋湿布、今はキャベツ湿布 活用しています
里芋湿布より簡単です
しんなりしたら 冷蔵庫で冷やせば何度か使えるし お値段もお手頃です
まぁぷぅー 2010-03-27 17:35:51

4 ■Re:こんにちは SOLANINさん
>まぁぷぅーさん
あ~、キャベツ湿布、いいですね。
お家に帰ったら、直ぐに活用してもらえますね。
ありがとうございます。
SOLANIN 2010-03-27 18:40:40

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